クエスト名「古代の死体」
前日談
モーンホールドの魔術師ギルド
デシャーンのモーンホールドの魔術師ギルドにいるアイレンとサル・ゲーが時々話し始めます。
お前達〈ランドストライダー〉はみんなおかしい。バッカーラはその最たるものだ。たとえカジートだろうと、ドミニオンに忍び込むなんてどうかしている
あの知性過剰なファーボールを信用したことなどない。彼女がエルデンの木で見つかると思っているものとは、何なのだ?
ハーブ? 遺物? 見当もつかないね。彼女の遺体はギルドに引き渡してもらいたいもんだ
サル・ゲーと会話しましょう。
あのカジートは好きじゃなかったが、バッカーラは仲間ではあった。なぜヴァレンウッドのエルデンの木へ忍んで行ったのか、さっぱり分からない
アイレンと会話しましょう。
愚かなカジートめ! 我々が奴隷にしたのも納得がいく。バッカーラはヴァレンウッドを忍び歩いて、才能を無駄にする
クエスト手順
- バッカーラと話す
- 祭壇への道を切り開く
- 🆚アカッシュ・グラマル
- 🆚古代のスプリガン
- バッカーラが祭壇を無力化している
- 次の祭壇への道を切り開く
- 🆚チョークソーン
- バッカーラが祭壇を無力化している
- 最後の儀式の場への道を切り開く
- 🆚リーフシーザー
- 🆚ネネシュ・グロー・マル
- 🆚キャノンリーブ・オラネス
- バッカーラが儀式を妨害している
- バッカーラと話す
- 光と語る者についていき、エルデン洞穴から脱出する
- 光と語る者と話す
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スキルポイント+1
- 光の代弁者の最後の贈り物(軽装鎧 脚 光の代弁者セット)
物語内容
バッカーラと話す
ダンジョンに入口から少し進むと、サルモールの精鋭と司法高官が襲ってきます。
間違った場所に迷い込んだな
司法高官よ、戦闘準備だ! 生かして帰すな
キャノンリーブめ、オブリビオンに召されろ。これはやる価値があるはずだ
サルモール達を倒した後、探索を進めるとバッカーラとドレシアン・モントゥと光と語る者がポータルから現れます。
で、私たちには何があるの? サルモールの警備をすり抜けた者? うーん…
バッカーラと会話しましょう。
あなたはあいつらを出し抜いたか打ち負かしたのよね? でなければ、ここに立っているはずがない
バッカーラにその力を借してほしいの。この下に恐ろしい危険が待ち構えているのよ
ここで何が起きている?
アルトマーの政治家、キャノンリーブ・オラネスが洞穴の骨を掘り起こすためにウッドオークの傭兵達を雇ったの
キャノンリーブには何か狙いがある。彼女がそれ以上進める前に、私達が止める
何をしたら良い?
ウッドオークの傭兵達は発掘した骨を材料にした儀式の祭壇をこの洞窟内に建てた
祭壇の目的は分からないけど、それを無力化して中にいるオラネスを追う。彼女の獣達の相手をしてくれる?
協力する。道を切り開こう
さあ、行って。ウッドオークを排除するの。私たちもすぐに追いつき、キャノンリーブが一体何を計画しているのか確かめる
キャノンリーブは洞穴で何をしている?
バッカーラが解明しようとしてるのはそれよ
空に魔法のオーラを感じられる。五つ爪の魔法を
どうしてオーク達が立ちはだかる?
傭兵だから。キャノンリーブが傭兵の仕事に金を払っているの
彼らはサルモールの衛兵達の増援として動いている。私は魔術師達にキャノンリーブを攻撃してほしくない。政治的な影響が大き過ぎるの
キャノンリーブについて教えてくれ
以前オラネスはギルドの魔術師だった。何ヶ月も前のことよ
彼女は、アルトマーが魔法の面ですべての種族よりも優れていると信じていた。そう、世界の研究においても。彼女は面白いと思った。たとえ考えが客観的には間違っているとしても
なぜ彼女を疑っている?
