
オブリビオンにつながる不安定な裂け目で歪められたこの本棚と部屋の迷宮で、迷子になることはたやすい。しかし、モラの書記はその地図作成の経験により、回避策を見つけたという。
クエスト名「書記の戦争」
クエスト提供者
クエスト提供者 | 居場所 |
---|---|
ケシャルゴ | 書記の館(リフト) |
クエスト手順
- ケシャルゴと話す
- 書記の館に入る
- デッドランドの裂け目を探す
- 🆚リフトマスター・ナクリを倒す
- ケシャルゴの後に続く
- デッドランドの裂け目に入る
- 遍歴の杖を探す
- 🆚インファーニウムを倒す
- 書記の館に戻る
- ケシャルゴを探す
- ケシャルゴを救出する
- 🆚ヴァリナを倒す
- ケシャルゴと話す
クエスト報酬
- 経験値(極大)
- ゴールド(極大)
- スキルポイント+1
- 未鑑定の書記の館の装備
後日談クエスト
物語内容
ケシャルゴと話す
ダンジョンの入口「ケシャルゴの隠れ家」の地下へ降りて行くと、ケシャルゴとジリピフがいます。
ケシャルゴはジリピフに話しかけた後、本棚に隠された扉を明かします。


クラ! ジリピフ、掛け金はここにあったはずだ

ケシャルゴと会話しましょう。


うわ! ああ… よく来たな
監視人のことは気にするな。あれは仲間だ。ジリピフはこの者がモラの書記を立ち上げた時から一緒だった。ケシャルゴがヴァリナから書記たちを取り戻そうとしている今も、ジリピフはこの者から離れることなんて考えもしない

ヴァリナとは何者だ?

彼女の力なら、ハーモーラーによく仕えられただろう。しかしあの女は、領域間の出来事を制御しようとした
ケシャルゴは愚かだった。あの女の可能性に目が眩んだのだ。マグナスタイラスの肩書きを奪われる前に、遍歴の杖を隠すのが精一杯だった

遍歴の杖とは何だ?

オブリビオンのすべての次元から安全に帰還する手段であり、書記のリーダーである証だ。遍歴の杖を取り戻せば偽のマグナスタイラス、ヴァリナの支配から書記を取り戻せる。ケシャルゴは助力に報酬を払うぞ

遍歴の杖の入手を助けて、モラの書記を取り戻そう

この扉の向こうには、書記の館の巨大な蔵書庫がある。その中には他の次元への裂け目がある。デッドランドに行け。杖はそこで見つかるはずだ
残念ながら、ヴァリナは我々の侵入を喜ばないだろう。油断するな

モラの書記とは何者だ?

この者が生涯を捧げてきた、司書や書記たちで構成される組織だ
何世紀もの間、我々は観察しうるあらゆる物事を記録してきた。書記の館には、我々の努力の結晶がハーモーラーに利用されるために集められている

あらゆることを… 記録しているのか?

記録しうるものなら何でもだ。ここの岩の下に不安定な裂け目がある。書記たちはこの蔵書庫を作り上げ、書物に没頭して生活している
我々は隠れて観察するためにちょっとした魔術を用いている。ヴァリナはその誓いを破ったんだ

全ての書記には監視人がいるのか?

ジリピフ? あれは友達のようなものだ。ジリピフは観察し、経験を通じて知識を得るように作られている。ケシャルゴの目的は各領域の変わり続ける風景を記録することだ。我々は互いに助け合っているが、割り当てられる仕事はそれぞれ固有だ

どうやって互いに助け合う?

この者はジリピフの飛行能力を使って、多くの詳細かつ正確な地図を作った。モラの書記におけるケシャルゴの地位のおかげで、ジリピフは開いた裂け目のすべてに入ることができる。我々は次元を旅し、地図を作りながら知識を集めているんだ

ヴァリナとはどういう者だ?

ケシャルゴの元弟子だ。彼女の精神は鋭敏で秩序立っていて、魔術の能力ではこの者を遥かに上回る。だが、彼女は受動的な観察という書記の教えに不満を感じている

彼女は力を奪ったと言ったな

他の魔術師や戦士を連れてきた。元の忠実な書記たちに、観察しているだけでは、目の前で起きている罪に加担しているのと同じだと説得さえした
彼女は反乱を計画し、マグナスタイラスの地位をこの者から奪ったのだ

それはいつ起こったことだ?

そんなに前ではない。ケシャルゴがここに来るまでには結構時間がかかった。追跡されないように気をつけていたからな。ヴァリナはこの館に第二の入口があることを知らない。中に入れれば、見つからずにいられる可能性が高まる

ヴァリナはこの入口について知らないのか?

ほとんど誰も知らない。ハーモーラーは秘密の君主であり、この入口は選ばれた少数の者にしか知られていない。我々の記録の安全を確保するための手段さ
ヴァリナと書記たちは、我々がいるとは思っていないだろう

ハーモーラーとは何者だ?

禁じられた知識のデイドラ公だ。運命の波の支配者であり、知る者である。彼の影響力は広く、その目は数多い。書記たちが記録するすべてのことは彼の名において行われる。彼の蔵書庫は広大で、我々はそこに付け加えるものを探す教団の一つにすぎない

デッドランドへの裂け目があるのか?

ここにはオブリビオンの数多くの次元に通じる裂け目がある。大部分は閉ざされていて、いつ開くのかはわからない。裂け目が初めて出現した時よりも前に来た書記の記録は残っていない。ただこの館は、裂け目の周囲に築かれたことが記されているだけだ

裂け目を開かせることはできないのか?

最近まで、モラの書記たちはどの領域にも介入を拒んでいた。無理やり開くことはできない。我々は自分たちにできる限りのことを記録し、次元の支配はデイドラ公に任せていた。それがあるべき形だ

裂け目が閉じると何が起きる?

そうなれば中にいる不幸な者はその次元に閉じ込められる。少なくとも別の帰り道を見つけるまではな。だから遍歴の杖が重要なんだ。あれは所有者を、書記の館へと転移させられる

では、この裂け目を通る書記は戻れないかもしれないと知っているのか?

