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物語内容
アルゴンの名残
アルゴンの名残を手に持っているファミアと会話しましょう。
メルシウス
名残。今はわかる。
中にはすべての魂が…古代の部族のすべての魂が入ってる。
その名は…ルートウィスパー族。
そうなのね。
何をすればいいかはわかってる。
なぜわかる?
メルシウス
名残を触ってると、彼らの声が聞こえるの。
昔の、石や柳の根のような。
中の魂は混乱してるわ。
アイレイドから逃げたのに…琥珀の中で暮らして。
ヒストが安全のために中へと匿った。
でも、こんなに長く続くはずじゃなかった…
どうすれば開放できる?
メルシウス
連れて…そう、ズカスとジャクシク・オルンを連れてきて。
私には名残を抑えることしかできない。
あなたたち3人にはもっと大きな役目がある。
戻ってきたら話すわ。
急いで…あまり長くはこの重みに耐えられない。
ズカスとジャクシク・オルンを連れて来る。
メルシウス
お願い…ズカスとジャクシク・オルンを連れてきて、急いで。
私は少ししか持ちこたえられないと思う。
ほんの少ししか。
ズカスと会話しましょう。
ビーコ!戻ってきたな!
泥が母であるように、お前に会えてよかった。
私の胸の光は、名残が無事だと教えてくれている。
だが、友のファミアはどうなった?
病んだ心のカサンドラは?
ファミアは無事だ。今のところは。
名残は手に入れたが、カサンドラを倒さねばならなかった。
それは残念な知らせだ。
彼女を駆り立てたのは苦悩だったのだと思う。
彼女の霊魂はヒストに帰れるかもしれない。
そこで平穏を見出だせること願おう。
だが、待てよ。
友のファミアは「今のところ」無事だと言ったな?
どういう意味だ?
ファミアは名残を保持しているが、それが重荷になっているようだ。
木の所で会いたいと言っている。
ファミアがアルゴンの名残を持っているだと?
あれを長時間持つべきではない。
たとえヒストの導きと祝福があっても、乾いた民はあのようなものを運ぶのに適していない。
私はすぐ彼女に会いに行く。
お前はジャクシク・オルンを探せ。
デッドウォーターのカールが何人か、お前が戻る直前に到着した。
友のジャクシクもその中にいる。
彼らは木の北に集まっているはずだ。
ジャクシク・オルンと会話しましょう。
オルン
私は肺を緩める。
剣の友よ、あなたに会えてよかった。
ツォジェイが勝利の歌を叫んでる。
あなたは名残を取り戻したのね?
ああ。
ファミアからズカスと2人に伝言を頼まれた。
最後に仕事が1つ残っている。
オルン
ええ。
星の花の匂いをまだ鼻に感じるわ。
ヒストは…ヒストが求めるものを求めている。
ツォジェイと私はそれを与える。
ファミアはどこ?
彼女は木の下で待っている。
オルン
分かった。
ふさわしい場所ね。いいわ。
木のところで会いましょう。
オルン
ファミアのところへ行って、オジェル。
私は真実を話す。
すぐに行くわ。
ヒストの木の下に行き、ファミア達と合流しましょう。
メルシウス
来てくれたのね…よかった。
ヒストは何をすべきか教えてくれる。
ただし…急がないといけない。
息を吸え、友のファミアよ。
何をすればいいか教えてくれ。
オルン
彼女、具合が悪そうよ。
やめたほうが…
メルシウス
大丈夫よ!
やれるわ…3人で一緒に名残に触れるの。
心配しないで…あなたが傷つけられることはないって断言するわ。
ズカスとジャクシクと一緒に、アルゴンの名残に触れましょう。
古代アルゴニアンの霊魂
アルゴンの名残に触れると、魔法の力でアルゴンの名残の中に転送されます。
卵にかけて…我々はアルゴンの名残の中にいるのか?
