クエスト名「嵐の目」
クエスト手順
- バトルリーブ・オルドゥロウと話す
- ラミアを浜辺から掃討する
- バトルリーブ・オルドゥロウと話す
- ラミアの女族長と仲間達を倒す
- 🆚女族長ソノリア
- バトルリーブ・オルドゥロウと話す
- マオマーの嵐の根源を発見する
- 🆚ヴァララン・ストームコーラー
- バトルリーブ・オルドゥロウと話す
- 二つ目の導管石を破壊する
- 🆚代弁者ヤロラッセ
- 🆚ストームフィスト
- テンペスト島の頂上へ行く
- 🆚オーマニル准将
- バトルリーブ・オルドゥロウと話す
- 最後の導管石を破壊する
- 🆚ストームリーブ・ネイディル
- バトルリーブ・オルドゥロウと話す
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スキルポイント+1
- 嵐マスターのラミアスレイヤーのレギンス(中装鎧 脚 嵐マスターセット)
物語内容
バトルリーブ・オルドゥロウと話す
ダンジョンの入口でラミアとドミニオンの軍隊が交戦しています。
近くにいるバトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
なんということだ。忌々しい奴らは、準備が万端だったというわけか
上陸したばかりだ。作戦はあるか?
オルドゥロウ
このままでは役に立たない。ラミア達の根城に近づこうとすれば焼き払われる
ラミア達が浜辺を占拠している限り近づくのは自殺行為だ
ラミア達に対処できる
オルドゥロウ
死を恐れないのだな
いいだろう。お前のような者がいるのはありがたい。一帯からラミア達を掃討できれば、この浜辺で優位に立てるかもしれない
終えたら戻る
オルドゥロウ
先に進むためには、この浜辺を片付ける必要がある。ラミア達を我が浜辺から排除するのだ!
それで、誰だって?
オルドゥロウ
バトルリーブ・オルドゥロウ。対侵攻艦隊の前線指揮官だ
迷っているのか? 私たちはここにいるラミアを一掃しなくてはならない。大至急だ
ラミアを浜辺から掃討する
浜辺にいるラミアの群れを掃討しましょう。
ラミアの群れを掃討した後、バトルリーブ・オルドゥロウと兵士達が集合します。
バトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
これはいい兆候だ。浜辺が片付いたら、敵との戦闘を開始できる
次は何だ?
オルドゥロウ
ラミアの兵士達と戦う
戦略は断頭… 指導者を殺せば、奴らは目標を投げ出す。この島で足がかりをつかむ唯一のチャンスだ
指導者がいる?
オルドゥロウ
この一団は私達の兵士達を滅ぼした強力なラミアの女族長からの招集を待っている。彼女は上の洞窟へ戻った
彼女を殺す必要がある
了解。道案内を頼む
オルドゥロウ
作戦は一人でやってもらう。私は侵攻軍を編成し、お前は急先鋒になってもらいたい
島の洞窟は道先にある。幸運を
中で会おう
会話の後、バトルリーブ・オルドゥロウとドミニオンの船乗り達が話し始めます。
オルドゥロウ
よし、やることがたくさんある
この海岸を守るために多くの犠牲が出た。物資と、まだ助けられそうな者を探してほしい。厳しいことを言うようだが、助かる見込みのない者に手を回す時間はない
船乗り
はい、指揮官殿!
オルドゥロウ
お前は…
沈没した船に乗っていた兵士や、沈みかけの戦艦が海岸に打ち上げられているかもしれない。生存者を指揮して、残されている者を探してほしい。まだ戦える兵士をできるだけ集める必要がある。さあ行け
船乗り
はい、指揮官殿!
バトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
行くといい。ラミアの洞窟はすぐ先だ
あの女族長には死んでもらわなければならない
ラミアの女族長と仲間達を倒す
探索を進めると、ドミニオンの船乗りがシーバイパーとラミアに囲まれている現場に遭遇します。
船乗り
もう少しで私は死ぬ。そしてお前は戻る。何もない… 始まりへと
ならば叫びながら死ぬことだ
会話の後、ドミニオンの船乗りはシーバイパーのストロンガルムに殺されます。
探索を進めると、女族長ソノリアを発見します。
女族長ソノリアはシーバイパーのストロンガルムと話し始めます。
ストロンガルム
女族長のあんたはアルトマーのやつらをどうにかしてくれると言っていたのに、やつらはあんたの兵士を虐殺してる。我々の嵐の魔法はもうそろそろ完了するが、時間を稼いでくれないとな
私の子供たちが、アルトマーの侵入者どもをバラバラにするわ
ストロンガルム
言うのは簡単だ。ストームリーブ・ネイディルは行動で示せと言っている。やつらを殺すか、殺すのを手伝え。さもなきゃ船の帆先にお前の頭を飾り付けるぞ
自分でやりましょう
ストロンガルム
確認する。散開して備えろ!