熟練の書記は恐れない。我々は裂け目のタイミングと循環を知っているからな。しかし、恐怖も知識欲には勝てない。書記でない多くの者も、ニルンに帰れる保障もなしに次元を行き来している
書記の館に入る
書記の館に入った後、ケシャルゴと会話しましょう。


着いたぞ、書記の館の最奥だ。もっと時間があれば、最も重要な記録がある場所を見せてやりたかった。残念ながら、先へ進まなければいけない。ヴァリナの忌まわしい理想を実現させるわけにいかない。杖を取り返さなくては
書記の館には戦闘書記たちが待ち構えています。
戦闘書記たちを倒した後、ケシャルゴが話し始めます。

お前はあの書記たちの筆を技とスピードで圧倒した。お前が味方でよかった
ケシャルゴと会話しましょう。

ここは素晴らしいところだ。そう思わないか? 地下だし、気温も空気の質も記録を保管するには完璧だ
だが、ヴァリナの思い通りになってしまったら、それも無意味だ。デッドランドから杖を取り返さなくては

探索を進めると、別の通路を歩いているヴァリナとリフトマスター・ナクリを発見します。

見てくれ、この広間の雄大さを… シッ! あれはヴァリナだ!
ヴァリナとリフトマスター・ナクリは話し始めます。


あの杖がどうしても要る。門に鍵をかけなさい、リフトマスター。見つけるまでは誰も外に出さない

マグナスタイラス、私に挑んで生き延びた者はいない

自分をマグナスタイラスと呼ばせているのか? まあいい、杖は隠されている。作戦が成功したのかもしれない
探索を進めると、ケシャルゴが話し始めます。

部屋を横切れ!
リフトマスター・ナクリを倒す
「リフトマスターの書斎」に入ると、ヴァリナとリフトマスター・ナクリを発見します。
ヴァリナとリフトマスター・ナクリは話し始めます。


真実の巣に聞かなくては。杖かあの老いぼれについて知らせがあったら、私に言いなさい

手を煩わせる必要はない、マグナスタイラス。ここを通ろうとする者は、誰であろうと私が叩き潰す

ナクリが裂け目を守っているのは、奴が… 攻撃的な性格だからだ。話し合いは通じない
会話の後、ヴァリナは立ち去っていきます。
ケシャルゴと会話しましょう。

リフトマスター・ナクリが門を通してくれるとは思えん。彼はいつもヴァリナに忠実だった
次の廊下を超えると、デッドランドの裂け目がある。もうしばらくの間は安定しているはずだ。ナクリを倒せば先に進めるだろう
リフトマスター・ナクリと戦いましょう。

戦闘開始前の待機時の発言

- そこにいるのはわかっているぞ。出てこい。怖がるな
- オブリビオンに行きたいか? こっちに来い。裂け目を使わずに見せてやる
- 私は裂け目の力を抑えている。勝ち目があると思うか?
- 我らは運命のデイドラ公の名で行動している。だから行動しろ! 私と戦え
- あの老いぼれが生きているのは知っているが、お前が奴の守護者なら、長生きできそうにないな
戦闘開始時の発言

- 愚かな英雄は愚かな老いぼれに従う。お似合いだな
- 門のこちら側で敵に会うのは久しぶりだ
- 私へ挑む前に、ちゃんと調べておくべきだったな
- ゴールデンアイの前で、お前を倒してやろう
戦闘中の発言

- お前の力を試させてもらおう
- お前の意思は弱い
- お前を倒すことなど、私の力ならたやすい
- ここを通すものか!
- この先は誰も進めない
- この紙束の怒りを味わえ
- この書には私の力が込められている
- スキャンプでもお前よりいい動きをする
- 硬い表紙で骨を叩き潰してやろう
- 書記たちの作品でお前を倒してやる
- 大人しくしていろ。本をお前の頭蓋骨に突き刺してやる
- 知識よ、力を与えたまえ
- 知識よ、予備を与えたまえ
- 知識よ、対応力を与えたまえ
- 本に血を流し込んでやろう
- 逃れる道はない!
- 隠れるところなどない
- 隙を突いたつもりか?
- 私は負けない
- 私はお前より素早い
- 私はお前よりも強い
- 私は知識の領域を支配している!
- 我らの記録はお前の血に汚れるだろう
- 私は怪物どもを抑えこんできた。お前など物の数ではない
グループメンバーが全滅した時の発言

- ゴールデンアイがお前の旅を終わらせる
- デイドラットでもお前より戦えるぞ
- 誰も裂け目の門を通ることはできん
- 汝の筆は止まった。その手はもはや記すこともなし
- お前の死は私が直々に記録してやろう
- 目を閉じて、もう観察をやめることだ
リフトマスター・ナクリを倒した後、ケシャルゴが話し始めます。

ナクリはいつも傲慢な奴だった
真実の巣? ヴァリナは何を言っている? まあいい、遍歴の杖を手に入れよう
ケシャルゴの後に続く
「デッドランドの道」に入った後、ケシャルゴが話し始めます。


デッドランドの裂け目は近い。周囲の壁に影響が表れているのがわかるか?
ケシャルゴと会話しましょう。

この館は裂け目が形成される場所に通じている。多くの書記は裂け目の不安定な性質のせいで迷子になるが、戻ってくる者は周期性があることへ次第に気づくようになる
この区画は、裂け目から現れるかもしれない怪物から守られるだろう
探索を進めると、デッドランドの裂け目を発見します。


裂け目だ。クラ! やはり門は締まっていたか
デッドランド裂け目の手前にいる敵を倒した後、奥からサマ・レイとマザンディが現れます。

ケシャルゴ? 降伏するか、さもなくば死ね!
サマ・レイはケシャルゴを攻撃して怪我を負わせます。

その後、サマ・レイの後ろにいたマザンディがサマ・レイを殺します。


マグナスタイラス? サマ・レイ、やめなさい!