キャノンリーブはアルトマーをアルドメリ・ドミニオンから撤退させようとして、声高に叫んでいた
公聴会でサルモールが彼女の提案に反対すると、彼女は帝国を自分で救うと誓ったの
それで彼女が不正していると疑った?
彼女は最近、魔術師ギルドの支部を数ヶ所訪れて、召喚とデイドラに関する高度な情報を求めていた。そして今度は、完全武装の衛兵達とともにやってきた
研究は何も悪くないけれど、彼女は何か目的がある。そうでしょ?
ドレシアン・モントゥと会話しましょう。
モントゥ
バッカーラは、オーク達と直接関わることを拒絶している
まずは彼らを倒し、他のことは後で整理することにしよう。だが彼女は、魔術師ギルドがキャノンリーブに手向かった場合、サルモールがどう反応するかを恐れているようだ。キャノンリーブは彼女自身で行動をしているにも関わらずだ
光を語る者と会話しましょう。
オーク達がどこかに行くよう、我らは見張り、待機し、祈るの
バッカーラには言わないで。でも、私たちは時間を無駄にしているような気がする
この場所について教えて欲しい
この洞窟は昔は大きな埋葬塚だった。グラーウッドの生き物は死期が訪れるとここにやって来たの。けれどそれから何百万回と月が昇ると、木の根が長く伸び、塚を覆った
キャノンリーブはここでアルトマーのために、一体何をしたんでしょうね?
祭壇への道を切り開く
探索を進めると、サルモールの司法高官とダークファーンの採掘者が話し始めます。
おお天の光よ、早くしてくれ! 骨を多く見つけるほど、ここから早く抜け出せる
あんたみたいな奴隷の御者と組まされるなんて運が悪すぎる。ほら、シャベルを持って手伝ってくれ
私はサルモールの司法高官だ。私は土仕事などしない、オークよ
探索を進めると、サルモールの司法高官が話し始めます。
司法高官
手を緩めるな! 失敗の屈辱は受けつけんぞ… キャノンリーブもな
探索を進めると、アカッシュ・グラマルが待ち構えています。
戦闘終了時の発言
グラマル
よく戦ったわ
アカッシュ・グラマルを倒した後、バッカーラ達がやって来て祭壇を無力化します。
こんな儀式の祭壇、見たこともない
さあ、バラバラにしよう
この祭壇を見れば、ここは祝いの儀式場とわかる。ウナギパイにかけて、まだあるはずだ
バッカーラと会話しましょう。
先に進みましょう。この祭壇のデザイン… 他の物の存在を示しているようね。おそらくこの先に、まだ他の祭壇が取り外されるのを待っていそう。でも、まだウッドオークが行く手を遮っている
先に行って。あなたが他の祭壇を見つけたら、私たちはすぐに駆けつける
なぜキャノンリーブがここに来る?
私もそれを考えてた。この儀式用祭壇の配置は私が見慣れているものではないの
でもこんなネクロポリスを使ってできる良い呪文は多くない。そうでしょ?
ドレシアン・モントゥと会話しましょう。
モントゥ
なんと珍しい儀式だ。似たようなものは今まで見たことがない。バッカーラは正しかったようだ。そしてキャノンリーブはただの政治家ではないようだ
この任務は無駄ではなかったようだな
光を語る者と会話しましょう。
ああ、母なる泥よ。キャノンリーブは、一体何を計画しているの?
ここの空気は、以前に感じたことのないような魔法のオーラをまとっている
次の祭壇への道を切り開く
探索を進めると、サルモールの司法高官が話し始めます。
司法高官
この進捗を見たら、オラネスは喜ぶはずよ
あなたたちオークは、土堀りが上手いのは認めるわ
ダークファーンの採掘者たちを倒した後、バッカーラ達がやって来て祭壇を無力化します。
モントゥ
なんてことだ… これは虐殺そのものだ!
さすがね。シチューを作りたかったら、魚を何匹かさばかなきゃならないだろ?
ほら来て! この祭壇を元に戻そう
この者は、まだ魔法の存在を感じる。他にも祭壇があるはずだ
バッカーラと会話しましょう。
2つの祭壇が破壊された。だけど、まだキャノンリーブの魔法を感じる。まだ祭壇が一つ残されているに違いない。探して。そうすればキャノンリーブ・オラネスを見つけられるでしょう
気をつけてね。この祭壇が何かを示すとしたら、彼女の力は大きく伸びるだろうってことよ
祭壇が何なのか分かった?
