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書籍

スフィンクスモス砦の遺跡

スキングラードのキャランティウス著

スフィンクスモス砦の遺跡は、ヴァレンウッドとの国境に近い、北エルスウェアの渓谷に隠されている。レマン帝国はこの砦を難攻不落の基地として山の側に建造し、ここから大勢の軍隊を、国境を警備させるために送り込んだ。この地を選んだことで砦を高い場所に作ることができ、外部の砦の壁を作る良い石材が得られた。その結果、防護壁、塔、そして隠された広間や部屋、地下牢がある、山の奥深くに建てられた大規模な砦となった。壁が突破された場合に備えて、軍は自らを守るため、砦に抜け目なく巧妙に設計された多くの罠を配置したという。

第二帝国の衰退の後、スフィンクスモス砦は帝国軍に捨てられ、1世代に渡り、戦争中のボズマー部族とカジート部族が交互に所有し、持ち主が変わるたびにさらなる損傷に耐え抜いてきた。最終的には、地滑りで上部構造の多くが崩壊し、両勢力ともに砦を手放した。聞いた話では、スフィンクスモス砦に何も盗めるのは残っておらず、今では歴史に見捨てられた巨大な遺跡以外の何物でもないという。

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