忠実なるマザンディよ。遍歴の杖の確保を助けてくれ。ジリピフが道を知っている

あなたが死んだというのはヴァリナの嘘だったの? あの女より先に杖を見つけるわ

この者はお前が戻ったら書斎にいる

ケシャルゴと会話しましょう。

心配するな、ケシャルゴは書斎でお前と合流しよう
遍歴の杖はデッドランドの石棺に隠しておいた。ジリピフは行くべき場所を知っている。案内してもらえ。マザンディのことも心配要らない。彼女は優秀な書記だ。最優秀かもしれん

なぜ遍歴の杖をデッドランドに隠した?

ヴァリナはケシャルゴが愚かな老人だと思っている。この者が別の次元に行くなどとは思わないだろう
どちらの裂け目もしばらくは閉じないだろうが、ヴァリナは二つ目の裂け目を好んでいる。だから我々はデッドランドに杖を隠した

なぜヴァリナは遍歴の杖をそこまで欲しがる?

杖があれば、オブリビオンのどこからでも楽に書斎へ戻れる
それ以上に大事なのは、杖が指導者の証だということだ。あれがなければ、ヴァリナは自分の指揮権に自信が持てない。彼女は真実と嘘しか考えない。その中間があるとは思わんのだ

マザンディを信用しているのか?

マザンディのメモは綿密だし、地図は詳細だ。それに彼女の精神は鋭い。この者はヴァリナの忠誠心が鈍った時、彼女の技を育てた
ここに来る前に、彼女へ伝言を送る方法がわかっていればそうしていた

彼女がそこまで忠実なら、なぜヴァリナは手元に置いている?

ヴァリナはマザンディを裂け目の衛兵にすることで、彼女の忠誠心を罰したのだ。マザンディは次元を探検するのではなく、デッドランドの端で監視することを強制された。彼女ほどの技量の持ち主にとって、この任務は侮辱だ
マザンディと会話しましょう。


ケシャルゴがここにいるなんて信じられない。まだ生きていたなんて!
遍歴の杖を見つけたらすぐ、どうやって逃げ延びたのか聞きたいわ。彼から学ぶことはたくさんある

ケシャルゴに信用されているようだが、ヴァリナのために働いているな

彼女は私たちにケシャルゴが死んだと伝えたの。自分が彼の後継者だって。嘘をつくとは思わなかったわ!
まあ、書記でなくなるよりモラの書記でいられるほうがいいと思ったの。だから私は書記の務めをこなした。黙って、介入しない務めを

書記では今まで何をしていた?

基本的には、杖を探していたわ。それから、デッドランドが引き裂かれるのを見ていた。ヴァリナは私が言うことを聞かないから、私を嫌っている。でも書記は、オブリビオンの出来事に関わらないの
ああ、彼女に嫌われているのは平気よ。私もあの人が好きじゃないし
デッドランドの裂け目に入る
裂け目に入ってデッドランドに行きましょう。
デッドランドに到着した後、マザンディが話し始めます。

ジリピフは杖が骨の箱に入っていると言っていた… 石棺? きっとケシャルゴはそこに隠したのよ!
マザンディとジリピフと一緒に奥地へ進みましょう。

道中の戦闘でのマザンディの発言

- どきなさい!
- 少し落ち着いて?
- こいつは任せて
- 助けるわ
- これで足止めさせてもらうわ!
- 仕方ないわ、介入せざるをえないなら…
- 友を傷つけないで!
探索を進めると、マザンディが話し始めます。


ふう。うだるような暑さね
探索を進めると、崖の向こう側にいるインファーニウムを発見します。


あら! インファーニウムね。こんなに近くで見るのは初めてよ
インファーニウムを倒す
苦痛の祭壇(インファーニウムの巣)に入ると、インファーニウムが待ち構えています。


何をしているの? 石棺を守っているの?
戦わずに通り抜けるのは無理そうね。行くわよ
マザンディと会話しましょう。

あのインファーニウムを見て。石棺を守ろうとしているだけよ。それとも石棺を壊そうとしているの?
いずれにせよ、近づいたら噛まれそうね。近づかなくても噛まれるかも

インファーニウムとは何だ?

大きな虫みたいなデイドラよ。甘く見ないように。インファーニウムはとても頭がいいの。館にはインファーニウムについての本がある。私の記憶が確かなら、あれは第一紀にあるズィヴィライ・クランを滅ぼしたそうよ。かなりの騒ぎになったと言われているわ
業火のオゼザン(インファーニウム)と戦いましょう。

戦闘中の発言

- 氷は私の専門よ
- どんな火も鎮まる
- 詠唱しているわ。感じない?
- 頭もこれくらい早く冷えればいいのに
- これで大丈夫だといいけど
- ここは歩いても大丈夫よ
- 火から離れて!
- 道を開きましょう
- 床はどうにかする
- 信じられない! 恐ろしいわね
- 魔術を使えるのは知っていたけど、これは…
業火のオゼザンを倒した後、マザンディは石棺の中から遍歴の杖を回収します。

今回の事件が終わったら、別の領域で行動したことを謝らなきゃ。でもあの杖はどうしても必要になる


ああ! あったわ。よし、これの仕組みを調べて、書記の館に戻りましょう
マザンディはマグナスタイラスの書斎に繋がるポータルを開きます。

ポータルを抜けた後、マザンディが話し始めます。


待って。ケシャルゴはどこ?
ジリピフ、落ち着いて、私には意味が… ケシャルゴが危ない? 彼のところへ連れていって、すぐに!
ケシャルゴを探す
マザンディと一緒に奥へ進んで行きましょう。

道中の戦闘でのマザンディの発言

- これはもしかして… うわっ!
- この杖を持っていると、責任を感じるわ
- この杖は、私がいつも使っているものより遥かに強い
- 何も感じずに済むといいけど
- 呪文が前よりもずっと強くなった!
- これで一息つけるわね
- あれをどうすればいいんでしょうね
- 時間を無駄にしないで。ケシャルゴには助けが必要なのよ
探索を進めると、スパイラル・スケインの裂け目を発見します。


スパイラル・スケインの裂け目! ケシャルゴはそこにいるのよ
裂け目の手前にはケシャルゴとヴァリナがいます。

遍歴の杖はスパイラル・スケインにある。ケシャルゴは誓うぞ!