オルン
そうね。
琥珀に封じ込められた夢の中。
まさか…こんなに緑が茂っているとは。
とても静かだ。
オルン
墓場の静けさね。
ここは季節の外にある場所よ。
太陽もなければ変化もない。
生きるための場所ではなく、隠れるための場所ね。
ここに留まることはできない。
いかにもデッドウォーターのカールらしい物言いだな。
周囲を調べよう。
名残の中にいる霊魂の一人と会話しましょう。
ヒストはお前を導いたように、我々を導く。
ようこそ、根の癒やし手。
お前がこれから下す決断を、我々は長い間待っていた。
根の癒やし手?
我々はみな、根とつながっている。
つながりは切り離されることがあるが、またつなげることもできる。
根は選ばれた者により癒やされる。
樹液と話す者からお前が来ると聞いた。
また循環が続く。
よく理解できない。
お前はヒストの一部ではないが、ヒストはお前を知っている。
お前は根の癒やし手。
もう一度あるべき姿を取り戻すために来た。
再び一つになれるよう、樹液と話す者に案内させよう。
これから下す決断について話していたな。
癒しには危険がつきものだ。
強欲な目が、今もここを見ている。
いつも見ている。
ヒストの根まで案内する者が必要だ。
もう一度一つになるために。
樹液と話す者に説明させよう。
名残の中を進んで行くと、樹液と話す者クゼイと出会います。
クゼイ
根の癒やし手。
色々ありましたが、あなたにまた会えて、私の鱗は温まっています。
我々の力を手に入れようとする、ねじれた魂を感じました。
彼女が成功していれば、大勢が苦しむことになったでしょう。
止めてくれて感謝します。
残っているのは、我々を解放する仕事だけです。
名残の中に閉じ込められているのか?
クゼイ
閉じ込められている?
いいえ、守られているのです。安全に。
襲撃してきたアイレイドは、我々の秘密と魂を欲していました。
だからその両方を使って、彼女たちの望みを挫いたのです。
ヒストの力を借り、我が部族の魂は名残の中に退きました。
エルフが迫ってこられない場所に。
ここで安全なら、なぜ助けが要る?
クゼイ
安全はそれ自体が目標ではありません。
明日の季節を保証するための手段にすぎない。
ここでは何も動かず、木は伸びず、潮の満ち引きもないのです。
我々の魂は安住してしまいました。
目標を失ってしまった。
我々の目標はヒストの下に帰ること。
そのための案内人が必要なのです。
案内人?
ズカスやジャクシク・オルンのような?
クゼイ
その通り。
二人とも古く賢い魂を持っています。
一人は目覚めた世界を離れ、我々と共に残り、〈復活〉と呼ばれる河まで部族を導いてほしいのです。
彼らの力がなければ、我々は押し流されてしまうでしょう。
二人と話すのです。
彼らはこの任務を恐れないでしょう。
目覚めた世界を離れる?
彼らは死ぬのか?
クゼイ
身体に束縛されない魂だけが、我々を導いてくれます。
あなたが死と呼ぶものを、我々は変化と呼ぶのです。
ヒストに死という概念はありません。
身体は全て泥に帰る。
でも魂は生き続ける。
私たちは太陽のように昇っては沈む。
一時的に姿を消しても、こうしてまた戻ってくるでしょう。
彼らと会うことは二度とないのだろう?
クゼイ
それはわかりません。
あなたにもいつか、子供が風に耳を澄まし、葦をかき分けてゲッコを追いかけるのを見つめる時が来るでしょう。
その時が来れば、あなたの心は彷徨っても、魂は歓喜の再会を知るはず。
ヒストを信じるのです。
自分が部族を導くことは可能か?
なぜズカスかジャクシク・オルンに限られる?
クゼイ
あなたはまだ多くの魂を救わなくてはなりません。
多くの戦いが待っているのです。
あなたが彼らを助けるために生まれたように、ズカスとジャクシク・オルンは我々を救うために生まれ、今この瞬間のために人生を導かれてきたのです。
あなたの勇敢さがそれを可能にした。
夢浸りで前に会ったな?
クゼイ
そうです。
古き時代であり、最近の出来事でもあります。
あなたは部族と共に戦った。
聖なるヒストの深奥で。
私はずっと、再びヒストを見たいと思っているのです。
ヒストは老いて枯れているように見えた。
名残から開放すれば、ヒストも蘇るのか?
