スポンサーリンク
書籍

第一公会議戦争

アグリッパ・ファンダリウス著

(この説明は様々なインペリアルとダンマーの情報に基づいて西方の読者のために帝国の学者アグリッパ・ファンダリウスが書いた物である)

第一公会議戦争は、世俗的なダンマー名家のドゥエマー、ダゴス、正統派ダンマー名家のインドリル、レドラン、ドーレス、フラール、テルヴァンニの間で起きた、第一紀の宗教衝突である。第一公会議は最初の汎ダンマー自治組織であったが、ドゥエマーによる魔術や付呪行為が他の名家から冒涜とみなされたことによって崩壊した。

世俗派の名家は数こそ少なかったが政治的にも魔術的にも進歩しており、土地や戦利品を約束したノルドやオークのクランから援助を受けた。最初はモロウウィンドの北方で大成功を収め、それから現在のレドラン、ヴァーデンフェル、テルヴァンニ地区からなる土地のほとんどを占領した。正統派の名家は広範囲に散らばっていて、まとまりが悪く、ネレヴァルが全名家部隊の将軍になるまで敗北を喫していた。

ネレヴァルは遊牧民部族の援助を得て、ヴァーデンフェルのレッドマウンテンにある世俗派の要塞に大攻勢をかけた。アッシュランダーの斥候の助けもあり、世俗派側の部隊は裏をかかれて敗北し、生存者はレッドマウンテンにあるドゥエマーの要塞まで後退した。

短い包囲攻撃の後、ネレヴァルとその軍隊は要塞の中に入ることができた。そこで世俗派の指導者は殺されたが、ネレヴァルも致命傷を負った。将軍は徹底的に虐殺を行い、ドゥエマーとダゴスの名家は断絶した。そして傷を負ったネレヴァルは、間もなくこの世を去った。

正統派の中の3人―ヴィベク、アルマレクシア、ソーサ・シル--が再結成された第一公会議で実権を握った。これはモロウウィンドの大議会と名づけられ、やがてトリビュナルもしくはアルムシヴィとして知られる神王と不死の君主を生むこととなった。

コメント

スポンサーリンク