あの女、私に言わなかったの? まあいいわ、お前は本当に愚かね
私はメファーラに仕えている。杖を手に入れたら、他のすべても私のものよ
ケシャルゴとヴァリナは裂け目の中に入っていきます。
その後、マザンディが話し始めます。


ジリピフ、あなたは蜘蛛がいると動けなくなる。ここで待っていて。私たちがケシャルゴを取り戻してくるわ
マザンディと会話しましょう。

どうやら私たちでケシャルゴを取り戻すしかないようね。すべては今、スパイラル・スケインとメファーラを中心に回っている。メファーラの領域で、ジリピフはいつも危険にさらされているわ。そしてヴァリナが忠誠を誓ったなら…
あなたが蜘蛛嫌いじゃないといいけど

なぜジリピフはスパイラル・スケインに来れない?

すべての事情は知らないけど、ジリピフは昔メファーラに仕えていたの。監視人として、ジリピフは真実から嘘を切り取り、メファーラの裏切りの力に加えていたそうよ。ジリピフは心を… いや、心は変わっていないけど、考えを入れ替えたの

デイドラが忠誠を誓う先を変えられるのか?

簡単なことではないわ。大半の者は考えもしない。でもジリピフはやったの
ケシャルゴが前に言っていたけど、ジリピフはこの書斎にごく小さな蜘蛛の巣も張らせないよう、細心の注意を払っているそうよ

監視人がメファーラに従っていたのか?

メファーラのデイドラ信者の大半は確かにスパイダーキスか、他の蜘蛛のデイドラよ
でも秘密と嘘、裏切りのデイドラ公として、メファーラは定命の者の活動を見張るための目を持っている必要がある。全員が蜘蛛というわけにはいかない

ヴァリナは今や、メファーラに従っているのか?

彼女はそう言っていたわ。ヴァリナがスパイラル・スケインで過ごしていたことは知っている。メファーラと話していたの?
メファーラはハルメアス・モラと同様、秘密のデイドラ公よ。でも彼女は真実に関心がない。他人を騙すため、利用できるものにしか興味を持たないの

書記が秘密をメファーラのために集めたら、何が起きる?

現在、私たちの研究はアポクリファの蔵書庫に加えられるだけよ。危険な情報が誰かに読まれる可能性はかなり低い
でも、もし書記がメファーラの扱う秘密を探そうとしたら? 大惨事が起きるかもしれない
裂け目の手前まで行くと、マザンディは裂け目の中に入っていきます。


裂け目を抜けて。ケシャルゴを助けないと!
ケシャルゴを救出する
裂け目を通り抜けて「スパイラル・スケイン」に着いた後、崖の向こう側にいるケシャルゴとヴァリナを発見します。


見つけたわ。でもヴァリナが道をふさいでいる。回り道をするしかないようね

ハーモーラーに背を向けたのか

彼は弱い。言葉や絵では何も変えられない!

嘘と裏切りなら変えられるか? マファラはお前の罪の意識を利用しているだけだ

杖とあの方の導きがあれば、恐ろしいことが起きているのを無為に見ている必要はなくなる
マザンディと会話しましょう。

ケシャルゴは遍歴の杖をスパイラル・スケインに隠したとヴァリナに言ったけど、実は私が持っているの
ヴァリナが彼を殺すと言ったのは嘘じゃない。ジリピフの案内抜きで追いつかないと
探索を進めると、マザンディが話し始めます。


ケシャルゴはとても怖がっているでしょう。私たちが助けに来ることも知らないんだから
探索を進めると、マザンディが話し始めます。


ヴァリナはここのためにハルメアス・モラを裏切ったの?
探索を進めると、マザンディが話し始めます。


ヴァリナはメファーラとスパイラル・スケインに忠誠を誓ったのよ。気をつけて
ヴァリナを倒す
狩人の巣(ラミカイの巣)に入ると、ヴァリナとケシャルゴを発見します。


あなたは… 嘘をついたのね? 蜘蛛の餌にしてやるわ

まだ遅くはない。我々は杖がなくてもここから出て行ける

おお、杖よ。マグナスタイラス、もうお前は要らない。これは紡ぎ手の恵みね

ケシャルゴ!
ケシャルゴは蜘蛛の糸に包まれて、奥へ連れ去られていきます。

マザンディと会話しましょう。

ヴァリナはデイドラの蜘蛛に命令できるの? ケシャルゴにはジリピフがいるけど、あれは監視人なのよ!
もう関係ない。私たちはあいつの食事を邪魔した。だからケシャルゴは無事だと思う
ヴァリナ&ラミカイと戦いましょう。


戦闘開始前の待機時の発言

- 子蜘蛛たちがお前の皮膚を引きちぎってくれる
- 縛り上げて、ゆっくりと燃やしてあげるわ
- あの老いぼれには監視人がいる。でも、私には見事な部下がいるのよ!
- そいつらは食事にとっておかなくていいわよ、ラミカイ
- 遍歴の杖を渡せば、ラミカイにすぐ殺させてあげる
戦闘開始時の発言

- 私に挑むつもり? マグナスタイラスに?
- 杖を渡さないつもり? いいわ、自分で取るから
- その杖は私のものになるべきよ。マグナスタイラスなのだから
戦闘中の発言

- お前なんて灰にすぎない
- お前の運命は決まっている。私はただ手伝っているだけ
- その杖は私のものになるべきよ。マグナスタイラスなのだから
- そのちっぽけな反抗も燃えてなくなる
- もう決着をつけましょう。私には大事な仕事があるの
- ラミカイに私の助けは必要ないけど、お前が燃えるところを見たい
- 生きていたの? それはなんとかしないといけないわね
- 火は悪書を浄化してくれる
- 我が炎を恐れなさい
- 焼かれるがいい
- 足元にも気をつけて
- 蜘蛛は調理した食料を好むのよ
- 無礼な! なぜじっとしていないの?
- 逃げれば助かると思う?
- 邪魔する者は全員燃やしてやるわ
- 未来を変えるには、ほんのわずかな火花があればいい
- 館の外にあるものは全部、私が好きに燃やしていいのよ!

