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クエスト

黄金の金床

ESOブラックウッド > サイドクエスト

物語内容

ダルイオンと話す

ブラックウッドの北東部にあるゼニタール大修道院の外にいる、ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

今では想像するのも難しいのですが、あの大修道院はかつて繁栄を極めたバザールで、人々が溢れ活発に交易が行われていたのですよ。今残っているのは腐敗と雑草、それに大量の危険な獣だけです

ですがひとつ、残っているのではないか、と思しきものがありまして

それは何だ?

ダルイオン
ダルイオン

ゼニタールの大修道院がまだ富と交易の場だった頃に飾られていた、黄金の金床です。人の強欲により盗まれ、隠された聖遺物。私は自分の教団、ゼニタールの篤信者のために、金床の本当のありかを探りにきたのです

うまくいったか?

ダルイオン
ダルイオン

出発した時は、大修道院に危険な獣がこれほどいるとは予想していませんでした。分かっていれば、出発前に戦士たちを雇っておいたのですが… ゼニタールの司祭は力仕事こそ苦手ですが、財布は大きいものでして

そういうわけであなた、雇われてくれませんか?

いいだろう。黄金の金床探しを手伝おう

ダルイオン
ダルイオン

黄金の金床はバザールの裁定者ガヴォス・ドゥーアによって隠されました。大修道院を探し、ガヴォスの失脚について調べましょう。そうすれば、金床が最終的にどこに行きついたのか、分かるかもしれません

探している黄金の金床のことを教えてくれ

ダルイオン
ダルイオン

黄金の金床は、かつて何の変哲もない鉄だったとされています。しかし、敬虔な鍛冶屋が質素な交易所を作るべく、たゆまず叩き続けたのです。それを見たゼニタールは、金床を黄金に作り替えました。勤労が神の栄光によって祝福され、大修道院が誕生したのです

それほどの宝がここに残されていると思うのか?

ダルイオン
ダルイオン

可能性は大きいと思っています。ガヴォスが倒される前に金床を隠したことはよく知られていますからね。ですが、それが大修道院から持ち去られたとはどこにも書いていません。ゼニタールの恵みと勤勉な働きがあれば、発見する幸運に恵まれるやもしれないでしょう

この場所について他に知っていることは?

ダルイオン
ダルイオン

先程も言いましたが、大修道院はかつて巨大なバザールでした。ですがここが特別だったのは、その大きさだけではありません。あらゆる種族が、品物だけでなくその考えや文化を交換したからです。外から持ち込まれるものを価値ある物とみなす、その精神こそが特別だったのですよ

悲しいことに、長続きはしませんでしたがね

何があった?

ダルイオン
ダルイオン

交易よりも金を重視する連中がはびこるようになり、彼らの強欲がゼニタールの大修道院を腐敗させたのです。ガヴォス・ドゥーアとその取り巻きは、貪欲さでこの善き場所の理念と精神を滅ぼしてしまいました

神が与えたもうた金床ですら、ガヴォスの欲を充足させられなかったのです

ガヴォス・ドゥーアとは何者だ?

ダルイオン
ダルイオン

ガヴォスはバザールの裁定者として、治安維持部隊を管理していた人物です。治安維持部隊は暴力的な諍いを仲裁するため、例外的に武装を許されていました。やがて彼は、自らと部隊の武力を濫用するようになります

彼に何が?

ダルイオン
ダルイオン

自らの権限を利用して私腹を肥やすようになったそうです。税金や関税を操り、横領を繰り返してこの場所を破滅に追いやったと噂されています

ガヴォスは最終的に追放されたましたが、金床が戻ることはなく、それがもたらした繁栄もまた、戻ることはなかったのです

信仰について詳しく話してほしい

ダルイオン
ダルイオン

ゼニタールの篤信者のことをご存知ない? では、説明を。我々は篤き信仰と聖堂、そして神々の提供者を守る者。熱心な労働と富を生む者に、支援と導きを与える存在です。我々の教えに従う者は栄えるでしょう

ゼニタールの教えとは?

