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書籍

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蒔種の月 2日
本当に可能かどうかは不明だが、主は自分が欲しいと思ったものは必ず手に入れる。クラグローンでの我々の存在感は日を追うごとに増しているが、彼の状況は相変わらずだ。当惑は理解できる… 自由に動き回れるようになれば、ハイランドは完全に我々の支配下になるだろう。

彼の牢獄をついに破ったトロールとネードの儀式の組み合わせさえ、この件についてこれ以上進展はない。支配下にあるセレスティアルのガーディアン達も失敗した。まさに万策尽きたというべきか。

当然ながら、摂政たちは彼の代わりに仕事をするだろう。主が彼らを選んだのには理由がある。

蒔種の月 4日
恐らく回答はずっと目の前にあったのだろう。聖域オフィディアには使い切れないほどのニルンクラッツが保管されていた。これだけあれば数年は戦争を継続できるはずだ。

そしてニルンクラッツは原始の塵として、エネルギーを伝達し… 移す。主はセレスティアルのエネルギーによって構成されている。それが鍵となるかもしれない。

栽培の月 5日
主はへつらう取り巻きからの多少の血(残念ながら、志願した者は失ってしまったが、歩兵などいつでも替えがきく)と、少量のニルンクラッツの粉を必要とする儀式を有していた。我々は主から少なからぬ感謝の意を得ることができた… あと少しのご辛抱を。主が再び自力で歩いてこの洞窟から出られるようになるまで多少時間はかかるが、少なくとも器は完成した。

そしてその前に立ちふさがる事になる者に、その信じる神の加護があらんことを。

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