- お願い、上手くいって!
- こっちへ連れてきて!
- こいつは任せて
- どきなさい!
- 逃がしてはダメよ!
- 急いで! あいつを私の罠に誘い込んで!
- 罠を張るわ。あとはあなたに任せる
- 氷の中に閉じ込めるのよ!
- 少し休ませてあげるわ
- 橋の向こうへ。急いで!
ケシャルゴと話す
ヴァリナを倒した後、マザンディとケシャルゴが話し始めます。


やったわ、マグナスタイラス。遍歴の杖を手に入れ、ヴァリナは… 倒された

お前は強力な魔術師であり、優れた書記だ、マザンディ
代償は大きかったが、モラの書記が生き延びるための対価だ
マザンディと会話しましょう。

終わったの? ケシャルゴは無事? あの蜘蛛は…
ケシャルゴと話してきて。考えをまとめるため、少し時間が欲しい
ケシャルゴと会話しましょう。

ヴァリナはマファラのために杖を求めていた? あの杖は道具だ。強力だが、マグナスタイラスはあれがなくても指揮できる。ヴァリナはそれを学ばなかったのだな
これですべて終わったのか?

これでヴァリナもメファーラも書記を率いることはない

これで書記はハーモーラーの静かな観察者という、正しい地位に戻った。お前は素晴らしい働きをした。ケシャルゴは必ず、ハーモーラーにお前の偉業を知らせよう
さあ、この感謝の印を受け取ってくれ

クエストを完了する。
クエストを完了した後、マザンディとケシャルゴが話し始めます。


マグナスタイラス、あなたの遍歴の杖よ

持っていてくれ、マザンディ。お前よりふさわしい持ち主はいない。お前が書記たちを導くのだ

私が… ケシャ――マグナスタイラス――光栄です

しかし、杖の力の源を取り除かなくてはならない。アンバー・グリフィックを。マグナスタイラスは道具に執着するべきではない
マザンディと会話しましょう。

私が… マグナスタイラス。なんてこと。言葉が見つからないわ

驚いているようだ

驚いているわ。ケシャルゴは私が書記になった時からマグナスタイラスだった。彼がその地位を… 私に譲るなんて。嬉しいわよ、もちろん。でも、これはとてつもない責任だわ。正しく任務を果たせるかどうか、自信がないの

これからどうする?

モラの書記を率いる方法を学ぶしかなさそうね。ケシャルゴが果たしていた義務や、彼が担っていた責任は私も知っている。そこから始めるべきでしょうね。でも、一人ではできない。ケシャルゴの助けが必要よ。ジリピフにも協力してもらわないと

ジリピフが手伝えるのか?

ケシャルゴがアンバー・グリフィックのことを話していたの? 彼が言うように危険なものなら、ジリピフに運んでもらうことになる。遍歴の杖は素晴らしい道具だけど、あの杖の力でマグナスタイラスになれるわけじゃない。私は杖がなくてもなんとかなる
ケシャルゴと会話しましょう。

今回の仕事で、ケシャルゴは次元をまたいで出歩くには年を取りすぎたとわかった。マグナスタイラスの肩書きは、そろそろ誰かに明け渡すべき時だな
だがケシャルゴは遍歴の杖を変えるつもりだ。アンバー・グリフィックは取り除く

アンバー・グリフィックを外すのか?

遍歴の杖は強力だ。そして力は腐敗させる。だから我々は杖の力を制限するつもりだ
杖は指導者の証のままでいい。だがこれから裂け目を通る書記は全員、安全に帰る道を探す責任を自ら持つべきものとする

アンバー・グリフィックを外しても、杖は帰還のポータルを作れるのか?

アンバー・グリフィックは我々に多大な安全を与えてくれた。だが最近の出来事は、書記に任せておけないことを証明した
グリフィックは書記と蜘蛛にとっての謎に留まるべきだ。ケシャルゴはマグナスタイラスの最後の務めとして、安全な場所にしまっておくつもりだ

マザンディを新たなマグナスタイラスにしたいのか?

彼女はモラの書記の筆頭だ。アポクリファに対する我らの義務を厳格に守っている
それ以上に、彼女は書記たちに降りかかった最悪の不運を経験した。彼女ならばこれから先、同じ状況を避けられるだろう

マグナスタイラスとなるにはそれで十分なのか?

