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書籍

戦場からの手紙:シロディール

ああ、卵の母よ、会えなくて寂しい!

戦争は悲惨だ。
悲惨でないなどという声に耳を傾けてはいけない。
嵐の吹き荒れる湖に立って、暗い色のヒレが底から出てきて手足を噛みちぎるのを待っているみたいなものだ。
僕たちは長いことじっと待ち、あらゆる方向から迫る脅威を心配しながら監視する。
それから突進して敵とまみえ、しばらくの間は激しく戦い、守りの固い、比較的安全な場所に逃げ込む。
それを何度も、何度も繰り返すんだよ!

今日、僕は大柄なノルドの女性(多分女性だったと思う。肌の乾いた者の性別は未だによく分からない)と、ダークエルフの魔闘士と共に戦った。
どちらとも初対面だったが、パクト兵の少なくとも3部隊と、同数の敵が入り混じった突撃で混乱状態に陥った後、僕たちは気づいたら一緒にいた。
他に頼れる相手もいなかったから、僕たちは一言も発することなく共に動き、敵軍の攻撃から身を守った。

僕たち3人は4倍の数の敵に圧倒されていた。
どういうわけか、僕たちは2つの丘の間の岩だらけの地帯にいて、残りのパクト軍がどこにいるかすぐには分からなかった。
戦いの音が付近の丘の向こうから響いてはいたが、誰がどこで戦っているのか正確に判別する方法はなかった。
それに僕たちは、まだ目の前に敵を抱えていた。
多分カバナントのオークだったと思うが、僕には未だにハイエルフと区別がつかない。

敵が何者だったにせよ、奴らは突進してきて僕たちの力量を測りに来た。
僕たちは何度も押し返し、連中を次々に倒したが、こちらも切り傷や打撲をいくつも受けた。
10分だったかもしれないし、10時間だったかもしれない。
肩を寄せ合い、固まって敵の波を押し返しているうちに、時間は意味を失ってしまった。

ダークエルフの魔闘士の名前は結局分からずじまいだったが、彼は命の恩人だ。
敵の数を減らしたので、相手の数は今や2倍程度になっていたが、そこで敵の魔術師が僕に炎の球を発射した。
僕は2人の戦士と戦っていて、1人は剣を、もう1人は戦槌を持っていた。
視界の端に明るい輝きを目にしてはいたが、炎の進路から逃れることは不可能だった。
その時ダークエルフが僕と炎の間に飛び込んで攻撃を受けてくれたので、僕は目の前の戦士2人を倒すことができた。
僕が駆けつけた時は、彼はすでに激しい熱と炎にやられていた。

こうなったらノルドと僕で残りの敵を片づけなければならない。
最優先すべきことは、致命的な呪文を再び唱えられる前に妖術師を倒すことだった。
そのためにノルドは最後の矢を魔術師の方へ放った。
少なくとも2本は命中し、魔術師の胸に突き刺さった。
これで3対2になった。
残った敵は自信と戦いを続ける気力の双方を失ったようだった。
彼らは背を向けて逃げようとしたが、そうはさせなかった。

さらに少し時間をかけて歩き回る必要があったけど、僕たちは結局、どちらも自分の部隊と再会できた。
三つの種族の同盟がいかに大事か教えられたのは、あの日だったと思う。

オトゥミ・テイ

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