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書籍

カラック・ディーナの陥落

私がまだ若いエルフだった遠い昔、古代アイレイド語で書かれたヴァレンウッドの奥深くにある巨大な要塞についての古い本を見つけた。その本を見つけて以来、私はこの場所に取りつかれたようになった。

残念なことに、本は翻訳を始める前に不思議な状況の中で失われてしまった。だが私は魅惑的な詳細を思い出せるだけ記憶から書き出した。

「カラック・ディーナの偉大な要塞は何百年もそこにある。建設時に100のアイレイドの血が浸みこんだ石によって維持されている。要塞はヴァレンウッドの海岸の高台にあり、巨大な石の記念碑と防塁が敵の侵入を阻む」

「その偉大さにより、旅人にとっての休息所となった。宝物庫に巨大な蔵書庫、そして要塞に近づけば歌声が聞こえるという者さえいた」

「… 大軍団が城門を包囲した後、カラック・ディーナの要塞は眼下の敵が城門を制圧すると脅すまで100年持ちこたえた。その時指揮官は、元からいる兵士を100人呼び集めて会議を招集した。運命の決断が下された。兵士は1人ずつ石の上に血を流し、巨大な要塞を地に落として下にいた敵の軍隊を圧殺した」

* この軍団に関しては原文があいまいで、知らない言葉が使われている。だが「軍隊」という言葉に似ている。

私はこの偉大な要塞の場所を探し当てるために生涯を捧げた。それは陥落して地中に飲み込まれたのだと今は確信している。そしてついにその場所を特定した。あとはウッドエルフのガイドを見つけて、その場へ行くのみだ…

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