死霊術だと、ドレシアンは信じている。あのオラネスは、最近この地域で活動的な虫の教団の仲間かも知れない
まだ確信はできない。キャノンリーブに聞けばもっとよく分かるわ
光を語る者と会話しましょう。
これらの儀式用の祭壇は見慣れないものだわ。ドレシアンは、キャノンリーブが虫の教団の儀式の準備をしていると信じているの。死霊術か何かの儀式でしょうね
もしこれが真実なら、タムリエルは恐ろしい危険にさらされている。キャノンリーブと虫の教団への忠義が一緒になるなんて、何か酷いことが起ころうとしているに違いないわ
ドレシアン・モントゥと会話しましょう。
モントゥ
鮫の歯の一員に皆がなりたいようね? よろしい。この絵と洞窟の地図を持って行って。縄張りに印を付けるため、地図に示された地点に私たちの印を置くのよ。簡単でしょう?
ただ、掘り返さないで。ひどいわよ
この祭壇は確かに死霊術のものか?
モントゥ
そうに違いない。この場所を見てくれ
エルデン洞穴はケンタウロスとミノタウロスが何世代にも渡って安息の眠りについてきた場所だ。ここでアンデッドの軍隊が呼び起こされたら一体どうなるか…
最後の儀式の場への道を切り開く
探索を進めると、キャノンリーブ・オラネスが待ち構えています。
オラネス
私は止められない。王子が来ている。アルトマーの為に、この戦いを終わらせる軍と共に
戦闘終了時の発言
オラネス
死は… 終わりではない!
キャノンリーブ・オラネスを倒した後、バッカーラ達がやって来て祭壇を無力化しようとします。
オラネスは魂を完全に売り払ったわ。サルモールが聞いたら喜ばないでしょうね
バッカーラ、見て! 恐れてた通り、儀式が完了している。闇が近づいてきてるでしょう?
えぇ。オラネスがここに解放したものは彼女よりも強大かもしれない。用意をしておいて
モントゥ
今のは一体何だったんだ?
バッカーラ達は祭壇を無力化しようとしますが、祭壇の力に吹き飛ばされます。
バッカーラと会話しましょう。
オラネスは死んだ。儀式は破られた。だが、悪はまだここを混乱させている。闇が死の種から発芽し、大地の下から成長している
私たちは失敗した。闇が来ている。制御する者は誰もいない…
何かできることは?
バッカーラは考えてるの! 待って… あれを感じる?
何のことだ?
時間よ。急いで! 光と語る者についていくの!
この場所からの出口を開いてくれる
会話の後、祭壇から闇が広がり始めます。
全員外へ出て! オラネスに消されてしまう!
バッカーラ、何をしてるの? 行きましょう!
行かなければダメ! ギルドに警告して。タムリエルに警告して! 今すぐに! バッカーラはそう長くは耐えられない
モントゥ
助けてくれ! 誰か! なんてことだ。今日という日がこんな酷い終わりを迎えるとは!
バッカーラは闇の中に入っていき、ドレシアン・モントゥは広がる闇に飲み込まれます。
光と語る者の後を追って、ポータルに避難しましょう。
ポータルを抜けた後、光と語る者と会話しましょう。
ああ、卵に感謝するわ。生きていたのね。ドレシアンはいなくなってしまったのね
そこで何が起きた?
地鳴りを感じたのね。地面から湧き出る闇を見たわ。何だったのか教えて
分かっているのは、バッカーラが命を投げ出して救ってくれたことよ。彼女の犠牲を無駄にしないで
クエストを完了する。
一息ついたらすぐに上へ行って、魔術師ギルドに警告を伝えに行くわ。うう、何か酷いものが向かってきている…
何が起きた?
