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書籍

ヴァンソンガーの手紙

スヴァリルへ

マークマイアが狩り尽くされている現状では、売る価値のあるものを探すのにどんどん遠くへ行かなきゃならなくなってきている。川を渡ってすぐのところに小さな部族を見つけた。奴らは自分たちをモススキンと呼んでいた。いくつかお宝を拝借してきたよ。しかも、本物の墓標も取って来れた。

残念なことに、盗んだ後にはトカゲが追ってきやがった。追いつかれる前にリルモスへ戻ろうとしているんだが、神々は俺に微笑みかけてくれたらしい。最後に姿を見た時、あいつは足を怪我してブライトスロート村に向かっているところだった。

あとはもう蛇にさえ気を付ければいい。一噛みで大の男も倒れると聞いているからな。俺は噛まれるような馬鹿じゃないが。

-ヴァンソンガー

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