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書籍

ルランタリルのメモ

息子テルバリルが、私がしたことの意味を理解してくれる日がいつか来ることを願ってこれを書く。

適切な魔法は、お前がここのギルドで教えてもらうことができる。でも方法はそれだけじゃない。知識はさらに存在するが、真の力に恐れ、それを扱う人々の宣告により伝統的に禁止されているものもある。

この世界にはタムリエルを超越した場所がある。そこへは狡猾で用心深い者だけが忘れられた呪文を学びに行けるのだ。オブリビオンの次元について話そう。そこでは無限の海に島が終わりなく連なっている。強大なデイドラの主によって支配されている場所もあれば、下級のデイドラの主に緩く繋がれている場所もある。この島々には時間を超越した神秘を持つ生物達が住んでいる。自身の意志でそこにいる者もいれば、凶悪な罪もしくは冤罪によってそこに追放された者もいる。

テルバリル、お前がこれを読んでいるなら、私がその場所をずっと昔に見つけたことに気付いているだろう。その場所は、お前が今いる港の側の小さな洞窟、そしてその街からそう遠くはない。クロウズウッドという場所だ。

息子よ、もし私の後を追うと言うのなら、決して隙を見せてはならない。

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