クゼイ
そう。
我々のヒストの意思は名残へ注ぎ込まれました。
部族がここを去って新たな命に目覚める時、ヒストもまた目覚めるでしょう。
若く活気に満ちた部族を導くために。
あなたは古い部族を救っただけでなく、新しい部族となるための道を作ってくれたのです。
ヒストの導き手(物語分岐)
古代アルゴニアンの霊魂をヒストに帰すために、導き手が必要になります。
樹液と話す者クゼイは、ズカスかジャクシクのどちらかに、導き手を務めてほしいと思っています。
この事について、ズカスと会話しましょう。
それで、我々のどちらかがここに残って、これらの魂の再生を導くのか?
ふむ、私の魂はこれまで数えきれないほどこの旅をしてきた。
恐らく、ヒストに導きを求める必要は1度か2度しかないだろう。
冗談だ。喜んでこの仕事をやろう。
本当に、他に方法はなかったのか?
ふむ。
聖なるヒストの遺物内部にいる、樹液と話す古代の幽霊の言葉が信用できないか?
他に方法があったなら、彼女は教えてくれたはずだ。
魂の混乱を感じる…彼らの不安をな。
彼らには私の助けが必要だ。
本当に準備はできているのか?
まあ、こんな風に死ぬとは想像もしていなかった。
それに、部族への別れを告げる機会がないのは悲しい。
だが雨が降れば、踊って水を飲むこともできるし、身を隠して喉が渇くこともある。
ああ、恐怖は感じないな。
ジャクシク・オルンはこの犠牲を認めると思うか?
ジャクシクについて知っていることから鑑みて、お前はどう思う?
初めは喜ばないだろう。デッドウォーターの戦士は死を夢見ている。
だが結局、彼女もヒストの子だ。この意義を理解するだろう。
世界にはまだジャクシク・オルンのような賢い戦士が必要だ。
ジャクシク・オルンと会話しましょう。
オルン
私は肺を満たす。
いつも呪いと血煙の中に倒れる姿を想像していたけど、今は私の死が、他のデッドウォーターの戦士とは違うとわかる。
静かだけど、栄光がある。
私は民のために死ぬために生まれた。
これは私の義務よ。
全部族を転生に導く自信はあるか?
オルン
ええ。
戦争を導く力は、平和を導く力と何ら変わらない。
あの魂たちは方向を見失っているかもしれない。
でも心の奥底では、彼らもこの旅を望んでるはずよ。
ツォジェイと私は…ああ、ツォジェイが置いていかれるわね。
それは考えてなかった。
武器は置いて行かれるが、魂はついて行くだろう?
オルン
そのとおりよ。
卵の兄弟たちが世界のどこかで私を待ってる。
この旅の終点でね。
そう考えると慰められるわ。
私はカサンドラとの戦いについていけなかった。
今回はやらせて。
あの魂たちがヒストに帰る姿を見たい。
考えさせてくれ。
オルン
ズカスはこの責任を自分で背負おうとするでしょう。
でも彼の部族と、マークマイア全体が悲しむ。
彼が戻ってくるまでには何年もかかるわ。
彼がいなければ、マーシュはより暗くなる。
私が行っても、民は悲しまない。
あなたも悲しむべきじゃないわ。
ズカスとジャクシクのどちらが導き手に相応しいか選択しましょう。
樹液と話す者を待たせるな、ビーコ。
彼女に、私がこれらの魂を次の生命に導く準備ができていると伝えてくれ。
オルン
魂を導く用意はいつでもできてる。
剣の友よ、賢明な選択をしてね。
樹液と話す者クゼイと会話しましょう。
クゼイ
風が変わり、決定の季節が来ます、根の癒やし手。
誰がこの部族を名残から外に導くのですか?
なぜ自分の仕事になる?
クゼイ
いい時代にはヒストの意思だけに導かれ、静かな水面を滑っていたのです。
でも天候が悪くなると、自分でやるしかありませんでした。
一番大切な瞬間が、あの信仰と決断の交差点に眠っているのです。
今は、あなたが決断する時です。
何か助言はあるか?