ケシャルゴは顧問として手助けをするつもりだ。彼女が学ぶべき秘密は数多い。我々が合流した入口はその一つにすぎない
指導者の資質の多くは教えられるものだ。教えることのできない資質は、マザンディの棚に揃っている
関連書籍
ケシャルゴの日記からの抜粋
新しい書記、詩的な暗喩が許されるなら、羽ペンに付けた新しいインクの如き書記がケシャルゴの注意を引いた。ヴァリナ。魔術師ギルド出身だ。実戦的な魔法よりも、オブリビオンの多くの次元に関する学問的な知識の集積のほうに惹かれたからだそうだ。だが、魔法の才覚が劣っているわけではない。彼女は力のある妖術師だ。しかし知識に対する渇望が、入ったばかりの新人の中でも突出した存在にしている。
***
以前言及した有望な新人、ヴァリナがスパイラル・スケインにある網の橋の地図作製を任された。地図作製の技術にはやや改善の必要があるものの、誰もが待ち望んでいたメファーラの領域に関する情報を数多く持ち帰った。それより重要なのは、彼女はスケインを移動するという難問に対応できたことだ(この者は苦戦している)。言うまでもなく、彼女は感銘を与え続けている。
***
研究室を訪れたヴァリナに、地図と歴史的記録の価値における違いについて尋ねられた。ハーモーラーに仕えるためにどの専門技能を用いるか決断するつもりなのだろう。長い時間話し合い、彼女は新しいアイデアを得て研究室を去った。まったく、実に鋭敏な頭脳だ。
***
ケシャルゴはヴァリナに代役を頼んだ。彼女の仕事はすべての分野において優れているし、裂け目の日時に関する専門知識はケシャルゴに匹敵する。この者は彼女にリフトマスターの仕事を引き継がせることを検討してみたが、ナクリのほうが適していた。ここだけの話だが、あの職位では彼女の才能が無駄になることはケシャルゴも認めざるをえない。彼女には裂け目を通じてやってくるものから館を守れるだけの素質と優れた魔法の能力はあるが、あの鋭い頭脳にあんなくだらない仕事をあてがってはもったいない。駄目だ。この者は自分の後任として彼女を育てる。
***
アポクリファで何かが起きた。ヴァリナは向こうで何か不穏なことを見聞きしたらしい。というのは、宝物庫の中を空けに行った彼女が戻ってきて、なぜ介入しないのかとケシャルゴに尋ねたからだ。この者は八分儀を引用して観察という我々の務めについて説いたが、彼女はこの答えが不満だったようだ。今日の彼女は憂鬱そうだ。
***
ヴァリナは介入の件を放置しないだろう。彼女はケシャルゴに出来事の内容を話すことを拒み、この話が出るとこの者を「愚かな老人」と呼ぶようになった。
***
ケシャルゴは噂を耳にしている。我々の消極的な任務に対し、ヴァリナが不満を募らせている。
***
館には新人たちがいる。ヴァリナのような魔術師と同様に戦士たちも。思いがけず彩られた部屋への裂け目が閉じた今、より多くの書記が必要だ。そのことが、この者の頭に重くのしかかっている。警告があまりにも遅く、遍歴の杖は私の手から遠く離れていた。ジリプフとケシャルゴはなすすべもなく裂け目が閉じるのを見ていた。この失態にヴァリナが憤慨するかどうかはわからない。ただ、自分に怒りを感じる。
***
この者が視界に入るとひそひそ話が止まる。何が起きているのかわからないが、このようなことがあると、ほとんど残っていない毛が逆立つ。ヴァリナはさらに口をつぐむようになり、書斎で過ごす時間がかつてないほどに減少した。何が起きているにせよ、原因は彼女だ。ケシャルゴはそう確信している。公衆の面前で私を「愚かな老人」と呼び、他の書記たちに不満を伝えている。彼女は順番がくる前にマグナスタイラスのマントを奪おうとしているのではないかとケシャルゴは恐れている。遍歴の杖を隠さねばならない。彼女が入手を試みる前に。
書記の八分儀
1. 知識は力だ。可能な限り獲得せよ。
2. 成果を記録せよ。得られた知識も伝達できなければ無に等しい。
3. 影響を及ぼすな。ある物事を知りながらその結果を知らないことは無知を意味する。
4. 道の導くところへ行け。遥か彼方の地に隠された知識がある。探し出し、書き写せ。
5. 余すことなく文書化せよ。愚かな定命の者の頭脳には、秘密の王にとって何が重要か判別する能力はない。類まれなるものを逃すより、すべてを記録したほうがよい。
6. 解釈は不要だ。知る者は、目と耳と文書を評価する。定命の者の頭脳ではない。
7. 知識を安売りするな。知識の通貨を扱わぬ者はその価値を知らない。
8. 何よりも、勤勉に観察を続けよ。眠った瞳には何も見えない。
退職願
ドゥモクめ! 私は廊下を掃除し、ダニを退治し、棚のカビをこすり落とす役目だった。そのために雇われた。領域を飛び回る話なんか聞いてない。書記の館はファーグレイブと同じだと思っていた。どのデイドラ公ともつながらず、領域の間を移動するための道だと。
私の持ち物はバケツとモップと、ほうきと、ブラシと、石鹸水だけだ。そんなもので蜘蛛の巣や壁に生えたキノコをきれいにできるか? 無理だ。しかも書記どもは忙しすぎて埃の一つも掃除できないという。私たちがいるのは地下の洞窟だ。そこら中が土と埃まみれだ。書記どもはテーブルの上に本を開きっぱなしにしたあげく、図々しくも、なぜ本が汚れまみれなのか聞いてくる。
あの天球儀のことなど知るか。銑鉄のスパイクを掃除しようとしたことがあるか? もう手を15回切った!
昨日はクランフィアが椅子の上で排便した。排便だ。あいつらにそんなことができるとは。できないとしたら、あのクソッタレは一体どこから…
いや、そんなことは考えたくもない。仕事に対する報酬は貰えないかもしれないし、書記どもは部屋代ぐらいの掃除はしていくだろうと考えているかもしれないが、私は次の裂け目からここを去る。行き着く先がシヴァリング・アイルズでもかまわない。辞めてやる。
石鹸水の王、トリラム・ファラシは退職して家に帰る。次のモップマスターは自分で探せ。
マザンディの裂け目の記録
ハンティング・グラウンド
開いた日: 第二紀570年 収穫の月1日
閉じた日: 第二紀570年 収穫の月1日
アポクリファ
開いた日: 第二紀570年 収穫の月2日
閉じた日: 第二紀570年 収穫の月31日
走り回る虚無
開いた日: 第二紀570年 薄明の月28日
