スポンサーリンク
書籍

モラバガリスの謎

タムリエルにあるアイレイドの遺跡については、学者達が何世代にもわたって研究してきたが、いまだ謎に包まれている。アイレイドが残したとされる宝は、恐れ知らずな者と愚かな者の両方を引きつけてきた。

遺跡によっては、探検しない方がいい場合もある。

魔術師ギルドは長い間、アイレイドの特定の土地、古いアイレイドの記録でモラバガリスとして知られた土地について研究しようと努めてきた。最初の探検隊がそこで彫刻の施されたアーチに接近した際には、その場所にあった石からさえ良くない雰囲気を感じられたと記していた。

モラバガリスに長期間留まった者は、おかしな夢や常軌を逸した囁きなどで正気を失いそうになったと話した。そうした妨害があったせいで、遺跡で発見された物事はごくわずかで、結局発掘は中止された。

第二紀545年に遺跡へゴブリンがはびこると、さらなる探検隊が軽率な行動を起こした。「ボーンスナップ」族がモラバガリスとその周辺地域をすっかり占領したため、それを追い払おうとすれば難しい大仕事が必要とされた。

当然ながら、探検隊によって報告された現象がゴブリンにも起きたかどうかを確認するのは不可能だ。もしアイレイドの貴重品や秘密が残っているなら、ボーンスナップ族によって損傷を受けているに違いないということも、言及しておくべきである。

コメント

スポンサーリンク