降霜の月11日 私の魔術師としての人生は突然終わった。魔術のために動物の糞を集めるより、人々や政策を操るほうがずっと満足できると気づいたのだ。 だが、大魔術師オラネスが、キャノンリーブ・オラネスよりもずっと早くこの戦を終わらせられるだろうことは認めなければならない。 黄昏の月23日 この戦いを終わらせる方法はいくらでも思いつくが、私程度の魔術師では達成できないだろう。ギルドは支えとならない。にやにやした愚か者のバッカーラに会った。たぶんにやにやしていた。まったくカジートは理解できない。 他に方法はない。
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