ダルイオン
ダルイオン

文明と繁栄の基礎をなす、労働、商業、交易に関わる教えです。ゼニタールは自身と他者のために働く者たちへ微笑んでくださる。公正で誠実なる取引により、我々は世界を善きものにする。ゼニタールの教えは、どのように商業を行うべきかの模範となるものです

黄金の金床の手掛かりを探す

ゼニタール大修道院に入りましょう。

ゼニタール大修道院
「ゼニタールの子よ、金床を例にしよう。我らが神と同様、我々はハンマーとトングで、徳高き人生を作り上げる。汗と労苦によってのみ、満足が得られるのだ」―ゼニタール司祭、オルネルダ・カロナス

ゼニタール大修道院に入った後、ダルイオンが発言します。

ダルイオン
ダルイオン

腐敗して汚れている。ガヴォスの記録や金床はまだ残っていますかね?

ふむ… 一部の建物や屋台は状態がいい。そこから始めましょう

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

この大修道院が崩壊して廃墟になった経緯は未だ謎に包まれています。確実に分かるのは、黄金の金床が二度と発見されなかったことだけ

ガヴォスの時代の記録が残っていないか探しましょう。浸水していても、追うべき手掛かりはいくつかあるはず

手掛かりはどこで見つかると思う?

ダルイオン
ダルイオン

もちろんバザールでしょう。ですが、この大修道院には栄えた港もありました。それから、もし隠れて何かをしたいなら、どこか人目につかない端の方へ行く必要があるでしょう。例えば、暴君を倒す計画を立てたりしたいならね

探索を進めると、「ボロボロになった交易商人の記録」を発見します。

ボロボロになった交易商人の記録

今日はアルゴニアンのキャラバンが立ち寄った。何とかいくつかの奇妙な樹液の壺の値段交渉をした。裁定者ガヴォスがまた自由貿易を抑圧する無意味な規制を思いついたりしなければ、結構な利益になるかもしれない。彼から樹液を市場内で取引できない理由に関する、長々とした講義を聞かされずに済むようゼニタールに祈る。

自分自身で実際に仕事をやることもなく、ぜいたくに暮らすのはさぞかし楽しかろうな。ここで商品と金を回し続けてるのは我々商人だ。取引を妨害するだけでも十分よろしくないが、彼は黄金の金床を誰にも見せないらしい。我々と神々の間に立とうとするとは出過ぎた真似だ! それを許すつもりはないし、そう思うのは私一人ではない。

ダルイオン
ダルイオン

ふむ… これでガヴォスが黄金の金床を盗んだのは確実ですが… 一体どこに?

更に探索を進めると、「愛情を込めて書かれたメモ」を発見します。

愛情を込めて書かれたメモ

事は起きた。

兵士たちが裁定者ガヴォスに背いたんだ! 聞いたところでは、奴が大修道院の内陣に閉じこもったので、交易大臣たちが魔法で中に封じるらしい。実に皮肉だ!

彼らは俺たちに対して大きく貢献してくれた。このおかげで俺たちの子は、市民のことを市民が決められる自由な街で成長できる。武装した支配者に上から布告をされずにな。解放者の一人にちなんだ名前を子供につけるのはどうかな? ラロスか、エスディルか、クエンティンか。一番好きな交易大臣は誰だ?

義父さんのところから戻ったら話し合おう。

ダルイオン
ダルイオン

生きたガヴォスを最後に見たのは商人王かもしれませんが、金床は見つけたんでしょうか?

更に探索を進めると、「反逆者の色褪せた手紙」を発見します。

反逆者の色褪せた手紙

もうすぐ事態が急速に進展する。

あの横暴な裁定者ガヴォスから、大修道院を解放する計画がある。奴のある兵士と話したら、彼らも我々とそう変わらないことが分かった。ただ生活と養うための金を稼ごうとしてるだけだ! 彼らも裁定者を快く思っていないし、阻止する人々に協力する意思がある。彼らが味方につけば、戦うことなく裁定者を追放できる!