女族長ソノリアと戦いましょう。
ストロンガルム
侵入者どもだ! これ以上洞窟の先に入れるな! 皆殺しにしろ!
女族長ソノリアを倒した後、バトルリーブ・オルドゥロウと兵士達がやって来ます。
オルドゥロウ
この洞窟の隅々を調べてほしい。ラミアの女族長が死んだからといって油断してはならない。奇襲を受ければ、誰かが自分の剣で死ぬことになる
バトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
作戦はうまくいった。海岸のラミア達は、お前が洞窟に入ったすぐ後に、逃げていったよ
彼らの軍の背骨となる部分を破壊した。これで、マオマー攻撃への号令を出すことができる
マオマー?
オルドゥロウ
アルトマーの海の親類。我々にとって、長年の不倶戴天の敵
マラバル・トールへの奴らの攻撃計画を疑った。だから、奇襲した。侵略軍の数には… 驚いたが
なぜ彼らを疑う?
オルドゥロウ
奇妙な光と周囲のオーラ。そしてマオマーの領地として知られるこの島の沖で、突如現れた稲妻の嵐を、本土の使者達が報告してきた
強力な天候魔法を準備していると考えられる
何をすべき?
オルドゥロウ
マオマー達には正面から挑む
斥候達によると、先に進むと魔法の嵐がより激しくなる。魔法源は近いはずだ。島の奥地へ向かい、マオマーの魔術師達が唱えている呪文を調べ、可能なら阻止するんだ
結構。嵐の魔法源を探す
オルドゥロウ
この島の嵐は自然のものではない。そしてこれがマオマーの、マラバル・トール攻撃計画の一端を担っているのではないかと危惧しているのだ
嵐の源を見つけ、鎮めてくれないか
何をする?
オルドゥロウ
私と私の部下は、残りのラミアの後を追って、お前の背後の安全を確保する。目的を果たしたらまた会おう
お前には謝らなければならないな。だがもうしばらく、先陣を切って戦ってもらいたい
マオマーの嵐の根源を発見する
探索を進めると、導管石を守っているヴァララン・ストームコーラーが待ち構えています。
ヴァララン・ストームコーラーと戦いましょう。
ストームコーラー
嵐の力は強力になった! お前は導管石に手を置く前に死ぬだろう!
ヴァララン・ストームコーラーを倒した後、導管石を破壊するとバトルリーブ・オルドゥロウと兵士達がやって来ます。
オルドゥロウ
だらだらするな! 疲れていようが私には関係ない。どうせまたすぐに登る羽目になる。さぁ、広がってこの場所を調べろ。できるだけ多くの物資が必要だ
バトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
裏にある険しい丘を測量する部隊がいたんだ。彼らは酷く文句を言ってきた。若い奴らは惰弱だ
それに比べてお前は、導管石を本当によく処理したくれた
何が起きた?
オルドゥロウ
エネルギーの過負荷によって導管石の機能が止まった。マオマーの装置は時に脆いものだ
よくやった。マオマーは導管石を使って魔法を強化していた。これでこの嵐を維持するのがさらに難しくなるだろう
これからどうする?
オルドゥロウ
斥候の報告によると、まだあと二つ、導管石が残っている。一つはこの先を進んだところに、もう一つはこの山の頂上にある
私と部下たちは、多くが負傷しているが、お前が進む背後を守ることはできる。ラミアたちはほとんどが逃げ去った
他の導管石を見つけたら、どうすればいい?
オルドゥロウ
一つめと同じように負荷を上げてくれ。そのままにしておけば、導管石がマオマーの天候魔法を増幅してしまう
マオマーは間違いなく導管石を使って嵐を呼び、マラバル・トールの破壊を企てている
頂上で会おう
オルドゥロウ
頂上へ登る準備をしている。他の導管石を破壊し、頂上で落ち合おう
二つ目の導管石を破壊する
探索を進めると、代弁者ヤロラッセが待ち構えています。
この島はマオマーのものよ!