私に分かるのは、あの暗闇は死霊術のせいではないということだけ。けど、詳しく調べるために中に戻る危険は犯せないわ
私はバッカーラの最後の頼みを守る。魔術師ギルドに警告しなければ
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時間が最重要だ
魔闘士、 お前のところの兵士が階下に必要だ。ウッドオークはよく働くが、背中に鞭を入れればもっと早く終わらせられるだろう。時間が重要だということは分かっていると思う。あのうるさい魔術師のバッカーラが上の入口をまた見ていた。 残りの兵を滝の防衛においてくれ。誰かが来れば追い返せ。協力しなければ目にものを見せてやれ。ここのことが他に知られれば、全ドミニオンの未来が危うくなる。
アカッシュからのメモ
雇い主が9種類の野獣から9種類の骨をそれぞれの祭壇のために探している。 間違えるな。手を抜くな。 やったとしてもわかってしまう。そうなれば彼女は不機嫌になるだろう。オラネスが不機嫌になれば、私も不機嫌になる。 アカッシュ・グラマル
アカッシュへの手紙
親愛なるアカッシュ あなたとその部族は私の目標のためによく働いてくれた。ウッドオークでなければこれほど早く残りを掘り出せなかっただろう。もちろんアルトマーは別にしてだが、無知な彼らは私を助けるのではなく止めるだろう。 そしてあなたの祭壇は私の設計に完璧に合致している! これほどのパートナーは他にいない。ウッドオークがここまで素晴らしいパートナーになるとは、誰も思いつかないだろう。 渡した報酬が十分だといいのだが。いやそれより、我々の関係に満足してくれていると思いたい。私の人生で一番大事なこの件を通してあなたと組んだが、驚いたことに安堵を得られた。 これが終わり、タムリエルの戦が終わったら、共に新しい生活をはじめよう。私は新しいアルトメリ帝国の支配者となり、あなたはウッドオーク歩兵のリーダー、我らの使徒となれるだろう。
礼儀と作法: ウッドオーク1
礼儀と作法 第3巻: ウッドオーク、その1 エルデン洞穴 コリスター、賢者ソジャーナー著 オークはアルドメリの神トリニマクがデイドラ公ボエシアに食われた時に誕生したと言われている。神話の続きはこうだ。ボエシアはトリニマクの死体を排泄し、トリニマクを信奉していたアルドマーがその排泄物を自分自身に塗りつけてオークになった。恐らくこれは単なる神話だが、イメージは妥当だ。不快でばかばかしく、少し滑稽な、まるでオークそのものである。しばらくしてこの人々の一派がヴァレンウッドにやってきて、独自の文化を発展させていった。それがウッドオークである(オルシニウムオークに関しては、第2巻参照のこと)。 オークは一般的にエルフにはつき合いづらい相手だが、このウッドオークは身体的にはウッドエルフの近縁であるボズマーと同様である。ウッドオークはボズマーよりも不作法で意地が悪いが、同じやり方で対応すべきである。忍耐と導きと注意深い目をもって、だ。アルトマ―の適切な導き手がいなければ、どちらの種族も自己破壊的で無秩序な、周囲の文化的な人々すべてにとって不都合で危険な野蛮人となる可能性がある。 それでは、アルトマ―はウッドオークにどう対処すべきだろうか? まず、オークの尊敬を得ること。北方のオークであるオルシニウム(よりオークらしいオーク)と同様、ウッドオークは身体的な強さを賛美するが、それに加えて敏捷性、すなわちスピードや地理学的な知識も(同様に戦術的知識も)高く評価する。この分野での能力を示してみせれば、オークからしぶしぶながらの賞賛を受けられるだろう。 会話を始めるいくつかの方法をここに紹介しよう(尊敬の証として、自己紹介するか、少なくともまず目を合わせるようにすること)。 1. 武器を使わない戦いを仕掛けてウッドオークを従わせる。ウッドオークは殴り合いを楽しむ。 2. ウッドオークと一緒に歩くことがあったら、先を歩き続けるように。こうすることで徒競走をリードすることになる。競争に勝ち、ウッドオークの賞賛を勝ち取るのだ。 3. 大きな岩、つまり体と同じかもっと大きな岩を見つけて見えるように叩きつける。必要なら力の魔法を使っておくように。ただしウッドオークに知られないようにすること。 