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書籍

エリアスの日記

10日目

手掛かりもなく、辛抱強く数日間旅している。森は暗く、夜には生物たちの騒々しい音が聞こえる。夜は火を灯さずに寒さへと立ち向かう。いかなる注意もひきたくない。

13日目

木々の間に、エルフたちが素早く動くのを見たはずなのだが。もしかすると、自分の心に騙されているのだろう。追おうとすると姿は消える。もしかすると、誰かに騙されているのかもしれない。

15日目

これまで見たことがないほど巨大なクモに噛まれた。傷は化膿しているように見える。進める距離はひどく減った。二度と家に戻れないのではないかと心配だ。

16日目

奴らを見た。弱っている状態では、追っ手は大胆に見える。もしかするとたいまつの火を追っているのかもしれない。

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