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書籍

カラハウンへの手紙

カラハウンへ

お前の魔法の災難への招待はきっぱりとお断りする。

ハーシーンに懇願して「全ドミニオン」に反抗する貴殿を支援させるなど愚行で、甚だしい過剰反応が起きることは言うまでもない。デイドラ公の肩を叩くのは相変わらず危険だ。どうして魔法を使う能無し達を寄せ集めた集団に頼り、己を破滅へ導くのか?

連中に最寄りの魔術師ギルドの支部へ辿り着く能力があるのかさえ分からない。ましてデイドラ公に懇願するなんて! だが、奴らが必要なのだろう。まともなエルフは貴殿の助けにはならない。私はもちろん助けない。お前と同様にグリーンパクトの忠実な支持者だが、目指すところが違う。

よく考えるべきだ。この戦争を生き残る唯一の可能性はドミニオンだ! 真の敵がヴァレンウッドを焼け野原にする準備をしている時に、お前は味方を狩ろうとしている。

私はこの手紙に署名できない。司法高官がお前の死体で手紙を見つけては困るし、お前の暴挙に関係していると思われたくない。

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