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書籍

フィリリアへの手紙

フィリリア

長い年月が経った。私は失敗した。分かっている。これを書いている今でも、君がこれを読むことはないということは分かっている。

薬は手に入れた。約束したとおりに。初めて家族の力になることができた。だが戻って見たら、ここからファリネスティが消えていた。

これを読んでも信じてもらえないだろう。今でも私は役立たずなのだろうか? 君の娘の病気は治ったのだろうか? 彼女は私のことを知らないだろう。その時でさえも、私は君たちの側にいてやれなかった。なぜ償うことが許されないのだろうか? 私は誤りを正したい。誤りを正そうとしていたのだ。

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