クゼイ
ズカスかジャクシク・オルンを選ぶのなら、次世代の部族が何を重視するかで選択すべきでしょう。
尊重するものは何ですか?
節度と狡猾さ?それとも誠実さと勇気?
決断するのはあなた自身。
物語分岐(ジャクシクを導き手にした場合)
勇気と献身の部族にするため、ジャクシク・オルンが導くべきだと思う[ジャクシク・オルンが死ぬ]
クゼイ
わかりました。
ジャクシク・オルンに導かれ、部族はヒストの祝福を感じるでしょう。
誰にも邪魔はできません。
ズカスが我々に同行しなくても、彼にはまだやるべきことがたくさんあります。
目を覚ますヒストの下に、新しい部族が集まり、ズカスが彼らを導くでしょう。
そうなるだろう。
これからどうなる?
クゼイ
ここから去りなさい。
導き手の遺体を、ヒストの根の傍らに埋葬して、名残もそこに置いてゆくのです。
ヒストの導きで、あなたの仲間が残りの仕事をしてくれるでしょう。
感謝します、根の癒やし手。
自分が真のアルゴニアンだと証明しましたね。
クゼイ
長く時間を無駄に過ごすべきではありません、根の癒やし手。
すでに我が部族の魂は、長い旅に備えています。
皆、あなたに感謝しているのです。
良い旅を。
ジャクシク・オルンと別れの挨拶をしましょう。
オルン
根の癒やし手よ、ありがとう。
樹液に誓うわ。
何としても、この部族を新たな命に到達させる。
ジャクシク、私は…
オルン
私の笑う背骨が震える。
ズカスは言葉を失ったの?
私は全てを見た。
あなたがいないと寂しくなるわ。
我が友よ。
彼女はやっと認めたか。
遅すぎたが…
オルン
私は首を横に振る。
いつか戻ることを知っているでしょう。
それまでは木を世話し、集まってくるサクスリールを導いて。
オルン
それから…剣の友よ。
あなたの側で戦えたことは、カールにとって最高の名誉だったわ。
ありがとう。
そして、さようなら。
オルン
私は喜びと悲しみによって話す。
さようなら、剣の友よ。
私の代わりにズカスを見守って。
また会えるでしょう。
川をさらに下って。
ズカスと一緒に、アルゴンの名残から出ましょう。
アルゴンの名残から出ると、ファミアが傍に居ます。
メルシウス
楽にして…楽に。
もう大丈夫よ。
そんなに長くは経ってない。
何があった?
メルシウス
あなたのほうがよく知っているでしょ。
あなたたち三人が名残に触れた時、あなたは即座に眠りへ落ちたようだった。
あなたの目が、夢を見ているみたいにビクビクしてたわ。
ズカスが最初に目を覚ました。
すごく静かに。
あなたも目を覚ますまで見ていたほうがいいと思ったの。
ジャクシク・オルンはどうした?
メルシウス
彼女はあなたたちと一緒に夢を見ていたけど、呼吸がゆっくりになって逝ってしまった。
ズカスは取り乱すなと言ってたわ。
これが彼女の選択だって。
でも、彼は打ちのめされてるようだった。
ねえ、何が起こったの?
彼女は部族をヒストへ導くため残ることを決めた。
彼女は幸せだった。
メルシウス
そう。
ほっとしたと言っていいのかな。
ズカスは儀式の準備をすると言ってたわ。
名残から魂を開放するためにね。
あなたも行ったほうがいい。
名残を持ってこいって言われたけど、あなたが持っていくべきだと思う。
受け取って。
メルシウス
アルゴニアンがみんな、木の下に集まってる。
名残を取らないといけない。
あれがないと、彼らは儀式を始められない。
アルゴンの名残を持って、ヒストの木の下に行きましょう。
夢から覚めたか、ビーコ。
儀式の準備はできている。
あと必要なのは、アルゴンの名残だけだ。
お前がその役割を簡単に果たしてくれることがわかる。
お前はヒストの真の友だ。
そして私の友でもある。
ありがとう、ズカス。
名残を渡そう。
この魂はジャクシクが復活へ導くが、起きている世界にはやるべきことが山積している。
この木の下に新しい部族を築くつもりだ。
知恵も持つが、強さもある部族を。
いつか、ジャクシクが戻ってくるだろう。
その時には、ここで故郷に歓迎するのだ。
クエストを完了する。
行け、ジャクシク・オルン。
デッドウォーターの娘にしてカールよ。
再生と呼ばれる川を下り、ヒストの腕の中へと魂を導け。
根の兄弟姉妹よ、覚えておけ。
これは死ではない。変化の儀式だ。
我々は失ったものを嘆くのではない。
過ぎ去った者たちとヒストの邂逅を祝福するのだ。
我々は歌と踊りに満ちた旅路と、歓喜の襞を彼らに約束する。
旅を続ける彼らに、我々ルートウィスパー族を深く刻みつけるのだ!
