物語内容
エリンヒルについて聞く
エリンヒルの街の外にいる、尾で戦う者と会話しましょう。
信じられないわ。
こんなにたくさん死んだ。
街の全てが廃墟になった。
あの魔術師たちのせいだわ。
お願い、私たちを助けて。
どうした?
その目で見てくるといい。
エリンヒルの大魔術師、ヤマヌー・コが頂きの塔にその身を封印してから、ブラックキャスターの魔術師がおかしくなって街頭を駆け回り始め、人々を殺しまわっている。
しかも同士討ちもしている。
なぜそのようなことに?
知らないわ。
何かの魔法かもね。
私は魔術師じゃないのよ。
市場で精肉店をしている、ただの肉屋だから。
ヒストの樹液を飲んだエルフのようにおかしくなった人々とは違い、ミネルヴァ・ラウゾンという名の魔術師だけが正気を保っている。
彼女は下水にいて、生き残りの脱出を助けている。
見つけに行ってくる。
ここにいてくれ。
タムリエルの多くの人たちが、エリンヒルを自分の故郷と呼ぶ。
毎朝、学生たちが街の中心に集まって魔法を練習する。
店を開けた時には、明るく色鮮やかに輝く光が朝の空に舞ったわ。
いくつか質問がある。
エリンヒルをおかしな魔術師たちから救い出すのに役立つなら、何でも答えるわ。
エリンヒルの街についてもっと教えてくれ。
エリンヒルはクラグローンの一番古い街。
そして私の唯一の故郷。
でも、街はここに落ち着くまでいろいろあったわ。
特に商業路ができるまで。
だからこの街の創立者たちは、ブラックキャスターの魔術師たちを歓迎したの。
魔術師たちが街を守っているのか?
どこにも居たくない、と思う人が行く場所がクラグローンよ。
ここに来る人々は、何よりも独立を重んじた。
だから魔術師たちと交わした取り決めは、お互いにとって有益だったのよ。
ブラックキャスターの魔術師について話していたが、誰なんだ?
ブラックキャスターの魔術師はエリンヒルをクラグローンの脅威から守っていた。
アイアンオークが丘の向こうにいて、山賊はどこにでもいる。
エリンヒルの人々は魔術師たちに加護を求めていた。
それと引き換えに、彼らとその研究を支持していた。
魔術師ギルドはここで何が起こったのか知っているのか?
ブラックキャスターの魔術師は魔術師ギルドから独立して活動をしていた。
クラグローンは、一定の種類の人間を魅了するところよ。
彼らは世を捨てたい者ばかり。
でもブラックキャスターたちは、いままで悪さをしなかったけどね。
ミネルヴァ・ラウゾンという、人々を助けている魔術師についてもっと知りたい。
ミネルヴァはアークメイジ・ヤマヌー・コの弟子の一人だった。
だけど、他の弟子達が悪に変わっても、彼女は変わらなかった。
ミネルヴァがいなければ、人がもっと死んでいたにちがいない。
エリンヒル下水道でミネルヴァと会う
エリンヒル下水道に入ると、ヤマヌー・コの声が聞こえます。
この者はミミズを見た!
小さなミミズよ、こちらへ来なさい。
腹の中に納めてやるわ。
下水道の深部まで行くと、避難している者たちがいます。
避難している者たちと会話しましょう。
聞こえたか?
魔法鬼がトンネルで唸ってる。
なんて酷い音だ。
魔術師になんかには負けないわ。
行儀良くしてね。
この人達は十分苦しんでいる。
これ以上ひどい目には遭わせられない。
ああ。
話をする時間なんてない。
けが人が大勢いるの!
この者は、あなたを守る、サラアリ!
眠りから覚めない…
この者は何を見落としている?
まだ、出血している…
少しの間魔術師の学校で勉強した。
治癒魔法の専門で。
連中が裏切るとは思わなかった。
もしミネルヴァが本当は味方じゃなかったらどうするの?
殺すために皆をここへ集めたとしたら?
いつまでこの下水道に隠れなければならない?
私たちは武器を持って奴らを殺すべきだ!
もう何も残っていない。
全てが消えたわ。
ミネルヴァがいなかったら、私たちは皆死んでいた。
幸運を祈る。
避難所の隅で話している3人の会話を聞きましょう。
あいつらの、仲間?
