サタカラームの大司祭ズラドル著 誠実な人よ、今週の私の説諭は長くも比喩でもなく警告だった。すべての真のレッドガードに、門の外に群がり自らをバーンダリ行商人と呼ぶ盗人と異教徒で邪悪な猫の種族の策略に気づかせるための警告だ。 うろついている野獣のような者たちが盗み、詐欺、ごまかしを働くために商人を装っていることは前からわかっていた。ではなぜ執政官は街の門前に野営を許しているのか? なぜ追放しないのか? 明らかに他の力が働いている。神を冒涜する異端者の力だ。この生き物に庇護を与えるのがどんな愚行であり、悪徳と背徳に寛容な権力者がどれだけ無知であるか、どう説明しよう。 「でもどうしてわかるのだ、ああズラドルよ」あなたは問うかもしれない。「この真実をどのようにして知ったのだ」 では聞こう。誰かがくしゃみをしたらなんと言う? 「トゥワッカの祝福を」だ。そうだろう。なぜだ? 古の文書にあるように、くしゃみは邪悪な霊がいることを示しているからだ。 私のような多くの信心深い者が、猫のような人間と会うとどうなるか? くしゃみをする、目に涙がたまり、またくしゃみがでる。 気をつけろ、トゥワッカの警告に耳を傾けるのだ。バーンダリは人間の姿をした邪悪な霊魂だ。つきあいをやめ、野営地を避け、家に持ってくる穢れた商品で苦しまないようにするのだ。
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