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書籍

キャラクター特集 賢きレラミル

キャラクター特集とは、ESOの新コンテンツが配信される際に、新たに登場するキャラクターを紹介する為の、ESOの公式サイトで公開されているページです。

賢きレラミルはテルヴァンニ半島&アポクリファ(ネクロム)に登場するキャラクターです。

ハイオーディネーター・ダニスへ

テルヴァンニ半島に到着した私は、テルヴァンニ家との不要な対立を避けるため、ネクロムに拠点を構えることにしました。聖堂の司祭が指摘したように、この地域全体におけるデイドラ関連の活動が活発になっていることは間違いありません。この問題の原因はまだ特定できていませんが、デイドラの新興教団、悪質なテルヴァンニの魔術師、もしくはサマーセットからの客員研究員である賢きレラミルという3つの可能性に絞り込みました。

最初の2人については、現場で密偵による調査がまだ進められているため、3人目の賢きレラミルの背景について、私がこれまでに学んだことをご報告します。彼女は自らを何者でもなく、タムリエルを旅しながら、興味のある学問を研究しているだけのただの学者だと自称しています。しかし、彼女が興味のある研究分野を特定するのは、困難を極めました。私の密偵が調査したところ、彼女の専門は秘密や禁じられた知識のようです。確かな情報筋によると、彼女は特別デイドラ公の熱心な信者ではないようですが、実際のところは、ある特定のデイドラ公と強いつながりを持っていると噂されています。ある人物は、彼女が運命のデイドラ公ハルメアス・モラの密偵だと断言しており、彼女は100年以上前に禁断の書物や危険な文書を一目見ることと引き換えに、デイドラ公と取引をしたと証言しています。確かに、その人物は、彼女が定期的にアポクリファのオブリビオンの領域を訪れていることを指摘しています。

今のところは上記の証言を疑う理由はなく、もしこれが真実だとしたら、彼女は禁断の試練を器用に乗り越えてきたと言えるでしょう。後述するいくつかの特徴を除けば、彼女はハルメアス・モラと頻繁に接触している人物としては、驚くほど正気であるように見受けられます。と言うのも、私たちは何年にもわたり、秘密を知ってしまったがために正気を失った何人ものモラの信者たちの始末また隔離を行ってきました。

賢きレラミルは、簡単な事柄を説明する時にも、複雑な単語や言い回しを常用します。また、他の考えに注意を奪われて思考が停止することがしばしばあり、常に多数の異なる事柄を同時に考えている彼女と何らかの会話をしようとすると、気を揉んでしまうことがあります。彼女は不可解で、飄々としていて、得体が知れず、ミステリアスな部分がありますが、本屋や他の学者たちは彼女を賞賛しています。稀少な本や珍しい本を購入する時は愛想が良く、自身の研究の一部を他者と共有することに対しても抵抗はないようです。ただし、ハルメアス・モラやデイドラに関する研究との繋がりについては明らかにしないように細心の注意を払っており、それこそがデイドラ関連のものはすべて禁止されているタムリエルの中で最も厳しい地域でも、活動を続けることができている理由だと考えられます。

こちらに到着してから一度だけレラミルに声をかけましたが、自分がオーディネーターであることは名乗りませんでした。彼女の気難しい言葉遣いに最初は戸惑い、彼女も何気ない会話を交わそうと努力はしているものの、困惑しているように見えました。しかし、ヴィベク卿の難解な哲学について彼女の意見を尋ねたところ、彼女はより首尾一貫し、生き生きとした表情を見せるようになりました。それでも、私には彼女が何を言っているのか全く理解できませんでした。

彼女がネクロムのどこかに秘密の書斎を隠しているのは間違いありません。彼女の動向を監視するために、その場所を特定できるよう調査を続けます。賢きレラミルから脅威は感じませんが、ネクロム周辺のデイドラの活動と何らかの関係があると確信しています。詳細が分かり次第、追ってご連絡を差し上げます。なお、私の懸念が正しかったと判明した暁には、より多くのオーディネーターからの協力が必要になるでしょう。

オーディネーター・ネリン

キャラクター特集 ー 賢きレラミル

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