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書籍

ジャダッリのホーン捜索、パート1

ドラゴンガードのオホリン指揮官著

ドラゴンガードは死に絶えつつある。いかに認めたくなくても、否定することはできない

しかし、この道へ引きずり込まれたのは我々自身の無能さが理由だったことも否定できない。皇帝を守護できなかったのも、邪悪な蛇が帝国を丸呑みするのを許したのも我々だ。名誉を剥奪されて解散させられた後、恥じ入る品位を持った者たちは風の中に散った。そうして我々の誇りは砕かれ、騎士団は四散した。

だが、我々を救うかもしれないアーティファクトの存在を知った。ジャダッリのホーンである。伝説によれば、これは我らが作り上げた中でも最強のドラゴンホーンであり、他のドラゴンホーンとは違い、魔力が自然に補充される神秘の力を宿しているという。

このような遺物があれば、我々は他の者たちを大義の元に集結させ、ドラゴンガードに名誉を取り戻せると思う。だが、風雨を受けた聖堂にはどうやらジャダッリのホーンがないようだ。だから我々は、嵐の鉤爪の聖堂へ向かった。聖堂の広間にドラゴンホーンが見つかることを期待して。

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