これが活発な子供の一団に自分を印象づけるようなものだと思うのであれば、それはさほど大間違いというわけではない。上記の方法には注意が必要だ。予測可能であるかも知れないが、ウッドオーク達はそれぞれ異なる個人なので、相手に合わせた即興の機転が必要になる。 さらに、アルトマ―がウッドオークとやり取りをする時にすべきでないことをここにいくつか挙げておこう。 1. 魔法の能力をひけらかすこと。優れた魔法を見せることが生涯にわたる熱意と最高の技の卓越性を示すことだとアルトマ―は知っているが、オークは総じて魔法に対して文化的に不信感を抱いている。無知ではあっても、オーク達は魔法の基本的な働きがオーク達を抑圧し、使うことによって束縛することであると信じている。 2. 戦いに火をつけるつもりがないのであれば、ウッドオークの領域で木々の間に隠れてはならない。開けたところを歩くように。ボズマーはもう知っていることだが、ウッドオークは森に潜む者達に対して親切に接することはない。それは悪意ある卑怯な秘密の行為に等しい。 第2部ではウッドオークと会話する時に生じてくるかも知れない特別な障害を説明する。たとえば宗教やマラキャス、ウッドオークにとってのオルシニウム砦に等しいものなどだ。
アルトマーの救世主、パート1
私がこのエルデン洞穴でしたことを知らせよう。アルトマーのためにやったのに、彼らは自分たちを助けようとしない。 以下に続くのは回顧録のようなものだが、サルモールは裏切られたと感じるだろうことは間違いない。だが私はよい方向に進む唯一のキャノンリーブだ。アルトマーのより良い目標に向かって。 暁星の月12日 被害を計算した。アルドメリ・ドミニオンはこの忌まわしい戦いで、数百の兵を刻々と失い続けている。そしてまだ先は長い。 すべてが終わった時、アルトマーは一世代分が丸ごと失われていることだろう。教師、学者、魔術師は死へと旅立ち、サルモールは喜んで彼らを犠牲にする。最悪だ。 カジートの指導者(サルモールには5人もいない!)とボズマーの樹の従士は、この戦を終わらせるためにアルトマーの血を喜んで提供するだろう。仲間のキャノンリーブも同じだろうが、私は賛成できない。 真央の月8日 数ヶ月が過ぎた。サルモールはアルトマーの若者を、まるで尽きない資源のようにドミニオンの戦いに送り続けている。我々はタムリエルで最も偉大な軍の精神を持っている。異国の野蛮人のように戦わせるために、最も優れて有望な者の命を落とさせている。 収穫の月9日 若いころは勇敢な魔術師だった私は、それ以来いくつか学んだ。良い結果を出すためにサルモールから支持を得られないのなら、私が終わらせよう。
アルトマーの救世主、パート2
降霜の月11日 私の魔術師としての人生は突然終わった。魔術のために動物の糞を集めるより、人々や政策を操るほうがずっと満足できると気づいたのだ。 だが、大魔術師オラネスが、キャノンリーブ・オラネスよりもずっと早くこの戦を終わらせられるだろうことは認めなければならない。 黄昏の月23日 この戦いを終わらせる方法はいくらでも思いつくが、私程度の魔術師では達成できないだろう。ギルドは支えとならない。にやにやした愚か者のバッカーラに会った。たぶんにやにやしていた。まったくカジートは理解できない。 他に方法はない。
アルトマーの救世主、パート3
暁星の月1日 協定が結ばれた。先人は激怒するだろう。サルモールは間違いなく不愉快になるだろう。 だがこれは必要だ。この戦いを終わらせるのに尽力したとして、キャノンリーブとしての職務からしばらく休暇をもらった。だが戦場の報告は目を通している。私の旅で失われる2倍のアルトメリの命が、この戦いで失われるだろう。 私は正しい選択をしたのだ。 我が新しい主は約束した軍隊をもって、今年中に戦いを終わらせるだろう。
影の領域
入るには、光を放棄しなければならない。闇の性質を持っていなければならない。中にいる存在は、影に縛られ絶望を生きる糧にする。簡単に定命の者の意志に束縛されることはない。この存在を従えるほどの深みに棲む者はほとんどいない
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