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ニボルウェンの日記

黒手袋を迎え入れたかった。彼は関心がありそうだった。でも、アラドロスが私を側に置く選択をしたことに文句は言えない。それは彼がレセルロスの狼の群れより私の能力と戦略のほうに価値を見出していることを明確に意味するからだ。もしかしたらアラドロスは、オーススウォーンへの襲撃計画に感心したのかもしれない。何しろ私の提案だし。大きな声では言えないが、私は聡明だ。計画は大成功だった! 訓練所は我々の制御下にある。

オーススウォーンの入門者は大部分が死んで、我々は有能な戦士を大儀に引き込むために時間を費やしている。まだ誰も説得できていないようだが、それは対話をしているのが私ではないからだ。

私の責務はアラドロスの側にある。それはわかってる。だからどれだけ黒手袋に挑んで彼を回想者に加えたかろうと、アラドロスを見捨てたりはしない。真実を見せてくれたのは彼なのだから。彼のおかげで目が開き、この次元の穴を見ることができた。そしてその穴は我々が修復する。回想者は忘れられたものを取り戻す!

ニボルウェン

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