トゥワッカと現代レッドガード文化における埋葬文化 修道士オピリオ・コンゴニウス著 死去した祖先に対するレッドガードの崇拝の熱心さは、他の多くの種族が神々に対して行う献身に匹敵する。ブレトンは華麗なアーチ付きの聖別された地に棺を置き、ノルドは風で乾燥させた死体を地下墓地に安置するが、レッドガードは死者たちのために広大な葬儀用の建築物を設計、建立しており、その威厳の高さは規模の大きさにも負けていない。レッドガードを生まれる以前から死んだ後まで縛っている名誉の糸は強力である。空高くそびえるこれらの巨大な霊廟は、往年のままのヨクダ建築を純粋な形で体現するものであり、霊魂を飛び立たせ、彼らの信じる神々との会合へと向かわせるために建設されている。 この種類の埋葬地の最も優れた見本はおそらく、ハンマーフェルのアリクル砂漠の広大な台地の頂点に据えられた、トゥワッカの玉座だろう。この巨大な聖堂は策略の神にして魂の導き手、そして遠い海辺の守り手に捧げられている。砂漠の牧草地を登り、台地の側面を削って作られた石の階段を上がっていくと、岩と砂の広がる平らな空間の上から、これほどの眺めが得られることに驚かされる。トゥワッカの玉座を手入れし、常に警戒を怠らない玉座の守り手たちの元を通り過ぎると、この神聖な場所の真の雄大さを目にする。 このネクロポリスは無秩序に広がった埋葬地であると同時に、神聖な遺跡でもある。この聖域の暗い隅から見つめているトゥワッカの存在の他にも、この聖堂は大陸が波の下に沈んだ際に命を落とした、数知れぬヨクダの死者たちのための記念碑としての役割も果たしている。巡礼者たちは刺すような砂地を通って旅し、これらの犠牲者たちに、またこの迷宮的なネクロポリスに埋葬されているレッドガードの歴史上の王に敬意を捧げに来る。
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