彼らの故郷がいつでもここにあることを。
アルゴンの名残を解放して、ルートウィスパー族が誕生しました。
ズカスと会話しましょう。
樹液と話す者が言った通り…奇跡だ。
礼を言う、ビーコ。
お前をルートウィスパー族の真の友と呼ぼう。
この場所で、お前はいつでも歓迎される。
その間、何をしている?
ここに留まってヒストを守る。
大きく、健やかに育つよう力を貸そう。
多くの季節が流れたとしても、ジャクシクは戻って来る方法を見つけるだろう。
ヒストの望みどおり、ここでジャクシクを迎えよう。
海のように深く感謝したい、ビーコ。
ここに来てくれたら、いつでも歓迎する。
物語分岐(ズカスを導き手にした場合)
狡猾さと素敵なユーモアの部族にするため、ズカスが導くべきだと思う[ズカスが死ぬ]
クゼイ
賢い選択ですね。
ズカスは善良な心の持ち主…我々を次の生に導いてくれるでしょう。
ジャクシク・オルンは失望するでしょうけど、彼女にはまだやれることがたくさんあります。
目を覚ますヒストの大木の下に、新しい部族が集まり、彼女が彼らを導くでしょう。
そうなるだろう。
これからどうなる?
クゼイ
ここから去りなさい。
導き手の遺体を、ヒストの根の傍らに埋葬して、名残もそこに置いてゆくのです。
ヒストの導きで、あなたの仲間が残りの仕事をしてくれるでしょう。
感謝します、根の癒やし手。
自分が真のアルゴニアンだと証明しましたね。
クゼイ
長く時間を無駄に過ごすべきではありません、根の癒やし手。
すでに我が部族の魂は、長い旅に備えています。
皆、あなたに感謝しているのです。
良い旅を。
ズカスと別れの挨拶をしましょう。
ビーコ、この名誉を与えてくれてありがとう。
私は部族を、新たな命へと安全に導くことを約束する。
オルン
ズカス…
私を棍棒で殴ったりはしないな?
心配するな。
私はこの部族を導くが、他の者たちもこの枝に集まるだろう。
彼らを導いてやってくれ。
オルン
そうするわ。
私達が再会する時、あなたは生まれ変わった村を見るでしょう…強く誇り高き村を。
これ以上の指導者は望めない。
ああ、ビーコ。
どうやらお別れのようだ。
楽しかっただろう?
恐ろしいこともあったが、ヒストの祝福のおかげで結末は良かった。
ファミアとジャクシクを頼む。
お前にとって大事であるように、私にとっても大事な者たちだ。
さらばだ、友よ。
ジャクシク・オルンと一緒に、アルゴンの名残から出ましょう。
アルゴンの名残から出ると、ファミアが傍に居ます。
メルシウス
楽にして…楽に。
もう大丈夫よ。
そんなに長くは経ってない。
何があった?
メルシウス
あなたのほうがよく知っているでしょ。
あなたたち三人が名残に触れた時、あなたは即座に眠りへ落ちたようだった。
あなたの目が、夢を見ているみたいにビクビクしてたわ。
ジャクシク・オルンが最初に目を覚ました。
あなたも目を覚ますまで見ていたほうがいいと思ったの。
それから、ズカスは?
