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書籍

ロリアセルのキーストーン

噂は事実の根拠として扱われることはないが、過去へのパイプとして機能する。

遠い昔、先人達は博識で力を持っていた。沼地のあちこちに存在するピラミッド型の建物、ザンミーアはその構造の詳細が失われてから久しいが、彼らの創造物である。かつての先人達が建てた、先人達のマジカで満たされた構造物は大変見事である。

キーストーンは、多くのバルサエビクのアイレイドの遺跡で見つかるが、それも我々の先人が住んでいた土地に隣接する遺跡に限られる。苦痛や恐怖によって囚人から力を集めたというアイレイドの話で溢れており、そこにはストーンにマジカを注入する方法が示されている。つまり、そのストーンは事実上アイレイドのアーティファクトではあるが、元はアイレイドの物ではないのである。

このキーストーンには、我々の防衛の歴史と本質に関係するアルゴニアンのマジカが注入されていると考える。タムリエルの他の場所ではキーストーンは見つからない。それはアルゴニアンの歴史、さらに言えば我々の未来に繋がっている。

シャドウフェンにあるロリアセルの遺跡から3つのキーストーンが回収され、研究のため分析された。残念なことに、最初に分析を手掛けた人々は精神的に不安定な状態となり自殺してしまった。コスリンギのような特定の人々だけが負の効果を受けることなく少しの間それを扱えるようだ。

キーストーンのもう1つの側面、それは私の経験上大変珍しく――

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