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書籍

Goldleaf Acquisition、マネージャーのメモ

Goldleaf Acquisitionのマネージャー、フラール・サレティ・ヴェレンの簡略版メモ
(遠征の完了後、情報を提供した者たちから集めた数多くのメモを、閲覧しやすくまとめたもの)

最近の事業の最中に問題が発生し、その結果多くの社員(私も含む)が縮んで、とてつもなく小さくなってしまった。この問題が繰り返された場合に備えて、状況を記録しておかなくてはならない。

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「実験室」について。付呪師があれほどの時間とゴールドを費やして、なぜあのような無意味で効果時間の短い呪文を作ったのか理解しがたい。「海賊化」や吹き出す煙のこともある。いずれ我々にも副作用が起きるのではないだろうか。

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形態模倣の指輪が、ある興味深い物語の中核をなしていた。我々は1塊のチーズを追いかけ、攻撃的な椅子と格闘した後、あの忌々しいバネキンから指輪を奪い取った。奴らは見た目に反してかなり素早い。

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抜け殻と化した天才を見ていると恐ろしくなる。ボリプラムスの構造を変えるなんて、狂っている。結局、あのスライムを完全に滅ぼすためしなければならないことをした。これで全てが片づいて、もうあの場所に二度と行かなくて済むことを祈りたい。

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私はかつて、菌類や変わった植物に詳しい者を探していた冒険者の世話をしたことがある。この洞窟に入って間もないうちに、誰かがかなり毒性の強いキノコを拾おうとした。これ以上無謀なことをしないでくれるといいが。

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注意:ドワーフの機械に貫かれるのは、直接経験したことのない者が想像するほど楽しいことではない。

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不思議に思わずにはいられないのだが、水の精霊がどうやって内陸の宿屋にある樽の中に入った? この仕組みは全く理解に苦しむ。

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今日、多くのギルド員たちがもう一人の自分と戦うことになり、我々は魔術と破壊行為の大混乱に巻き込まれた。おかしな鏡を覗き込むように自分の顔を見つめると、自分が今と違う人生を歩んでいたらこうだっただろうという姿が見えた。幸運にも、ちょっとした呪文とマッドクラブの助けを借りて、全ては正常に戻った。そう、マッドクラブである。

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ある訓練士が今日模擬戦を開いた。結果は素晴らしく、私たちの会社の何人かは新鮮な知識と、新しい視点を得たと聞かされた。ギルドには何人か才能ある戦士がいるし、この授業で能力が強化されることは疑いない。それに絆も深められるかもしれない。どうやら、何人かは授業の後、かなりの時間を会話に費やしたようである。

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ある幹部から送られた、サマーセットへの遠征についての短いメモ。
彼らが私たちにグリフォンの卵を改修せよと言った時、こんなことは予想していなかった。若いグリフォンに出会うことになるとも予想しなかった。だが、彼は私の人生を一番いい意味で変えてくれた。

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夫は結界をいじっている者を見つけたら、「生きたまま皮を剥いでやる」と言う。最高の夫だ。

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親善試合で枕の威力に気づかされた。彼が試合に勝ってもギルドから追放しないと私が約束した時は、模擬戦のリングから吹き飛ばされるほどの衝撃を受けるとは予測していなかった。あのアルゴニアンに羽毛入りの飛び道具を使わせると頼りになる。枕でさえ、使い手によっては危険な武器になるのだ。

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