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書籍

ウロディル・シーボーンの日記

先ほど晴れ渡った空が広がっていた場所が、今や辺り一面に嵐が発生している。穏やかな海は、我々の船が波を横切るとすぐに荒れ狂った様子になった。マラバル・トールの海岸に近づくにつれ、我々の勢いは衰えていった。

私の船は沈む前に長艇へと乗り出せるくらいは何とか持ったが、海岸までたどり着いた船員は3分の1しか把握できなかった。陸地に着くと、我々はフィラスと言うウッドエルフに会った。

大変驚いたことに、彼は嵐のスフィアと、それを使って海を我々に敵対させる「嵐の番人」について教えてくれた。木好きは敵を喰らうらしいので、彼らの発言を信用するには抵抗を感じる。だが、彼は残った船団を海岸までたどり着かせるための鍵になるかもしれない。この嵐の番人とやらを彼らの聖域から引っ張り出し、そのスフィアを入手しなければならない。

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