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書籍

星読みの乱文

古代の戦士の墓よ!
ついに!とうとう!
真の神は沈黙しない。
耳を傾けさえすれば、真の神は我々に歌いかける。

自分の研究は純粋な学問だと思っていた。
傲慢で愚かだった。
高く掲げられた死体のように、厳格な継承において、知識は知識に倣うという信念。
それが私を苦しめていた。
「死は避けられないものだ。だから死ぬことと生きることは区別できない」
と私は言っていた。
なんて間違っていたんだ。

どうして幾度も星を眺め、光ばかりを見てきたのか?
なんという興奮、自分の手に負えない!

真実を征服することなどできない。
真実が我々を征服する。
そしてついに、最期に役目を果たすことを学んだ。
知識の行き着くところにあるものは、知ることではなく、崇拝することだ。
ああ、偉大な戦士よ、あなたの足元にこの体を横たえさせたまえ。

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