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ホスティア・アセラスの日記

また厳しい時期になった。
人々は私たちが監視している道に足を踏み入れようとしなくなっている。
私はファンダスに、間抜けな手下たちが旅人を頻繁に襲いすぎるのよと言った。
今、旅人は私たちを完全に避けてしまっている。
欲が深くて、馬鹿な連中だ。

やはりまともな収穫はない。
限られた物資を長持ちさせるために蛙を捕まえているけど、状況が変わらなければじきに革のブーツを煮る羽目になるだろう。
ジュリッタを食べさせるために自分の食事を抜いている。
こんなところに病気の子供がいるべきじゃない。

ファンダスはもう大丈夫だと請け合った。
言い合いになった。
彼は手下たちと共に襲撃を計画していると言った。
気に入らない。
一番近くの村はあのルートハウスの民に属している。
凶暴で、縄張りにうるさい。
ファンダスは戦士たちの大半が狩りに出ている間に食糧庫を襲うと言っている。
議論しても仕方がない。
食料は必要だ。

ジュリッタは誰もいないキャンプで不安がっている。
父親がいつ戻ってくるのか何度も聞いてくる。
私が「もうすぐ」と言うのは嘘だと気づいている。

やった。
ファンダスと仲間たちは偉そうにして、馬鹿みたいにニヤニヤしながらキャンプに戻ってきたけど、腕には新鮮な食料と乾燥させた保存食をたっぷり抱えてきた。
今夜はたっぷり食べられる。
少なくとも、これから数週間は大丈夫。

もう3日になる。
叫びすぎて声が出なくなった。
泣きすぎて涙も枯れてしまった。
このままでいいはずがない。
ジュリッタの命を守らなければ。
あの子はようやく眠っている。
私も寝たほうがいい。

あの目。
目覚めるといつも、あの丸い黄色の目がある。
いつもそう。
まるで、またあそこにいるみたい。
ジュリッタがベッドから引きずり出されても叫び声をあげないから、現実じゃないと分かるだけ。
あの忌まわしいトカゲどもめ。

危険を冒して沼地の奥、ブラックローズに向かって進んだ。
その価値はあった。
ブラックガードのキャンプをもう一つ見つけた。
彼らは養う相手が増えるのを歓迎しないようだった。
檻に入れろと思っていた者も何人かいたのが分かった。
でもグルズナックは私が一人前の仕事をしている限り受け入れようと同意した。
後で教えてくれたが、私の目を見て判断を決めたらしい。
娘を檻に入れさせるくらいなら、素手で何人でも殺しそうな様子なのが分かったと言っていた。
実際そのつもりだった。

グルズナックは今、私に家畜の餌をやらせている。
こいつらを見ると胃が痛くなる。
痛めつけられた奴は問題を起こさない。
嫌なのは新しい連中だ。
犬を躾ける時は、少なくとも言葉を話して懇願はしないのに。
動かなくなるまで殴ってしまった。

家畜を傷つけたことで大目玉を喰らった。
問題は歯だった。
買い手は見苦しい獣を好まない。
次はそのことを覚えておけとグルズナックは言った。
彼は新鮮な家畜の訓練を始めてくれと言っている。
私には才能があると。

ここに来てから、時間が飛ぶように過ぎていく。
将来が期待できると思うくらい。
グルズナックは理解のある指導者だ。
分け前はたっぷり持っていくけど、私たちが全員ちゃんと生活できるように計らってくれる。
ジュリッタと私は他の皆より少し取り分が多い。
気に入られているのだと思う。

またしても1年が過ぎた。
早いものだ。
いい年は長く味わえたらいいのに。
食べ物や暖かいベッドを求めていたのはもう昔の話なのに、今もできるだけ溜め込む癖がついている。
圧迫するような恐怖は嫌なものだ。
あのトカゲたちの目は、私が眠っている間も見ている。
明日は2匹潰してやろう。
グルズナックが何と言おうと知ったことじゃない。

ジュリッタはもう子供じゃない。
泥トカゲどもの事件があっても残っていた無邪気さもなくなった。
一週間前には私のスカートにしがみついていたかと思ったら、今じゃもう言い寄ってくるグルズナックの下っ端たちを、私があげたナイフで撃退している。
あの子もそろそろ、自分の仕事をしなきゃならない歳になった。
ナイフの使い方を教えてあげてもいいかな。

ジュリッタに臆病なブライトスロートの世話をさせた。
最初は怖がっていたけど、もうこの獣を恐れる必要はないと示してあげた。

ジュリッタはブライトスロートに紐をつけて引っ張るのを楽しんでいる。
こんなに屈託のないあの子の姿を見たのは久しぶりだ。
あの子がどれだけの恐怖を抱えていたのか、私は気づいていなかった。
もう数日間は楽しませてあげるつもりだけど、泥トカゲをペットにする考えについては少々話し合う必要がある。

グルズナックの奴隷事業は大きく成長している。
一味の数は彼がヴァーデンフェルのテルヴァンニに販路を開いて以来、3倍にもなった。
グルズナックは私に自分の部隊を組織してもらいたいと言っている。
その響きは、嫌いじゃない。

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