閉じた日: 第二紀576年 黄昏の月30日
彩られた部屋
開いた日: 第二紀570年 薪木の月1日
閉じた日: 第二紀571年 薪木の月1日
ムーンシャドウ
開いた日: 第二紀571年 薪木の月2日
閉じた日: 第二紀573年 星霜の月25日
デッドランド
開いた日: 第二紀576年 薪木の月7日
閉じた日:
スパイラル・スケイン
開いた日: 第二紀580年 真央の月13日
閉じた日:
任務報告: 成功
記録しよう。私、ティリッシュはヴァリナに命じられ、裂け目を通ってデッドランドまで旅をした。この旅は遠くまでかかり、歩くたびに靴が燃えた。目的地は明確だった。レイジングコーストだ。バーンにある二度と訪れたくない場所だ。それでも、標的は見つけた。計画と手段を備え、目的の達成のためならいつでも求めに応じる獣物だ。狡猾で悪辣ではあるが、創造性のあるものは生み出さない。私の獲物は下級デイドロスで、いずれ知識の悪魔にも匹敵するコレクションを集める者だ。
ヴァリナに告げられた場所でそれを見つけた。高貴な夢を持つスキャンプで、それを見通すだけの先見の明がある。送り出された目的を達成したのは非常に誇らしい。道を誤ったミクゲトを殺害した。これでは止まらないかもしれない。ミクゲトの目標はまだ達成されていないかもしれないが、流れに影響を与えるため私ができる精一杯のことだった。ヴァリナがやらねばならぬと言う通りに。
マグナスタイラスへの手紙
後任者へ
ふざけるつもりはないが、マグナスタイラスでいるのがどんなものかは個人的な経験から知っている。苦役だ。書記の館の監督という悪夢のような業務をたった一人に任せるとはな。オブリビオンの常に変化する地勢の正確な情報を、館中に行きわたらせる。それを要求される新しい裂け目が開くたび、次元の地図は更新されなければならない。そして古い地図は蔵書庫の棚から保管庫へ移されなければならない。書物は検証済みでありながらも偏見に影響されていてはならない。これらすべてがモラの書記を導く仕事の最上位か? 新たな書記が足りなかったらどうする? ああ、そして何人がオブリビオンで消えた? 何人が旅で命を落とす? これは罰だ。間違いない。私は何やら恐ろしい間違いを犯し、ハルマエス・モラは自分の過ちを教えるためにこの肩書を私に与えたのだ。
この肩書にも一ついいことがある。マグナスタイラスの書斎だ。この忌むべき館で唯一のんびりと読書ができる場所だ。おそらくは、私が書記に加わるに至った原因となる書物の数々を。自分だけの部屋だ。そして、誰も遍歴の杖に触れない唯一の部屋でもある。
私は次元への小旅行以外の杖の持ち出しは好まないが、過去のマグナスタイラスには地位の象徴としてどこでも携帯する者もいた。杖は書記の仕事に大げさすぎると思う。私がこの杖を使うと、杖自身が力を持っているように感じる時がある。虚無を通じて呼びかけ、答えを得る力だ。できれば、それについて考えたくない。
おお、そうだ、最後に記そう。宝物庫へ入ろうとするな。レインファーが許さないだろう。君があのカートクレプトの始末を手伝えば別だが、それは何かなどと聞かないでくれ。私はただレインファーに手伝うとだけ言って立ち去った者なのだ。レインファーが宝物庫の番人ではなくなっていたとしても、後継者のことを検討するには及ばない。おそらくレインファーが自分と似たような者を選び、宝物庫を監視させるだろう。
心配するな。君ならうまくやれるはずだ。
マグナスタイラス・ロウレナ・ブランク
メファーラの書記
書記の館の蔵書庫が管理されてきた長い間、マグナスタイラスのための試験が一つあった。その人物の技能と才能がそのための責任と合致することを証明するための試験だ。アポクリファへの裂け目が現れたら、マグナスタイラスは中に入ってハルメアス・モラの声を聞かなければならない。
ケシャルゴとの訓練中、私は自分の能力に疑いを抱くことはなかった。もっとも強く、力にあふれ、知性があり、モラの書記となるための順応力と意欲を持つ者だと自覚していたからだ。仮に疑念を持つことがあっても、ケシャルゴが私のことを重要だと言い聞かせてくれた。私を他の書記と比較し、あからさまに彼らの欠点を指摘して私を持ち上げてくれた。私の就任はほぼ確定していて、あとはただ裂け目が開くのを待つばかりだった。
だが、その時がきても何も聞こえなかった。一言も、囁きさえも。アポクリファのすべてが静まり返っているようだった。その領域の中の私は、聴力を失っていた。静寂が私の血液の流れを止めた。まるで上から突っ込んで来る鷹に気づけない兎のような気分だった。
ああ、私は喜ぶふりをした。愚かな老人が私の就任を疑わないようにした。だが、それが何を意味するかはわかっていた。ハルメアス・モラが私たちから目を背けたのだ。彼は私たちと私たちの働きを遠ざけた。彼を失望させたか、彼が書記の館が提供するものに興味を失ったか。私はケシャルゴやマザンディのような愚か者が書記の八分儀に対して表す情熱を見てきた。知る者を怒らせるようなことは何もしていない。そこから導かれる答えはただ一つ。彼は私たちに価値を見出さなくなった。そして、私は気に掛けてくれない主人のため働くつもりはない。
話はこれで終わりではない。まったく近くにいないのに、声を聞いたからだ。呼びかけを感じる。死んだ書物と愚かな関心であふれたアポクリファの沈黙の館からではない。そう。スパイラル・スケインの光を帯びたキノコが発する声だ。隠された知識の生命の領域。死んだ本ではなく、生きた精神に情報が格納されるところ。書記が長く忘れ去られた時代の空論で停滞するのではなく、成長できる場所。
私たちの仕事は囁きの女にとって価値あるものだ。ゆっくりと書記たちを八分儀から切り離していこう。あのやり方にある誤りを示しながら。そして然るべき時がきたら、私たちの忠誠をハルメアス・モラからメファーラに移行させる。スパイラル・スケインへの裂け目は決して閉じない。新たな師から見捨てられることは決してない。私たちは彼女を通じて隠された知識を聞くことを学ぶ。真の力の秘密を。
オプションコンテンツ
書記の館には隠された宝物庫があります。
宝物庫はダンジョンの入口から少し進んだ所にあり、宝物庫の入口には番人レインファーがいます。

