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書籍

黒肉ビールの醸造について

まず第一に、肉と虫が全て落ちるには何年もかかる。それも自然に落ちなくてはいけない。クロスウィングは怖がって死ぬと強い苦みを持つからだ。

そして、アルフィクの内臓の最も細いひも17本を樽の上に張る。熟成させた肉をひもに押し付け、しっかり腐敗するまで落ちないようにする。そこへ赤縞模様のカエルの皮をみじん切りにしたものを振りかけ、クロスウィングが酔っ払って満足したまま液体に入るようにする。

これを毎月、3年以上、樽を満たせるだけの肉と虫が集まるまで続ける。その後さらに魔法を使う。クロスウィングとミミックを呼び寄せる呪文が必要だ。そしてフリップバック、ツリーホッパー、ホーヴァーの幼虫を寄せ付けない呪文も必要だ。

緑のカビの成長を助長する呪文と、茶色と白のカビを予防する呪文もある。その後、樽を9年以上、緑のカビが変化するまで密閉させておく。自分達の寿命が長くて良かったと思わないか?

— 匿名のボズマー醸造者

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