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書籍

八大神の… 戒

<ページの大半がない。表題紙は以下の文で始まる>

ヒューバートとマリッセの蔵書より

彼らと彼らの子、アラインに八大神のご加護があらんことを

神々よ、我らを守り給え

<2ページ目には赤いインクで殴り書きのメモがある>

神々など存在しない。誰も守ってくれはしない。愛しい子は死に、食べ物は尽き、扉の前には熊がいる。目の前でヒューバートが殺された。引き裂かれるくらいなら静かに死にたい。

もう飲めるものは毒しか残っていない。魂が苦しみから解き放たれますように。

さようなら。

――マリッセ

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