交易大臣たちは、裁定者ガヴォスが権力の放棄を拒んだら投獄するつもりだ。彼らはすでに魔法の封印を作り出すため、魔術師も雇っている。3つの印でできた封印だ。それぞれの交易大臣の印だよ。奴を解放するには3人が同意しなければならない。だから、あいつが二度と日の光を拝めないってことは請け負う!

今晩、いつもの場所で会おう。計画と今後の行動について説明する。

ダルイオン
ダルイオン

自分の兵士に裏切られるなんて、ガヴォスは人気がなかったんですね

3つの手掛かりを発見した後、ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

少しその文書を見せていただけますか。…裁定者ガヴォスが金床を隠したことは記されていますが、場所についての記載はありませんね。交易大臣たちが反逆を主導し、ガヴォスの衛兵さえもそれに加わったと。そしてガヴォスは、大修道院の内陣に閉じこもった…

そこに金床を隠したと思うのか?

ダルイオン
ダルイオン

その可能性は高いでしょう。内陣は聖堂の中でも神聖な場所、入れるのは聖職者だけです。鍵をかけて守ることも裁定者の権限に含まれており、交易大臣であってもその権限を侵すことはできません。個人的な聖域、と言ってもいいでしょう

そして降伏しないと分かると、彼らは閉じ込めたのか

ダルイオン
ダルイオン

そのようですね。内陣が封印されたままなら、開くにはここに示されている三つの印が必要です。我々が知る限り、最後に所持していたのは大修道院の三人の交易大臣。彼らの所持品を調べましょう

まず彼らを探そう

ダルイオン
ダルイオン

ここのようなバザールには大抵、人名録があります。顧客が良質な品物や店を探すためのものですね。まずはそこに、三人の交易大臣の名が載っているかを確かめましょう。ラロス、クエンティン、それからエスディル。彼らが事業を行っていた場所も分かるでしょう

交易大臣とは何者だ?

ダルイオン
ダルイオン

大修道院のバザールで交易を運営していた有力な商人で、聖職者です。大修道院を繁栄させたのは彼らだと言っていいでしょう。ガヴォスが力を握るまでのことですがね

彼らがガヴォスを打倒したなら、どうしてここは廃墟と化した?

ダルイオン
ダルイオン

良い質問です。恐らく、勝利の代償が大きすぎたのでしょう。ガヴォスがもたらした穢れがあまりにひどく、ゼニタールがお許しくださらなかったのかもしれません

実際に起きたことをつぶさに記録していた者がいるとすれば、それは交易大臣でしょうね

印の鍵を探す

探索を進めると、「バザールの名簿の拓本」を発見します。

バザールの名簿の拓本

ディジェリエルの仕立屋 - 仕立専門店、中央市場

ラロスの遺物 - 古代と魔法の品、バザール北西

エルスウェアの砂 - カジートの小間物、バザール南中央

賢者クエンティンの動物店 - 異国の家畜、バザール南東

ダモザグ金属加工 - 上質な宝飾品と鉱物、バザール西中央

高貴なるエスディルの店 - 錬金術試料と植物、バザール東中央

ダルイオン
ダルイオン

手紙には交易大臣の三人の名が出ていましたね。名簿があるから、すぐに資産がわかるはずです

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

人名録があれば、三人の著名な交易大臣の拠点が分かるでしょう。封印された内陣を開くには、彼らの印が必要です

印を探すのを手伝ってくれると助かる

ダルイオン
ダルイオン

もちろんです、この苦労は分け合わなければ。何を手伝いましょう?

印の鍵の場所に関する手掛かりはどこで見つかる?