探索を進めると、導管石を守っているストームフィストが待ち構えています。
ストームフィストを倒した後、二つ目の導管石を破壊しましょう。
テンペスト島の頂上へ行く
探索を進めると、オーマニル准将が待ち構えています。
邪魔をさせるわけにはいかない。やつらを倒せ!
探索を進めて島の頂上まで行くと、バトルリーブ・オルドゥロウと兵士達と合流します。
オルドゥロウ
行こう! 最後の石を見つけて壊すのだ! それとも、もう一つ崖を登りたいか?
バトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
我々はこの裏にある丘を登ってきたが、それでもお前に追いついたぞ。速度を上げるんだ
だが調査隊は、お前が第二の石をとてもうまく処理したと言っていた
次は何をする?
オルドゥロウ
マオマーどもの計画もこれでおしまいだ
あとはとどめの一撃を加えるだけ。最後の導管石のエネルギーを止めよう。石はこの先にあるはずだ
最後の導管石を破壊しよう
会話の後、バトルリーブ・オルドゥロウと兵士達は最後の導管石に近づきます。
オルドゥロウ
よし。これが最後の通路だ。さぁ行こう
その後、雷撃と共にストームリーブ・ネイディルが現れます。
オルドゥロウ
やめてくれ!
ストームリーブ・ネイディルと戦いましょう。
ストームリーブ・ネイディルを倒した後、最後の導管石の破壊しましょう。
最後の導管石の破壊した後、バトルリーブ・オルドゥロウと会話しましょう。
オルドゥロウ
詫びよう。彼らの魔術師が先で待ち構えていると、把握しておくべきたった。マオマーは臆病者達だと有名なのだ
あれは、ストームリーブ・ネイディルだ。マオマーが潮の波をマラバル・トールへ浴びせたかったのであれば、彼女のようなものの力を使い、波を起こしていただろう
戦いに勝った?
オルドゥロウ
確かに。危機に対処する決断を民がしたのはタムリエルにとって幸運だ。そしてお前がいたことも
奴らを抑えられていなければ、マオマー達はマラバル・トール本土を嵐で蹂躙していただろう
クエストを完了する。
オルドゥロウ
この襲来を許した張本人、キャノンリーブは、我らが完全なる危機を回避したことを喜ぶだろうな
この戦いで失った多くのものも、お前のおかげで無駄にならなかった
関連書籍
テンペスト島のブリーフィング
オルドゥロウよ、お前は命令を受けた。そしてお前はいつも通りきちんとそれをこなした。しかしこの任務に関して、俺はもう一度謝っておきたい。キャノンリーブがテンペスト島の駐屯地のための俺の計画を崩壊させなければ、これは不要なはずの任務だった。俺は島の防衛のため白鳥型の船の艦隊を派遣するようにとの請願書を書いた。ピャンドニアからの長射程船の艦隊を寄せつけないために十分な戦力だ。要請は却下された。 「マオマーはパクトとカバナントの後で相手をすればよい」と連中は言った。資源不足を理由に、俺の「根拠のない懸念」のために注げる戦力はないと。だから俺は何人かの知り合いに昔の戦いでの貸しを思い出させて、やっと数隻の偵察船を送れた。 最初の週に、異常な気象現象が報告された。沿岸から来たと思ったら去っていく、素早い雷雲だ。2週目になると嵐は強くなり、容赦のない荒天に紛れて戦艦の艦隊がやって来た。キチン製の船体に乳白色の帆、甲板は稲妻の杖と剣の火花で照らされていた――俺たちが記憶している通りの、マオマーの戦争用装備だ。俺の斥候たちは奴らの勢力は小さいと判断した。全面的侵略のための艦隊ではなかったんだ。だが奴らが攻撃の決定を下せば、マラバル・トールの沿岸は完全にやつらの手に落ちてしまうだろう。 キャノンリーブたちが一瞬でも地図から目を離してオークや人間の動きを追うのをやめてくれれば、恐るべき脅威が彼らの鼻の下まで膨れ上がってきているのに気づいただろう。俺の斥候たちは毎週、マオマーが力を増していることを報告している。数日ごとに船が数隻、何らかの気象魔法に隠れて現れるんだ。数ヶ月遅かったと、今ではキャノンリーブたちも俺に賛成している。 お前とお前の兵士たちに多くを頼みすぎていることは重々承知している。だがオルドゥロウ。お前が奴らを止めなければ、ドミニオンはこの戦争でさらにもう1つ戦線を増やすことになる。デイドラよりも、エボンハート・パクトよりも、ダガーフォール・カバナントよりも強く、マオマーはアルトマーの死を望んでいる。奴らはずっとそうだったんだ。 奴らに慈悲をかけるなよ。