魔術師のせいで街は滅ぼされたんだ!
ミネルヴァは何もしていない。
私たちを助けてくれたのよ、リサニオン。
敵じゃないわ!
彼女の言うとおり。
力を貸したわけではないけど、止めることもできなかった。
私にも責任はあるわ。
リサニオンとヘラルダと会話しましょう。
こんなことを察知できなかったなんて。
人々を守るのは俺の責任だったのに。
この街がこうなったのは俺の責任だ。
こんな事はエリンヒルで起こらないはずよ。
そうでしょう。
ミネルヴァと会話しましょう。
見知らぬ顔ね。
あなたは誰?
どうやってここに入ったの?
警告するわ。
この人達に被害を加えようとするなら、私が相手になるわよ。
落ち着いて。
助けに来た。
助けに来たの?
つまり、〈尾で戦う者〉が逃げられたのね。
それを聞いて安心したわ。
よく聞いて。
ブラックキャスターの魔術師とそのリーダー、アークメイジのヤマヌー・コを倒さない限り、この街は安全じゃない。
ブラックキャスターの魔術師とは?
彼らは古代の魔術師で、エリンヒルを守ると誓った人々よ。
でも、寝返ったの。
街にいた他の魔術師たちを追い、殺してマジカを盗んだの。
他の者は単に邪魔だっただけよ。
彼らはどうやって倒す?
ヤマヌー・コが彼らのリーダーなの。
彼女を倒せば、他の者を目覚めさせられるはず。
だけど彼女の塔は、不思議なネードの装置で弟子たちの塔に結界を張っている。
あの装置を破壊しなければ、ヤマヌー・コの元にたどり着けない。
ネードの装置は破壊する。
装置はヤマヌー・コの弟子達、レタとアヴィスの塔によって守られている。
あなたが装置を破壊して結界を弱めたら、私はヤマヌー・コの塔の下で待っている。
そこで残りの呪文を破壊しましょう。
いくつか質問がある。
街は廃墟と化していて、ブラックキャスターの魔術師が死体の上を駆け回っている。
ヤマヌー・コが生きている限り、時間は無駄に過ぎていくだけよ。
でも私も理解はできる。
この状況はあまりにも非現実的よね。
ブラックキャスターの魔術師が他の魔術師からマジカを刈り取っているといっていたが?
話せば長くなる。
だから簡単に言うと、私達は取引をした。
ある人物が、古代ネードの魔法を教えてくれると約束した。
私達の塔はネードのものなんだけど、知っていることは少なかった。
だから承諾した。
「私達?」
お前もその一人だったのか?
私はヤマヌー・コの三番弟子だった。
そしてこの取引は私達を破滅へと導くものだと、気が付いた頃には手遅れだった。
教えられた呪文はとにかく酷いものだった。
その代償は大きすぎた。
私はなるべく大勢の人々を街から避難させたわ。
代償は何だった?
セレスティアルの魔術師の、冠石の場所を教えたの。
その情報で彼のあるじであるセレスティアルの大蛇は、魔術師を腐敗させてクラグローンを裏切らせた。
私たちのしたことはどうやっても償えない。
それでも、ヤマヌー・コを止めないと。
ヤマヌー・コについて他に教えてくれないか?
ヤマヌー・コは私の師だった。
魔法の全ては彼女から習った。
彼女からは誘惑と、過大な力の危険性も教えてもらった。
私は目の前で起こっていたことを止めればよかった。
でも、怖かったの。
ブラックキャスターの魔術師についてもっと詳しく知りたい。
ブラックキャスターのフェリックスがエリンヒルに着いた時、街はまだ完成する直前だった。
彼は魔法学校の建設と引き換えに、富と保護を約束した。
この約束は、長年に渡って街に良い結果をもたらした。
ブラックキャスターの魔術師はどのような魔法を操っている?
魔法の中では普通よ。
魔術師ギルドが何と言おうと、私達は決して無法者ではなかった。
今でも私は、なぜヤマヌー・コがこんな騒ぎを起こしたのか分からない…
ヤマヌー・コの弟子の塔の結界を解除する
エリンヒルの街に登って、東西にある二つの塔に行きましょう。
西の塔に行くと、檻に捕らわれた者たちがいます。
今すぐここから出せ!
俺が誰なのか分かっているのか?
