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書籍

森の番人

放浪者ウリグ著

旅は私を多くの神聖な場所へ連れて行ったが、カイネスグローブの祠ほど美しく穏やかなところはほとんどない。緩やかに起伏する丘、威厳のある木々。冷たく透き通った水で満たされた湖。太陽がそのエリアを、きらめく金の反射光で彩ったかのようだ。

祠は息をのむほどで、高台の上にあり、聖なるルーンの彫られた多くの大立石に見下ろされている。その場所はまさに、カイネの氷のように冷たい息に軽く触れられたかのようだった。

森の番人は、嵐の女神を祭った聖なる教団の一部である。彼らは大地を世話し、日々の聖餐を捧げ、そして番人の住居と訪れる巡礼者の宿泊施設として使われている二つの小屋を管理している。

あれほど献身的なグループには会ったことがない。彼らは本当に彼らの神と大義に献身的であり、聖堂を管理し、礼拝で巡礼者の手助けをすることに熱中しているようだ。

巡礼者はカイネの祝福を求めてスカイリム中からやって来る。兵士達は特に戦闘へ赴く前に、戦士の女神を探し求める。カイネの祝福は彼らの武器に力を加え、彼らの鎧を強化する。苛酷な戦争を通して、彼らの安全と勝利を保つことを約束する。この祝福を受けるために、戦闘での守護と強さを頼みながら、巡礼者は森で日夜祈り、賞賛と贈り物を女神に捧げる。

番人は、案内と助言を必要とする人々へ提供し、それを必要としない人々へは親切な言葉をかけ、そしてカイネの知恵と支援を求めるすべての人々へ食べ物と宿泊所を提供する。ここはまさに祝福された場所である。

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