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書籍

グリーンパクト・ボズマー: 観察

ディニクサス・プレシス著

著者は自身が観察したヴァレンウッドの奥深くに住むウッドエルフと、ニルンの反対側に住むウッドエルフについての詳しい違いを簡潔に説明したく思う。ここで記録された観察は彼らが「古き習わし」と呼ぶものに拘る野生のボズマーについて詳細を説明するものであり、一般の社会に適合したウッドエルフにはあてはまらない。

ヴァレンウッドの奥のウッドエルフ、もしくは彼ら自身が称する「グリーンパクト・ボズマー」は、グリーンパクトに熱狂的な信仰を捧げる者とされている。彼らは戦闘で倒した敵を含む肉のみ口にし、住処とする森を害する者を攻撃する。

それでも彼らを「野蛮なもの」としてしまうのは間違いである。実際彼らは実に知的で好奇心を持ち、理性的である。豊かな文化を持ち森に帰属し、精神的な指導者、語り部、「紡ぎ手」を持っている。

戦闘では極めて獰猛だが、刺激しなければ攻撃せず、よそ者には実に親切だ。自然界から恐れと尊敬を交えつつもヒントを得て、教養があり、緑がパクトを冒涜する者と対決する怒りの復讐のような物語を伝えてきたのは間違いない。

実際早くよりパクトのボズマーは、パクトを冒涜するボズマーが落ちる地獄のようなものであるウーズを信じるよう育てられ、危害を加えるボズマーのクランにすべての野生の力を浴びせるという、緑のさらに恐ろしい話を聞いている。

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