メルシウス
ズカスは…ジャクシク・オルンの言い方だと、定命の体を置いていくことにしたの。
夢を見ていたと思ったら、次の瞬間、彼の体は動かなくなった。
ズカスは友達だった。
お別れを言う暇もないなんて…
失望するな。
彼は部族をヒストへ導くため残ることを決めた。
彼は幸せだった。
メルシウス
そうね。
あんなに静かに逝ったんだもの。
それを…聞けてよかった。
もう泣くのはやめるわね。
よし。
ジャクシク・オルンは儀式を準備するって言ってたわ。
彼女はヒストっぽいしね。
名残を持ってこいって言われたけど、あなたが持っていくべきだと思う。
受け取って。
メルシウス
アルゴニアンがみんな、木の下に集まってる。
名残を取らないといけない。
あれがないと、彼らは儀式を始められない。
アルゴンの名残を持って、ヒストの木の下に行きましょう。
オルン
私は安心の棘を立てる。
戻ってきたのね。
よかった。
すべての準備はできた。
あとはズカスと名残を置くだけよ。
そうすれば私は儀式を始めて、魂を彼らの道に送れる。
さあ。
名残を渡そう、ジャクシク・オルン。
オルン
見た感じよりも軽い。
ズカスがここの魂を復活できるように導く間、ツォジェイと私はここで新しい部族を築く。
もちろん力のある部族だけど、喜びと知恵も持つ部族をね。
ズカスが戻ってきたら、ここで故郷に歓迎するわ。
クエストを完了する。
オルン
ブライトスロートのズカスよ…再生と呼ばれる川を下り、迷える魂を導いて。
彼らをヒストの腕の中へ連れて行って。
剣の兄弟と根の姉妹よ、聞いて。
これは死ではないわ。
変化の儀式よ。
我々は過ぎ去る魂を嘆かない。
我々の剣や弓のように、彼らは遥かな地で新たな栄光を見つけるでしょう。
生ける者の目に見える木を越えた地で。
我々は歌と踊りに満ちた旅路と、そして歓喜に満ちた戦いの叫びを約束する。
旅を続ける彼らに、我々ルートウィスパー族を刻みこみましょう!
そして、彼らの故郷がいつでもこの場所にあることを。
アルゴンの名残を解放して、ルートウィスパー族が誕生しました。
ジャクシク・オルンと会話しましょう。
オルン
私は喜びのため息をつく。
樹液と話す者が言っていた通り…奇跡だわ。
ありがとう、剣の友よ。
あなたをルートウィスパー族の真の友と呼ぶわ。
この場所で、あなたはいつでも歓迎される。
デッドウォーターはどうなる?
村を離れるのか?
オルン
旅に出てすぐに、私の魂は村を離れた。
もうデッドウォーターのカールじゃない。
いずれは他のサクスリールも私のように来る方法を見つける。
ズカスのように、知恵と賢さで導こうと思う。
同じように務めを果たせるといいけど。
よそ者も歓迎するのか?
オルン
警戒しながらね。
1人の仲間を得ることは、100人の敵を倒すよりも尊いと学んだ。
でも、害をなそうとする者たちはまだいる。
私の手が伸びる時は、ツォジェイが隣にいる。
関連資料
後日談
名残の儀式と新たな部族の誕生に立ち会う者たち
名残の儀式と新たな部族の誕生に立ち会う仲間たちがいます。
※一部の仲間たちは、マークマイアのサイドクエストを完了すると現れます。
ファミアとザダザと会話しましょう。
メルシウス
新しい部族の誕生ね!
目撃できるなんて素晴らしいことだわ。
今日見たことをすべて書いたら1巻に収まらないわね。
でも…この瞬間は自分のために取っておきたいの。
何から何まで、本当にありがとう。
悪者は倒され、ヒストの木は新しくなり、部族は生まれ変わった…この者は認めましょう。
感心したわ。
でもうぬぼれないで!
ザダザはうぬぼれた奴が大嫌いなの。
コンコルディア・メルシウスとジー・ラーと会話しましょう。
メルシウス
また会えてよかった!
ファミアに全部聞いたわ。
最近の探検の成功にあなたが欠かせなかったって。
あなたと姉は、一緒に有名になる。
わかっていたわ!
おお!また会えてうれしいぞ!
