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書籍

チーズルシュリーク作業長の記録

蒔種の月9日

生産量:62ストーン。
男たちの1人が鉱山で何かを見つけた。
女性の形をしており、磨かれたお守りのようだ。
ただし、壊れている。
片腕と頭がなくなってしまっているようだ。
コラットはそれを売って一財産作ろうと考えている。
彼に、誰も壊れた小さな像を泥まみれのシャフト・ラットから買ったりしないと言ったんだ。
だが彼はどこかに行ってしまった。
コラットの賃金をいくらカットするか、覚えておかねばならない

蒔種の月13日

生産量:46ストーン。
シャフトのより遠い部分で遅滞が発生した。
正確には何が問題かわからない。
何組かの作業者を下ろして、支援部分をチェックさせた。
彼らは長い間下で確認していた。
崩落のことを心配していたが、聞こえて来たのは風と罵声だった。
彼らが違うガスポケットを発見したのでないといいが。
まだ下には、肺をやられた作業員たちがいる。

蒔種の月22日

生産量:24ストーン。
さらに3人の作業員がいなくなった。
より多くの男たちを下へ送るのは恐ろしいが、何が起こっているのか知らねばならない。
明日は小さな遠征を組むつもりだ。
私、ソルカ、そしてハシドだ。
ヘイスジャールに、戻るまで作業長の役割をするように記録を見せておこう。

恵雨の月1日
生産量:14ストーン。
ヨリックから引き継いだヘイスジャールだ。
作業長とソルカがいなくて、活力がなくなっている。
ハシドは戻ってから、役に立たない。
いまだに「蒼の女」や何かのことをブツブツ言っている。
人員不足と士気の低下により、ここで鉱山を閉めることを決めた。
この記録は今後ここを占有する人に向けて残しておく。
気を付けてくれ。
この下には何かがいる。
何かはわからないが、危険なものだ。
自分の責任で掘ってくれ。

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