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書籍

トリビュナル - 生きた嘘

「反逆する者」著

ヴィベクとアルマレクシアが決して同席しないことにお気づきだろうか? 聖堂の司祭達が提供する水が少しだけ… 腐ったような臭いがするのに気づいた人は? 私は気づいた。以来そのことを広めるために奔走している。聖堂は私のことが嫌いだが、それにはちゃんとした理由がある。トリビュナルは私達の魂を食らおうとしているのだ。

彼らは聖堂が主張するような善なるガーディアンではない。私は「三十六の教訓」を読破して、数字の中に規則性があることを発見した。彼らは愛すべき三大神などではないのだ。彼らは虚無の彼方から来た巨大な怪物であり、自分達の本当のご主人様のために魂の収穫を目論んでいる。考えてもみたまえ! よりによってノルドとアルゴニアンとの同盟? シロディールを征服するための戦争? それはタムリエル全土を征服する野望につながることを私達は知っている。「故郷を守るための戦い」などちゃんちゃらおかしい。すべてが来るべき日のために、より多くの魂を集めるための手段だと考えれば合点がいく。目を覚ますのだ!

証拠は私達の周りのいたるところにある。彼らは毎日私達の頭の中に入ってくる。あの衛兵がこっちを見ている? それは気のせいではない。耳元で蜂が飛んでいたことは? それも奴らの仕業だ。魔法の花粉を使ってあなたの思考を盗み聞きしようとしている。私のような真実の探求者をあぶり出そうとしているのだ! 街のあちこちから聞こえる夕べの詠唱は? あれは洗脳の呪文だ。あれには人々を黙らせておく効果がある。

これだけは言える。私はもうモーンホールドの井戸水は飲まない。だが私に頼らず、自分の頭で考えるように。証拠はいたるところにある。真実を見る目があれば、鼻先で起こっていることを無視できるわけがない。

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