ダルイオン
ダルイオン

印の鍵は大修道院の交易大臣三人のものでした。私たちが見つけた書類の一部に名前が書かれています。それを拓本と付け合わせればいいでしょう。それぞれが仕事をした場所がわかるはずです。そこから始めましょう

探索を進めると、「ラロスの焼け焦げた日記」を発見します。

ラロスの焼け焦げた日記

ガヴォスは終わった。

予想どおり、奴のしみったれた兵士たちは買収できた。クエンティンとエスディルにとって、説得して同意させる負担は大したものではなかった。我々は彼らを買っても釣りがくるほどの金を持っているからな。

奴が大切にしている金床と共に閉じ込められた今、絶え間なく挟まれる「公正さとは」という言葉を聞くことなく、本物の利潤の獲得に戻れる。奴に何が分かる? この市場の繁栄の理由は我々で、奴の説教や小物のおかげではない。

今日、新しく指名された裁定者が来た。彼は努めてさりげなく一週間分の取り分の増額を示唆し、「夕日の下」での休暇の計画のための金が足りないことを匂わせてきた。言葉の選び方がかなりわざとらしいような気がした。私の秘密の隠れ家を知っているのか? 思っていたよりも不注意だっただろうか?

いずれにせよ、我々は今のところ、さらに気前よく心付けを渡せるの余裕がある。だが、奴が私の事情についてあまりにも知り過ぎた場合は、交代させる必要があるかもしれない。

ダルイオン
ダルイオン

兵士たちが買収されていた? あれだけ高潔な反乱の話をしていたのに? どうにも嫌な感じがします

更に探索を進めると、「エスディルの古い日記」を発見します。

エスディルの古い日記

ラロスとクエンティンは私のことをガヴォスと同じぐらい愚かだと思っている。

奴らの企みは分かっている。彼を消し、在庫を拡張させる気だ。禁制の魔法の遺物に攻撃的な異国の獣。奴らはあの貪欲な手がつかめる、ありとあらゆるものを取引するだろう。

まあ、奴らにしてやられたなどと言わせるつもりはない! 間もなくスクゥーマの積み荷が到着する。確実に大修道院全体で、それを売るのは私だけにするつもりだ。小物や野生のペットなどはすぐに飽きられるだろうが、スクゥーマの需要は常にある。

クエンティンは資金を用意した買い手がいるから、金床を回収して売るべきだと言っている。それが本当に労力を費やすに値する話なら、おそらく自ら行動を起こすだろう。念のため、私の印を移動させた。にぎやかな通りのはるか上にある、私が一番うまい酒を飲める場所にな。

ダルイオン
ダルイオン

エスディルの交易大臣はスクゥーマの密輸をしていたのですか。罰当たりな

更に探索を進めると、「クエンティンの秘密の往復書簡」を発見します。

クエンティンの秘密の往復書簡

友へ

間もなく金床を手に入れてやろう。既にガヴォス・ドゥーアに盗まれていると誰もが信じているものである故、惜しむ者などおるまい。必要なのは、同僚の大臣二人から助力を得るための根回しだけだ。最近の彼らは少々扱いづらいが、君が提供してくれた護衛のミノタウロスを紹介すれば、ずっと乗り気になるのは間違いない。

とは言え、少しの遅れも出してはならない。彼らが何かに勘づいたら、金床を確保できなくなるかもしれない。だから可能な限り早く、ゼニタールの大修道院に向かってくれ。

到着したら、鍛造用の火の背後で落ち合おう。私は我々が必要とするものを全て手にしているはずだ。

ダルイオン
ダルイオン

彼らはガヴォスの金床の場所を知っていました。民には返す気などなく、盗もうとしていたのです

3つの手掛かりを発見した後、ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

じきに黄金の金床を強欲の魔の手から救い出せる… きっとうまくいくはずです。交易大臣たちが残した手掛かりを元に、隠し場所を探せばいいだけですから

印がまだ無傷で残っていてくれることを祈りましょう

印を探すのを手伝ってくれると助かる

ダルイオン
ダルイオン

もちろんです、この苦労は分け合わなければ。何を手伝いましょう?

ラロスの日記で気になったことは?

