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書籍

ウリカンターの日記

エズドゥインに着いた。まだテレンジャーと、あの不実なアンデウェンにやられた傷の手当をしている。彼女とは何世紀も一緒に過ごすと確信していたのに。彼女がすべきだったことは、僕の力を認めるということ、そしてテレンジャーの時代は終わったということに気づくことだけだったんだ。

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地表の遺跡を調査したら、遺跡の入口を守っている古代魔法をすり抜ける方法を見つけた。自分だけの地下室だ。ここにいる霊魂は僕を気にしないようだ。今のところは。

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見つけたぞ。マラーリ・モラが、何百年も前に倒れたまさにその場所で横たわっている。今は時間だけはある。エサニヨンの秘密を発見して、エセリウスの頂上を膨らませるための時間が。

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妨げに遭った。遺物を取り囲んでいる魔術使いの敵をあやつったら、長い間眠っていたつながりを再び活発にさせてしまったようだ。今や遺跡にはエセリウスの霊魂たちがあふれ返り、エサニヨンの儀式によって拘束された死者が、またぞろエズドゥインの墓石を歩き回っている。

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マラーリ・モラを解析した。同封の見取り図にはその多角的側面がどのようにマジカを集中させて浄化するかが示されている。この遺物と重なり合うエセリウスの破片の完全な制御はまだ呼び起こしていないが、自分が召喚した霊魂を基本的には制御している。今ではガーディアンもいるし、協力的な奴隷もいる。

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テレンジャーが到着した。自分の目となるように霊魂を送り込んだ。アンデウェンは奴と一緒にいる。さあいよいよだ。目の前の、誤解されたエサニヨンのように、僕の時代が来たんだ。哀れなあいつの生徒を何人か奪ってエセリウスの扉を大きく開き、アークメイジとしての正当な権利を手にするんだ!

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