ファミアとの冒険のことを全部話してもらわないといけないな。
楽しかったか?
危険はあったのか?
早く詳しく聞かせてくれ!
鐘作りシュヴと会話しましょう。
もう偉大なものを見ることはないだろうと思っていた。
新しい部族が誕生するとか、眠っているヒストが目覚めるとかな。
お前はよくやった、ビーコ。
本当によくやってくれた。
墓の歌い手キ・アトと会話しましょう。
ジャクシク・オルンが導き手になった場合
キ・アト
ふむ。高い誇りの背骨を立てよう。
デッドウォーターの戦士の価値は、その死の性質にある。
カールであるジャクシク・オルンは栄光の内に死んだ。
真なるヒストのしもべだ。
デッドウォーターの村で、多くの骨を燃やすだろう。
全員が彼女の名を知る。
ズカスが導き手になった場合
キ・アト
ふむ。
私の誇りの背骨が逆だっている。
デッドウォーター族は、ジャクシク・オルンのようなカールがいなくなって勢いをなくす。
だが彼女の居場所はここだ。
彼女は力と知恵で導くだろう。
我々は、ついに信用できる部族を得るのだ。
キシとメワー・ジェズと会話しましょう。
ジャクシク・オルンが導き手になった場合
ジャクシクは部族を誇り高いものにした、よそ者の友よ。
お前が関係しているのだな。
お前は凪が長く続いた後に吹く強風のようだ。
ジャクシクは最後に力と勇気を示したの。
彼女ならナガ・クルのために、すごい戦士を生み出したでしょう。
ズカスが導き手になった場合
ジャクシクは優秀なリーダーだ。
お前はいい選択をしたな、よそ者の友よ。
新しい村には強力なリーダーが必要よ。
ジャクシク以上の適任者はいないわ。
木の番人パヴとイシュケナズと会話しましょう。
ヒストが再び目覚めたわ。
なんて珍しい出来事なの!
ヒストがあるなら、取引できる別の部族がいるはずだ!
沼はすべてうまくいく。
スラーキーシュと会話しましょう。
では、根の癒やし手になったのね。
大したものだわ。
あなたは自分が有能なク・ヴァステイであることを、確かに示した。
ク・ヴァステイ?
変化を引き起こすもの、と呼んでいいと思う。
でも気になる。
このヒストを目覚めさせるために、あなたは多くの困難を乗り越えた。
あなたの仲間を含む多くの者の命が失われた。
それだけの価値があることなのか…教えてくれない?
- ああ、そう思う。
- いや、そうは思わない。
ああ、そう思う。を選択した場合
多くの人が同じ考えだと思う。
もちろん、違う考えの人も多いでしょう。
でも変化に価値があるかどうかは、私たちが決めることではない。
最も必要なものが最も恐ろしいものであることもある。
シャドウスケールはいつもこの真実を知っている。
そうかもしれない。
元気で、スラーキーシュ。
あなたもね。
根の癒やし手となった者よ。
いや、そうは思わない。を選択した場合
理解できるわ。
多くの者が失われた。
でも、変化は望むと望まざるにかかわらず起こる。
つまずくことなく、常に目の前の道から目を離さないようにしてね。
そうしよう。
元気で、スラーキーシュ。
あなたもね。
根の癒やし手となった者よ。
癒やし手と会話しましょう。
ただただ自分の目が信じられない。
ルートウィスパー村が、もう一度目覚めたんだ。
今日、私は伝説に足を踏み入れた。
そして私の前には、マークマイアで長らく称えられるだろう英雄が立っている。
この村について教えてくれないか?
この物語を聞いてたことがない子供がいるとは思えない。
結局のところ、ヒストが眠ることはあまりない。
大いに力になってくれた優しき者には、根の癒やし手になってもらいたいものだ。
調子はどうだ?