こんなことをすると、残りの短い生涯を後悔して過ごすぞ!
用は何だ?
この者は金、宝石、奴隷を持っている!
想像もできないほどの、途方もない財産だ!
ここから出してくれたら、この者はお前をタムリエルの誰より裕福にできる!
これ以上悪化することはないから…今から良い方に向かうよね!
上しかない!
友達の皆がおかしくなった。
この街も破壊された。
私はどうなるの?
こんなことが起こるなんて!
魔術師は裏切っていない。
そんなことをするはずがない!
これは…ただの悪夢だ。
起きたら、イティニアはまだ生きているんだ…
西の塔の3階に着くと、ヤマヌー・コの弟子〈レタ・ドニチクス〉がいます。
レタ・ドニチクスを倒して、西の塔の魔法のフォーカスを破壊しましょう。
魔法のフォーカスを破壊すると、ヤマヌー・コの声が聞こえてきます。
私はお前よりも大きな者を食べたことがあるわよ。
小さなイタチめ。
東の塔の3階に着くと、ヤマヌー・コの弟子〈アヴィス・アレレス〉がいます。
アヴィス・アレレスを倒して、東の塔の魔法のフォーカスを破壊しましょう。
魔法のフォーカスを破壊すると、ヤマヌー・コの声が聞こえてきます。
この大量のマジカはなんと美味なの。
ムーンシュガーのお菓子より甘いわ!
ヤマヌー・コを倒す
二つの塔の結界を解除した後、ヤマヌー・コがいる頂きの塔に向かいましょう。
頂きの塔の入口に到着すると、ミネルヴァが待っています。
アークメイジのヤマヌー・コは、この塔にいる。
私たちは頂きの塔と呼んでる。
エリンヒルのアークメイジは、数百年そこに住んでいるわ。
この街を守ることは私たちの義務だった。
でも逆に、大きな破壊を残してしまった。
レタとアヴィスが止めようとしたが、結界は解除した。
良かった。
じゃあ、あの障壁はヤマヌー・コの最後の砦ね。
私が破壊できるほどに弱ってるはずよ。
それでも私の体力を使いきってしまうから、あなたはヤマヌー・コに、一人で立ち向かわなければいけないわ。
準備はできた。
アークメイジには気をつけて。
ヤマヌー・コは大蛇の卑劣な魔法を覚える前も、十分に強かった。
それ以来、彼女はさらに強くなってる。
他の魔術師たちからマジカを盗んで、禁断の儀式を行っているからね。
ミネルヴァが塔の結界を解除します。
ちょっと待って。
多分、結界に亀裂を入れられるわ!
よし…やった!
結界は消えたわ。
私の力ももうないけどね…
私は…休むわ。
ヤマヌー・コとの戦い…くれぐれも気をつけて。
頂きの塔を登っていくと、ヤマヌー・コを発見します。
ミネルヴァの魂を先に食べておくべきだったわね。
お前を食べ終えたら、すぐに行きましょう。
ヤマヌー・コと戦いましょう。
さあ、近くに来なさい!
食事の時間よ!
抵抗なんて無意味よ!
この者が負けるものか!
ヤマヌー・コを倒した後、塔に入ってきたミネルヴァと会話しましょう。
街が安全になって安心した。
でも、ヤマヌー・コがいなくなったことが嬉しいとは言えない。
魔法について私が知っていることは、全て教えてくれた。
いつも力の誘惑について警告していたけど、こんな風に魅入られてしまうなんて…
これからどうする?
エリンヒルの人たちがまた魔術師を信用してくれるまで、長い時間がかかると思う。
だってその理由も明白だもの。
私たちのせいで街は滅んだんだから。
私は魔術師の塔を封印し、街を再建しようと思ってる。
だけどそれを街の人が許してくれるかどうかは別の問題ね。
クエストを完了する。
待って。
街からすぐ出られるようにポータルを開くわ。
街の外にいる避難民のところへ直接行けるわ。
私は、エリンヒルに残っている市民を救い出す。
助けてくれてありがとう。
クエスト完了後、エリンヒルの街の外にいる、尾で戦う者と会話しましょう。
ヤマヌー・コとその弟子を倒したと聞いたわ。
この街が日常に戻るまでは遠いけど、やっと私たちの手に街が戻ってきた。
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