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書籍

リガートの日記

今日

明日にはモーンホールドに着くはずだ。話には何度も聞いてきたが、自分の目で見たことはまだない。とても楽しみだ。仲間も船から降りるのを楽しみにしている。仲間の1人が野生の心臓を加工した肉だと思い込み食べそうになった。欠けてしまったら贈り物にはできなくなるところだった。でも、確かにどんな味がするのか気になる。

今日

到着した! 大成功だ! 港で大勢の小さなダークエルフの要人に出迎えられ、我々専用に作ってくれたキャンプに連れて行かれた。我々を守るために衛兵まで配備してくれた。すでにこの街が大好きになった。栄光の文化交流が始まるのが楽しみだ!

今日

朝食を取るために地元の宿屋に行こうとしたが、衛兵にキャンプの外に出るなと言われた! 何時間も怒鳴ってやった。そのあとチビで馬鹿な記録官がやって来て、書類の整理が終わるまでは外に出られないと言われた。少し怒りを露わにしてしまったかもしれない。「何の書類だ?」そう聞くと慌てて逃げて行った。

今日

あのチビで馬鹿なダークエルフからは何の連絡もない。吟遊詩人フョッキの本を順番に、交代で読むことにした。しかし退屈すぎる。それに栄光の文化交流もまだ終わっていない。今日は悲しいことばかりだ。フョッキの本は良かったが。

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