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書籍

ストーグの日記の切れ端

オルセロスをエルデンルートに置いてきた。愚かなウッドエルフが、ついに正しいことをやってのけた。この弓を盗んだ。私に盗まれたと知った時の彼の顔を見てみたかった。私を愚かだと思い、出し抜かれるとは思っていない彼の顔を。

地元の人の話では、この洞窟には宝物が埋まっているが、ストラングラーがいるから避けているらしい。なるほど。木を怖がっているのか。エルフは哀れだ。

*****
眠れない。洞窟から何かが聞こえ続けている。歌? あるいは泣き声? 分からない。音楽は聞き慣れていない。

もうたくさんだ。朝を待つ必要はない。中に入ろう。

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