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書籍

マーガス・デリウスの日記

今日は息子の命日だ。マークマイアへとアルゴニアンどもへの復讐は、残念ながら去年から全く進んでいない。ようやくアルゴニアンに代償を払わせる方法を見つけた。自らメルシウス姉妹に取り入って、出来たばかりの組織、シロディール・コレクションで信頼されるメンバーとならねばならない。愚か者たちは理解していないが、連中は数々の強力なアルゴニアンの遺物へつながる手掛かりを手に入れているのだ。私が探しているものも含めて。

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信じられないほど運が向いている。シロディール・コレクションの愚か者どもは、貴重な調査結果を調べさせてくれた。メモを盗むのが何と簡単だったことか! このメモは自ら調べる手間を省いてくれただけではない。まさに探していたアルゴニアンのアンティークの手掛かりを示してくれた。コンコルディア・メルシウスと、彼女の歴史的記録や地域の伝承に対する周到な分析には賞賛を送りたい。すぐにノルグ・ツェルのザル・トーは我が物になる。そこには本物の報酬が待っている!

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ファミアとコンコルディアの何と愚かなことか! 連中はアルゴニアンを不当に扱われた、虐げられた民だと考えている。これほど真実から遠い話はない。アルゴニアンどもは脅威だ! 自分が何を言っているかはよくわかっている。私はマークマイアの沼を二度探検し、辛うじて生き延びたのだから。連中と交渉しようとしただけで様々なトカゲの部族に狩り立てられ、仲間は殺されて私は放置された。連中はなぜ私を放置した? デッドウォーターの戦士たちは、なぜ愛する息子を殺した? 私を守ろうとしただけだったのに!

まあ、過ぎたことだ。私は聖なる秘密を手に入れた。このトカゲの碑文を翻訳できるアルゴニアンを探して、遺物の場所を教えさせればいい。

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ブラックガードは野蛮で頭に血が上りやすいかもしれないが、取引を順守してくれている。アルゴニアンのアンティークの専門家を6人見つけてくれた。特に、ダスクフォールと呼ばれる時期や、その前の時代に詳しい連中だ。あのトカゲたちがザンミーアや石造建築を建てたとは思えない。不法占拠して所有権を主張しているのだろう。

アルゴニアンどもには、知っていることを全て吐かせてやる。そして、遺物の力が手に入ったら、マークマイアと悪しき住人への復讐がやっと果たせる。

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