マオマーの書簡 第1巻
これをストームリーブ・ネイディルに見せてほしい。以下はテンペスト島に関するアルトマーの文書で、名高い地理学者アンガルモが記したものだ。この島はマラバル・トールにほど近く、我々の必要を満たすだけでなく、これまでにたびたび奇妙な荒天に見舞われてきたことを考えれば、攻撃の起点とするにはちょうど良い場所と言える。ここからならドミニオンの不意を突けるだろう。 アンガルモの旅行記: 嵐の島(第1巻) マラバル・トールの沖に浮かぶベールに包まれた島々は、美しくも危険な場所である。とりわけ、一部の人々からテンペスト島と呼ばれるようになった「嵐の島」ほど、その形容にふさわしい場所はない。この島はたしかに美しいが、いまだに誰一人として解き明かすことができない秘密を抱えている。もう何年もの間、この島から大嵐と強風が発生している。この海域では極めて珍しい天候だ。あえて島に上陸しようとした学者は嵐に見舞われた海岸に打ち上げられるか、または命を落としてきた。 私自身、そうした嵐をじかに見たことがある。そのとき私は前述のような遠征の1つに加わっており、結局はテンペスト島でひと月過ごす羽目になった。というのも私の船、サマーセット・ブレイド号は、どこからともなくやってきたとしか思えない突然の嵐に翻弄されて木っ端みじんになったからである。私も噂に不安を覚えないでもなかったが、まさかあれほどとは思わなかった。いたって穏やかだった海があれほど唐突にしけるなど、魔法で嵐が呼び起こされたという以外に説明のしようがあるだろうか? やがて遠征隊の第2班が捜しにきてくれたおかげで助かったが、私は二度とあの島に近づかないことを胸に誓った。 この誓いを破るつもりは全くない。
マオマーの書簡 第2巻
これもストームリーブ・ネイディルに見せてほしい。以下はテンペスト島に関するアルトマーの文書で、名高い地理学者アンガルモが記したものだ。この島はマラバル・トールにほど近く、我々の必要を満たすだけでなく、これまでにたびたび奇妙な荒天に見舞われてきたことを考えれば、攻撃の起点とするにはちょうど良い場所と言える。ここからならドミニオンの不意を突けるだろう。 アンガルモの旅行記: 嵐の島(第2巻) 私はテンペスト島での体験を生涯忘れないだろう。悪名高いあの島の嵐に見舞われ、危うく命を落としかけたのだ。船が大破し、私は丸々一月、島に閉じ込められた。島に広がる入り組んだ洞窟は比較的安全で、救助隊がやってくるまで私はそこに籠り、船の糧食で食いつないだ。 その間、この島に宿ると噂される魔法的性質の印は何も見つからなかった。しかし、そうした噂の原因になっている不思議な嵐は明らかに存在したのだ。誓って言うが、この島の嵐は私が過去に見たどんな嵐にも似ていない。速さと激しさが桁違いなのに加え、本来いたって穏やかな気候で知られる海域に発生するという点も特異だ。 この荒天の原因を解き明かすことができた学者や魔術師はいないと言われているが、この島はさまざまな現象の源と考えられてきた。たとえば「大洪水」や、435年のラミア侵攻に先立って起きた嵐がそうだ。この2つの出来事は、長年にわたって研究者や学者のこの島に対する興味をかきたててきたが、誰一人としてこれらの嵐の原因を解明できていない。 学者としては、テンペスト島は単に天候が極端に傾きやすい海域にあるだけのことで、それ以上でもそれ以下でもないとしか言えない。
天候戦争
