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書籍

失われた埃まみれの日記

セムクルは、この場所でひと晩過ごすことができないということに、1週間分の給料を賭けた。やってやると言った時、彼はほおひげを飲みこみそうだった

墓は背後で閉ざされている。誰かの声を聞いたと思ったが、セムクルが賭けから逃げ出そうとしているにちがいない

ここにいると少し恐ろしい。キャンドルを何本かともしたが、影が周囲を飛び回るだけだった

かまうものか。セムクルのコインで買ったダブルラムを一気飲みして、最後に笑うことになるだろう

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