宝物庫に入るには、ダンジョンの道中にいる「カートクレプト」を倒して鍵を入手する必要があります。

カートクレプトはダンジョンの道中で2体発見できます。
1体目はデッドランド区域、2体目はスパイラルスケイン区域にいます。
カートクレプトはそれぞれの区域の脇道を進んだ所に隠れており、それぞれ5箇所の出現ポイントの内の1箇所に出現します。


カートクレプトは戦闘が始まると、脇道を駆け抜けて逃走し始めます。
カートクレプトは脇道を抜けた先でテレポートして逃亡します。
逃亡した場合、カートクレプトは他の出現ポイントに再出現します。

カートクレプトを倒した時に入手できる宝物庫の鍵は、ダンジョンの難易度によって大きさが変わり、ノーマル難易度では小さな鍵、ベテラン難易度では大きな鍵が手に入ります。
宝物庫の中には小さな宝箱と大きな宝箱がそれぞれ20個あり、開錠するには対応する鍵を消費します。

宝箱を開けると以下のアイテムを入手できます。
- 書記の館のセット装備(小さい宝箱は青等級、大きい宝箱は紫等級)
- ゴールド(高確率)かロックピック(低確率)
- 薬か毒
- 白等級の一般装備(高確率)か緑等級の一般装備(低確率)
- 魂石
- 家具のレシピや宝の地図(低確率)
- リフトの宝の地図(書記の財宝)(低確率)
リフトの宝の地図(書記の財宝)は通常の宝の地図と同様に、使用すると隠された宝の場所が描かれた絵が表示されます。

隠された宝はリフトのヴェルニムの森の西部にあります。

隠された宝を開けると、書記の館のセット装備とゴールドと「カートクレプトの地図」を入手できます。
カートクレプトの地図はメニュー画面の「コレクション」→「道具」の中にあります。
カートクレプトの地図は書記の館のデッドランド区域とスパイラル区域で使用可能で、使用するとグループメンバー全員のマップ上にカートクレプトの出現位置が表示されるようになります。
隠された宝物庫では、特定の条件を満たすとシークレットボスが出現します。
宝物庫の中には小さな宝箱と大きな宝箱がそれぞれ20個ありますが、どちらかの宝箱を20個全て開錠すると、宝物庫の中央にカートクイーンが出現します。
※それぞれの宝箱を混合で20個開けた場合は出現しません。

カートクイーンを倒すと、まだコレクションしていない書記の館のセット装備を必ず2個落とします。
低確率でリフトの宝の地図(書記の財宝)も入手できます。
カートクイーンはカートクレプトと違って逃亡しませんが、通常のダンジョンボスと同等の強さを持っています。
宝物庫にいるレインファーと話すと、宝物庫とカートクレプトについての話を聞けます。


ふーむ。お前はあの役立たずの書記どもの仲間じゃなさそうだな

モラの書記ではない

そうか。あいつらには我慢がならん。世界を変えようと躍起になっているが、ここにある本当の問題に対処するつもりはない連中だ
あの厄介なカートクレプトどもが道を見つけて、宝物庫に侵入してくるんだ!

カートクレプト?

害虫。ネズミだ。盗賊だ! 俺は奴らの穴を閉じ続けているんだが、まるで効果がない。奴らは鍵や本、巻物を取っていくんだ。どれ一つ返そうとしない
奴らを見かけたら、ぶっ殺してやれ。証拠を持って来れば、宝物庫に入れてやるぞ

宝物庫の中には何がある?

うーん。財宝だよ。想像を超える力と富の道具だ。お前が近づく許可は出ないだろう
だが宝箱もある。時々、カートクレプトどもが鍵を盗んでいくんだ。鍵を見つけたら、宝箱は開けていいぞ

何者だ?

俺は宝物庫の番人だ。書記たちの管理人さ。書記の館で記録されていることはすべて知っている。その秘密を詮索好きの連中から守っているんだ… 盗賊からもな

モラの書記は情報を共有しないのか?

情報を記録はするが、共有するわけじゃない。我らの主ハルメアス・モラは、秘密に力があることを教えてくれた。書記の館がこの領域の知識と財宝を誰彼構わず放出することは、俺が許さん。マグナスタイラスだってここには入れない

この宝物庫はどれだけ制限されている?

この門への鍵を持っているのは俺だけだ。だからカートクレプトはこの館にとって最大の脅威なんだ。奴らは宝物庫に侵入するだけじゃない。盗みも働くんだ。奴らを止めないと!

では、ヴァリナのために働いているのではないのか?

ヴァリナ? あの新参者か? 一度ここに来て何かの杖のことを聞いていったな。カートクレプトという本物の危機についての話には、耳を貸そうともしなかった!
あの女は自分が俺たちの新しい指導者だと言っていたが。少なくともケシャルゴは、あの狡猾な盗賊どもと戦うのに力を貸してくれたぞ!
宝物庫の鍵を持った状態で宝物庫の入口まで戻って来ると、レインファーが宝物庫の扉を開錠してくれます。


- カートクレプトどもを片づけたのか? お前は記録好きの書記どもより頼りになると思っていた
- おお、入ってくれ! あの忌々しいコソ泥どもを、どうやって始末したのか聞かせてくれ
- 戻ったか! しかも勝ったようだな。よし、宝物庫に入れてやろう
宝物庫の中にいる間、レインファーは喋り続けます。


- ここは館で最も輝かしい場所だと思わないか? この財宝のことだ。あの腐りかけの本じゃない
- 俺はこの棚を毎朝掃いて磨くんだ。光沢が見えるか?
- どうしてこんなに宝箱があるんだろうな。すべて展示したほうがいいだろうに
- アポクリファへの裂け目が開いた時のために、我々はこの財宝を保管している。そうしたら宝物庫を空にして、また新しく収集するのさ
宝物庫の中に入った後、レインファーと会話があります。

宝物庫に入っていいぞ。お前の勇敢な行いには報いるべきだからな。俺が宝物庫に入れてやる奴なんてほとんどいないんだぞ
宝物庫の鍵を全て消費した後、レインファーと会話があります。

目の保養さ。すごいだろう? 棚や本は湿っぽくなるが、ここのアイテムは古びることもなければ、崩れ去ることもない
シークレットボス「カートクイーン」が出現した時にレインファーが話し始めます。

- 武器を取れ! 攻撃されているぞ。鍵を確保しろ。宝箱を守れ!
- カートクレプト? 逃げる前に止めるんだ
- カートクレプト? 消えろ、忌々しい獣め! ここは蔵書庫じゃないぞ!
- 泥棒! ならず者! 鍵泥棒! 武器だ! 武器を取れ!
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