ダルイオン
ダルイオン

新しい裁定者はラロスに賄賂の圧力をかけていたようですね。「夕日の下」という言葉はラロスを怯えさせるためのように見えます。彼の隠れ家につながる手掛かりかもしれませんが、言葉通りではないでしょう。目印かも

クエンティンが残した手紙をどう思う?

ダルイオン
ダルイオン

どうやら送れずじまいだったようです。詳しくは書かれていませんが、彼が接触する相手に言っている合流地点は、印を守るために隠した場所かもしれません。鍛造用の火の背後とは、鍛冶屋という意味でしょうか。調べて損はないですね!

エスディルがどこで飲んでいたと思う?

ダルイオン
ダルイオン

当然、どこか見晴らしがよくて人目につかない場所でしょう。隠れ場所ですから。醸造所か輸入店の近くといった、普通の客が飲むような場所ではないでしょう。名簿が道を示してくれるかもしれません

探索を進めて、ラロス・エスティル・クエンティンの印の鍵を手に入れましょう。

ダルイオン
ダルイオン

印の鍵を秘密にしていたとは。交易大臣に信頼関係はなかったようですね

ゼニタール大修道院の内陣を調べる

3つの鍵を手に入れると、ダルイオンが発言します。 

ダルイオン
ダルイオン

印がすべて揃いました! 内陣の封印が解けます! さ、大修道院の中へ!

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

これだ! この印の鍵があれば、聖堂の内陣を開けます。ゼニタールが我々に微笑んでくださるなら、そこで黄金の金床が見つかるでしょう

もしそこになければ?

ダルイオン
ダルイオン

信じましょう。交易大臣たちは互いをまったく信用しておらず、内陣の封印を解くためにそれぞれの印を組み合わせる気はなかった。ということは、金床がないにせよ、ガヴォス・ドゥーアはあそこでしょう。鍵を握っているかもしれません

そこにあったら何をするつもりだ?

ダルイオン
ダルイオン

レヤウィンの「篤信者」まで持ち帰る力をゼニタールが貸してくれるように祈りますよ

まあ、黄金の金床がここにあると確認したら、大司教に伝えます。そうすれば、鉄の騎士団が来てこの大修道院を浄め、回収するでしょう

鉄の騎士団とは何者だ?

ダルイオン
ダルイオン

“篤信者”を代表して働く騎士修道会です。ゼニタールは平和と繁栄を好みますが、そのためには努力が必要だと理解しています。農民は紛争が起きている土地を耕すことはできません。ですから、兵士の仕事も神聖な務めなのです

大修道院の内陣の手前まで行きましょう。

ダルイオン
ダルイオン

あれが大修道院の内陣でしょう!

大修道院の内陣を開錠しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

やった、内陣の封印が解けました! 一時も無駄にできません!

大修道院の内陣に入る前に、ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

これだけの月日が経ったというのに、内陣の扉が劣化を免れているのに不思議はありません。大量の魔力が扉を守っていますから

金床も守られているといいのですが

大修道院の内陣に入ると、黄金の金床と裁定者ガヴォス・ドゥーアを発見します。

ダルイオン
ダルイオン

あれは…? ああ、黄金の金床ではありませんよね?

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

あれは私と同様苦難の時代に放置されたが、金床の輝きは大修道院が崩壊するはるか前から消え始めていた。もっと努力すべきだった

ダルイオン
ダルイオン

そんな。あなたは… ガヴォス・ドゥーア? まさか、まだ生きてるなんて

私の手には負えません。ガヴォスと話して下さい。私は聖なる遺物を…

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

あれは裁定者ガヴォス。それ以外に考えられない。しかしなぜ? これだけ長い間投獄されて、生き延びられるなんて

彼と話して下さい。私にはとても無理です…

裁定者ガヴォス・ドゥーアと会話しましょう。

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

私はついに、この栄誉ある地を崩壊させた罪をゼニタールに償えたようだ。ああ、長く孤独な時だった… だが、私は決して諦めなかったのだ

ここに囚われて、どうやって生き延びた?