ああ、悪くないよ。
ブライトスロート族はこんな老いた老人をとても歓迎してくれている。
もちろん、癒す力が役立つ時は手を貸しているとも。
ああ、しかし、話が長くなったな。
他にも挨拶する人がたくさんいるだろう。
元気で、癒せし手。
お前も達者でな、根の癒やし手。
いつも太陽の祝福がありますように。
ニッソ・ウアクサルと会話しましょう。
お前がシシスの闇の言葉を心に持っているのが見えるぞ、根の癒やし手よ。
まどろみの無から、何かが目覚めた。
無論、いつの日かそれは再び無に戻る。
だがこの日ではない。
そう、恐らくこの日ではない。
調子はどうだ、ニッソ?
今のところは、してくれたことに感謝している。
もちろん変わるがな。
すべてのものは変わる。
しかし今のところ、お前と会えて嬉しいよ。
腐った肉で腹を満たした後で日光浴をしている、死肉を食べる鳥のような気分だ。
わかった。
まだデッドウォーター村に留まっているのか?
ああ、そうだ。
ナガには多くの伝統がある。
彼らが起こる変化を心に受け入れるには、多くの言葉が必要だろう。
今日ここでしてくれたことが、役に立つと思う。
そうかもしれない。
気をつけて、ニッソ。
シシスが行先を導いてくれることを祈ろう、根の癒やし手。
レディ・ローレントと会話しましょう。
スティボンズは卵の状態のままです。
※話しかける度に、会話の内容が変わります。
何て素晴らしいお祝いなの!
よそ者がこんな出来事に参加できるなんて、そうそうないことよ。
スティボンズが殻を破って出てくることを拒み続けるなら、この興奮をすべて逃すことになるわ。
そうね、ここにはなかなか目にできないものがあるわ。
雛鳥が卵から出てくるように、沼から新しい村が出てきたの。
スティボンズがピンときて、同じようにしてくれるといいのに。
ああ、見慣れた顔に会えてうれしいわ。
ヒストが沼の奥で目覚めたそうよ。
もちろん、この目で見に行かないと。
スティボンズが無為に過ごすのをやめて、孵化してくれるといいんだけど。
卵になったスティボンズに触れる度に、レディ・ローレントが喋ります。
近寄れば、哀れなスティボンズが悲しげに鳴いているのが聞こえるわ。
この姿なら、私の召使は素晴らしい話の種になるわ。
そう思わない?
いつもスティボンズは堅い卵みたいだって言ってたの。
今はまさに文字通りね。
ジェッカワス・ヴォゼイと会話しましょう。
今日お前が成し遂げたことが分かるか?
伝説のルートウィスパー村だ!
お前のおかげで、再び目覚めたのだ!
教えてくれ、何か文書を見つけたか?
壁に刻まれたものは?
興味の対象はあまり変わっていないようだ。
ああ、もちろん村を自分で探検するつもりだ。
本だけが色々なことを教えてくれる。
ジンチェイ・コヌは新しい部族の役に立つのか?
できるだけ早くパラジーに相談しなければならない。
師と和解できたのか?
ああ、師匠はまた石版を盗むようなことはしていない。
そういう意図の質問ならな。
それに、マークマイアをもっと探索したい。
ここを旅することはそれ自体が冒険だ!
少なくとも3回は殺されかけた。
それも別々の場所でな。
気をつけてくれ、ヴォゼイ。
お互いにな。
そうだ、もし新しい文書を見つけたら教えてくれ!
ルートウィスパー村の後日
後日ルートウィスパー村に行くと、ズカスかジャクシク・オルンと話せます。
ああ、ビーコ!
ヒストは刻一刻とよくなっている。
そうなるとわかっていたようにな。
オルン
約束するわ。
私はこの村を守る。
この部族を率いる。
力と言葉の両方で、私はズカスの記憶を称える。
そして私は自分を糸杉のように植えて、彼が戻ってくるまで待つわ。
ルートウィスパー村の噂
リルモスの村で、ルートウィスパー村に関する噂をしている人達がいます。
新しく見つかったルートウィスパー村に行くんだが、来るか?
どこに行くですって?
マークマイアにはもう何年もいるけど、ルートウィスパー村なんて初めて聞いたわ。
知らないのか?
どこかから来た者が、ヒストの木を目覚めさせたんだ!
沼の奥地でずっと眠っていた木を…
本当なの?
誰かがついに夢見るヒストを起こしたって…緑にかけて、信じられないわ!
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