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書籍

自由なアルゴニアンの宣言

おのれの運命の主人でいること、すなわち自分自身の望みに従って生きて死んでゆくことは、生きとし生けるものの権利であり義務である。奴隷制度は非道な重荷に縛られた人々からこの選択肢を奪い去り、彼らの意思決定能力を所有者に渡してしまう邪悪な所業である。

これは公正でも正当でもなく、場所や時を問わず、可能な限り激しく抵抗されるべきものである。何もせずに他者が奴隷にされていることを容認している者はみな、鞭を鳴らして服従を強いる者と同類である。

何世代にもわたって、ダークエルフは我々の種族を奴隷とし、中には孵化から墓場までエルフの支配を受けた者もいた。この期間、ノルドは我々を助けなかった。いわゆるパクトも過去の罪を償っていない。それどころか、もはや奴隷ではないのだから喜べと、我々は言われ続けてきた。

賠償など論外だと、我々は言われ続けてきた。だが一匹のグアルでさえ、長い間蹴られ続ければ噛みつくものだ。

我々の数世代に渡る苦しみに相応する補償を受けることについて、パクトが手助けせずとも、別の者達が手を差し伸べるであろう。ヴァラクンは主人のために力を探すだけでなく、彼らに仕える者に力を与える。彼らの予言を通じて、私は奴隷として死んでいった者達の仇を討つだろう。彼らを苦しめた者達をアンデッドの奴隷として呼び起こし、死したまま永遠に我がもとで働かせてやろう

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