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

正直な労働でだよ。ゼニタールは勤労を尊ぶ者に祝福を与える。封印はこの地を我が物にしようとする交易大臣の熾烈な争いを寄せ付けず、ひび割れからは雨やゴキブリ、日の光が漏れ入った。それが金床を世話し、祈りを捧げた私を生き延びさせる報酬となった

黄金の金床に何があった?

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

わからない。穴だらけで腐食し、修理のしようもない状態になってしまったのだ。できる限り守ろうとはしたが、私の力は及ばなかった。大修道院が強欲、虚栄、退廃によって腐敗するにつれ、その輝きは更に翳っていった。そのことを他の連中に気づかれる前に、私は金床を隠したのだ

彼らは盗んだと非難していた

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

わかっていたさ。だが、奴らの富と毒を含んだ言葉から身を守る術はなかった。奴らの野心を抑えようとすればするほど、私は共通の敵にされた。私が消えると、交易大臣たちは好きに仲間割れできるようになり、ついにはここをめちゃくちゃにしてしまった

この件をダルイオンと議論しよう

会話を終えると、ダルイオンが発言します。

ダルイオン
ダルイオン

ゼニタールの存在を感じます。かすかにですが。まだ望みはある

裁定者ガヴォス・ドゥーアと会話しましょう。

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

君の友人は私を見て驚いているようだ。どれくらいの時が経ったのだろう? 多くの年月を経たとは思うが、顔の皺を手でなぞるくらいしか、時を数える方法がない

もしゼニタールの司祭が審判や赦免に来るなら、急いでほしいものだな…

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

真相は分かりませんが、私はガヴォスの言葉を信じます。この金床が長い月日と、大修道院の腐敗にも負けず、とてもよく手入れされているのは見れば分かりますから

ゼニタールは、この地を完全に見捨ててはいなかったんです

仕事はうまくいったか?

ダルイオン
ダルイオン

ほとんどは。黄金の金床はガヴォスのおかげで、何とか持ちこたえています。しかし、ゼニタールが我々に寄せる信頼を回復できなければ、完全に消えてしまうでしょう

金床に望みはあります。許しが得られれば、大修道院も

どういうことだ?

ダルイオン
ダルイオン

ゼニタールは勤労と相応な報酬を司る神。あなたはゼニタールの信徒のために骨身を惜しまず働いた。ここで長い間見られていなかった、清く汚れない苦役です

ゼニタールの名の下の誓いを、聖なる場でささげましょう

それで金床は元に戻るのか?

ダルイオン
ダルイオン

いえ、金床と大修道院を元の輝かしい状態に戻すには努力するしかありません。ですが、ゼニタールが救うに値する場所だと考え、新たに祝福してくれるかもしれない

一緒にやってくれますか?

分かった

会話を終えると、ダルイオンが発言します。

ダルイオン
ダルイオン

ゼニタールよ、たこのできた両手で、あなたに神聖なる勤労を捧げる者を連れてきました。金床に手を置いてください

黄金の金床に手を置きましょう。

ダルイオン
ダルイオン

この手とこのコインで、あなたのため勤労に励みました。これからも続けられますように。良き商いを!

ダルイオン
ダルイオン

金床が! ズェンの光が再び光り輝く!

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

ありがたい… 私の仕事はついに終わった…

今… 私がほしいのは、開けた空だ。空をこの目で見たい…

ダルイオン
ダルイオン

あなたは頑張ってくれました。扉は私が開けます

黄金の金床
ゼニタールの彫像

ゼニタール大修道院から出る

ゼニタール大修道院から出て、裁定者ガヴォス・ドゥーアと会話しましょう。

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

屋根の裂け目を探さなくても日を浴びられるのは嬉しいな… 何時間でも味わいたいところだが、ゼニタールに怠け者だと思われてしまうな

黄金の金床に何が起きた?