これをネイディル宛に至急届けよ。古い文章の写しだが、彼女は見る必要がある。ノルドの伝説とサイジックに関する憶測は無意味だと言って申し訳なかったが、この文章には彼女が求めていた攻撃の側面についても書いてある: 天候魔法は正確な科学ではない。恐らくは制御方法が知られていないものの、予測のできない性質によるものなのだろう。 一陣の風や稲妻を出すちょっとした魔法はよくあるが、地域の気候を操作するのははるかに難しい。戦争魔術師は侵略に先駆けて敵国境地帯で起こる雹を伴う嵐の災害規模を抑え、苛酷な天気の中で予期せざる行軍をするために猛吹雪を止める能力を望んできた。 そのような魔法、外国やその向こうに端を発する魔法が存在するとの説がある。 はるかスカイリムのノルドの一族が呪文に似たドラゴンの言語を操り、それによって天候をある程度支配できるようになったという伝説がある。この神話紀のドラゴン戦争間のノルドの能力に関する記述には、急な叫びによって霧や霞や雲を消す力も含まれている。ネジルの「ウィンドヘルムのドラゴン」には、大声を上げるノルドの一軍が、雷雲の下で攻撃しようとしていたドラゴンによる空からの奇襲を失敗させたと書かれている。ネジルはこう書いている。「我々は分厚い雲がうまく分かれて見えてほしいと思った。そして我々が力の言葉を唱えると、雲もそのようになった。だがそれが通過しても、太陽は隠れたままだった。その後一見してそれとわかるドラゴンの翼が青空をよぎって広がり、ヴォフォドルの口から発せられた呪いは私の口に心からの大笑いをもたらしたのである。我々の力の言葉のおかげで戦闘をせずに済んだが、彼らは我々に、戦闘が近いと言った。我々は喜んで戦闘に参加した」マオマーはドラゴンの言語に接しはしなかったが、ノルドが達成したことが何であれ、我々の願望にかなうものであると私は信じている。 スカイリムの南西遠く、サイジック会の会員は長い間、使用者のほしいままに元素を曲げる、魔法の古き習わしを持っていると噂されてきた。我々の斥候は、アルテウムの沖合いで何年も、突然の稲妻と豪雨が小規模の吹雪に変わることを報告してきた。その事象に関する指導書が存在する可能性はある。それを古き習わしから理解可能な魔法に翻訳することは難しいが、出発点としては優れている。 アレセアの「デイドラ入門」には、デイドラ公シェオゴラスが考案した、天候操作術と呼ばれる魔法が記述されている。彼女はこう記述する。「シェオゴラスの呪文書には、彼の気分に天気を合わせるまじないが入っている。マッドハウスの王は自分が気に入った定命の者に魔法を教え、彼らが地域一帯の気候を変えられるようにしたことで知られている。この魔法は誰が唱えようが、シェオゴラスの気分次第で機能する。つまり完全にランダムな効果ということだ。彼の信者が鉄砲水を食い止めようとしたが、かわりに土砂降りの雨を降らせてしまったり、山火事を消そうとして望まなかった雷雨を起こし、火の勢いをいっそう強めてしまったりした物語がある。シェオゴラスとデイドラの契約を結ぶことは、恐らく我々が優先的に関心を持つべきことではないが、狂乱のデイドラ公から学ぶことも何かしらあろう。 上記の例からこのように言える。大規模な気候の操作は世界中で記録されており、オルグヌム王や彼に近しい人々がそうした能力を兵器に転用したとすれば、マオマー軍にとって途方もない資産となるだろう。 去る冬に私は、20人の修行者の助けを借りてこの問題の解明を始めた。完全な成功はまだだ。とはいえ、成功の入口には到達している。海の近くの開けた平原を片付けて、独自に作り出した稲妻を伴って通過する雲の動きを操作することで、雷雨を創造した。それはうまくいったが、突然の嵐と予測できない雷により、グループの1人を失った(実に残念なことである)。我々の創造した嵐が力を使い果たしていなければ、我々全員が命を落としていた可能性もあった。我々は何度か試して、そのたびに嵐の持続時間を延ばしてきたし、雨の範囲を指定する方法もわかった。しかし我々の魔法の持続時間が問題となり続け、ついにはこの行為が戦闘中に役立たないことを認めざるを得なかった。 結論としては、もし魔法を高い位置で物理的に持続させる何らかの手段があれば実現する。パイプのような装置だろうか? 恐らくそうした一式の装置があればマジカの消耗を続ける必要がなくなり、詠唱者が長距離を隔てて嵐を操作することが自由にできるようになるだろう。
コメント