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

かつての姿に戻りつつあったよ。大修道院を生み出した質素な鍛冶屋の仕事道具へとな。伝説によれば、あれはゼニタールの祝福で姿を変えたそうだ。私が裁定者に就任した時には、すでに唯一無二の輝かしい金床だった

どうして輝きが失せた?

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

バザールが強欲に支配され、我々がゼニタールの信頼を失ったからではないかと思う。混乱を危惧して私は金床を隠したが、それこそが最大の過ちだったのかもしれん。神が不満を示そうとしたのに、それを黙殺した。それこそが我が罪だ

自分のことを話してくれ

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

私は大した者ではない。ゼニタールの大修道院の裁定者だった男だ。遠い昔の話だよ。いさかいを解決し、バザールの安全を確保するのが私の務めだった。だが私はその務めを果たせず、ここは廃墟と化した。だが他の者が、私の過ちから学ぶことができるというなら、いくらでも協力しよう

なぜ自分を責める? こうなったのは交易大臣のせいだ

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

ここには善き人々がいた。僅かながら存在する善からぬ者たちから彼らを守るのは、私の役割だった。だが私は、彼らを出し抜けるほど賢くなかった。陳腐な説教よりもマシなことができたなら、皆が力を貸してくれただろうに。ゼニタールだけがご存じだが

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

あなたはゼニタールの篤信者にとって素晴らしい贈り物です。あなたがいなければ、黄金の金床を見つけることはできなかったでしょう。不名誉な運命から救うことも

それで、これからどうなる?

ダルイオン
ダルイオン

教団に知らせを送ります。力を尽くせば、この大修道院に栄光を取り戻せるかもしれませんから

さて、ゼニタールは負債を残しません。あなたは期待以上の働きをしてくれました。私の感謝と共に、祝福された金貨を受け取ってください

クエストを完了する。

ダルイオン
ダルイオン

今この瞬間も、ゼニタールは私に教えを授けています。私はゼニタールの富の祝福を求めて来ましたが、見出したのは強欲の病から救われた者の人生でした

我々がここで見つけた本当に神聖な富は、あの老人です。そうに違いありません

なぜそう言える?

ダルイオン
ダルイオン

私は黄金の金床を物質的な価値のために探していたのではありません。私は神々が触れた何かを求めていました。彼はあの小さな監獄で長い間耐え、虜囚となった長い長い間、本当にゼニタールと対話していたに違いありません

彼が生きているのは奇跡だと思うか? 本物の奇跡か?

ダルイオン
ダルイオン

他にどう言えばいいでしょう? 彼は教えに従い、ゼニタールの決意を胸に秘め、周りのもの全てが崩れ去っても耐えてきました。あの信念には黄金以上の価値がある

ガヴォスから学ぶべきことは無数にあります

あの男が聖人のような口ぶりだな

ダルイオン
ダルイオン

大司教さえ賛成すれば、聖人になってもおかしくないでしょう。奇跡はともかく、裁定者ガヴォスは失われたと思われてきた知識の持ち主であり、ゼニタールの聖堂でさえ強欲によって腐敗しうることを直接に目撃した者。生ける教訓なのですから

なるほど

ダルイオン
ダルイオン

あなたがいなければ、大修道院の没落は誤った警告をもたらす物語のままで、ガヴォスは悪人とされていたでしょう

ゼニタールはあなたを通じ、真実に光を灯しました。あなたの働きは、私たち双方に栄光を与えたのです

会話を終えると、ダルイオンと裁定者ガヴォス・ドゥーアが話し始めます。

ダルイオン
ダルイオン

ガヴォス、ゼニタールの篤信者まで一緒に来ていただけますか。皆に話を聞かせてほしい

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

この年寄りがまた役に立てるというなら、ゼニタールに従おう…

裁定者ガヴォス・ドゥーアと会話しましょう。

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

いつか自由になれると思っていたよ。ゼニタールは対価を要求するが、決して必要以上の額を取らない。ゼニタールの許しがあれば、この後もそれなりに暮らせるだろう

関連資料

商人王たちの積み上げられた文書

ラロスの焼け焦げた日記:

ガヴォスは終わった。

予想どおり、奴のしみったれた兵士たちは買収できた。クエンティンとエスディルにとって、説得して同意させる負担は大したものではなかった。我々は彼らを買っても釣りがくるほどの金を持っているからな。

奴が大切にしている金床と共に閉じ込められた今、絶え間なく挟まれる「公正さとは」という言葉を聞くことなく、本物の利潤の獲得に戻れる。奴に何が分かる? この市場の繁栄の理由は我々で、奴の説教や小物のおかげではない。

今日、新しく指名された裁定者が来た。彼は努めてさりげなく一週間分の取り分の増額を示唆し、「夕日の下」での休暇の計画のための金が足りないことを匂わせてきた。言葉の選び方がかなりわざとらしいような気がした。私の秘密の隠れ家を知っているのか? 思っていたよりも不注意だっただろうか?

いずれにせよ、我々は今のところ、さらに気前よく心付けを渡せるの余裕がある。だが、奴が私の事情についてあまりにも知り過ぎた場合は、交代させる必要があるかもしれない。

* * *
クエンティンの秘密の往復書簡

友へ

間もなく金床を手に入れてやろう。既にガヴォス・ドゥーアに盗まれていると誰もが信じているものである故、惜しむ者などおるまい。必要なのは、同僚の大臣二人から助力を得るための根回しだけだ。最近の彼らは少々扱いづらいが、君が提供してくれた護衛のミノタウロスを紹介すれば、ずっと乗り気になるのは間違いない。

とは言え、少しの遅れも出してはならない。彼らが何かに勘づいたら、金床を確保できなくなるかもしれない。だから可能な限り早く、ゼニタールの大修道院に向かってくれ。

到着したら、鍛造用の火の背後で落ち合おう。私は我々が必要とするものを全て手にしているはずだ。

* * *

エスディルの古い日記

ラロスとクエンティンは私のことをガヴォスと同じぐらい愚かだと思っている。

奴らの企みは分かっている。彼を消し、在庫を拡張させる気だ。禁制の魔法の遺物に攻撃的な異国の獣。奴らはあの貪欲な手がつかめる、ありとあらゆるものを取引するだろう。

まあ、奴らにしてやられたなどと言わせるつもりはない! 間もなくスクゥーマの積み荷が到着する。確実に大修道院全体で、それを売るのは私だけにするつもりだ。小物や野生のペットなどはすぐに飽きられるだろうが、スクゥーマの需要は常にある。

クエンティンは資金を用意した買い手がいるから、金床を回収して売るべきだと言っている。それが本当に労力を費やすに値する話なら、おそらく自ら行動を起こすだろう。念のため、私の印を移動させた。にぎやかな通りのはるか上にある、私が一番うまい酒を飲める場所にな。

後日談

ゼニタールの礼拝堂

レヤウィンのゼニタールの礼拝堂に行くと、ダルイオンと裁定者ガヴォス・ドゥーアがいます。

ダルイオンと会話しましょう。

ダルイオン
ダルイオン

ゼニタールの祝福を。前に会った時以来、うまくやっていましたか?

大司教は黄金の金床が輝きを取り戻すかもしれないと聞き、とても喜んでいました。次に聖堂を訪れる時はガヴォスにも会いたいと言っています

裁定者ガヴォス・ドゥーアと会話しましょう。

裁定者ガヴォス・ドゥーア
裁定者ガヴォス・ドゥーア

またゼニタールの祭壇で祈れてよかった。正直、退廃しているようには感じられるがね。内陣の剥き出しの床で長く祈り続けた後だから、ベンチから立ち上がれなくなるのではないかと心配だよ

君とダルイオンには、日々の祈りで感謝を捧げなくてはな

ブラックウッドの英雄

当クエストを完了すると、「ブラックウッドの英雄」にダルイオンが登場します。

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