物語内容
落とし物の詩
沼を探検していると、ロマンティックな詩が書かれた紙を発見します。
君は水の中で肥料をまき
私は上から見る
リルモスは私の下で息をする
でも私の目は君だけを追う
南西の空が誘っている
ゆらゆら揺れる君の尻尾も誘う
君はその手で水をかき分ける
私の手は君のためにトーテムを彫る
全ては変わっていくけれど
私にとって、一つだけ変わらないもの
それは君の卵を抱く望み
─チャル・マート
詩と蛙のトーテムを届ける
詩の側に落ちている蛙のトーテムを拾って、リルモスにいるチャル・マートに届けましょう。

お前の足取りには決意が見える。
目には好奇心が。
何を探しているのか教えてくれ、ビーコ。

この蛙のトーテムと詩をなくさなかったか?

ああ、そうだ。
私は幾季節も前にこれを掘った。
これで愛するクド・ナカルを説得し、部族の次の絆の儀式に参加してもらおうと思っていたんだが、見せる前にトーテムをなくしてしまった。
もちろん、それは私がまだ女性だった頃の話だ。

以前は女性だったのか?

ヒストの限りない贈り物は、我々の多くの側面を変化させる。
性別もそのうちの一つだ。
機会があれば、体験してみることを勧めるよ。

では、男性になったのでクド・ナカルと絆を結べないのか?

一週間前に話をしていたら、そういう話になっただろう。
だが運命の定めで、最近クド・ナカル自身にも変化があったんだ。
この手紙とトーテムを持ってきてくれてありがとう。
愛する者たちへのいい贈り物になるはずだ。

クエストを完了する。

次の絆の儀式が決まったら、私はこの贈り物をクド・ナカルに贈る。
私はただ詩を推敲し、彫刻を洗練させて、すべての準備を整えよう。

アルゴニアンの絆の儀式のことを詳しく教えてくれ。

儀式は共に卵を産むことを選んだ者たちを結び合わせる。
肌の乾いた者たちの多くはこれを結婚にたとえるが、完全に同じではない。
結ばれたつがい同士は常に敬意を払うが、恋愛感情は厳密に言うと必要とされないのだ。

絆の儀式はどんな結果を伴う?

各部族によってそれぞれ伝統は異なるが、共通する部分もある。
木の番人がヒストの前で儀式を行う。
結ばれたつがいは健康と多産の祝福を受ける。
そして、その…結ばれ始める。

相手をどうやって選ぶ?

場合による。
感情的なつながりをもとに判断されることもあれば、単に物理的な魅力によることもある。
政治的なつながりを強化するために、この儀式を利用する部族もいる。
例えば、ブライトスロートがそうだ。

この場合は?
なぜクド・ナカルと絆を結びたかった?

ああ。
私たちなら似合いの子供ができるだろうと思ったんだ。
それだけだよ。

では、なぜクド・ナカルと絆を結ばなかった?

私はもちろん結ぶつもりでいたとも。
彫刻を作り、納得のいく言葉を綴るのに何日もかけた。
贈り物が完成するまでクド・ナカルに見られたくなかったから、私は村の外で作業をしていたんだ。
そこで、私のキャンプはボグブロートに襲われた。

では、逃げたのか。

そのとおり。
儀式までにもう一つトーテムを彫る時間がなかったから、機会は失われてしまったんだ。
だがお前のおかげで、もう一度チャンスが与えられた。
感謝の背骨を立てよう、ビーコ。
私の未来の子供たちもそうするだろう。
後日談
チャル・マートとクド・ナカル
後日リルモスを訪ねると、チャル・マートとクド・ナカルを見かけます。

ああ、ディーク・ビーコ!
また会えてよかった。
見ての通り、時間を無駄にはできない。
クド・ナカルは可愛いだろう?
私の望みは、2人で一緒に美しい子をたくさん作ることだ。
お前がいなければ、その望みは不可能だった!

では、チャル・マートが話していたのはあなたのことね。
感謝の言葉を述べたいわ。
あなたの介入がなければ、愛する者は私に気持ちを話してくれなかったかも知れない。
今は、次の季節に絆を結ぶことを考えている。

次の季節?少し早いように思える。

早い?ハッハッハッ!
どうして?
チャル・マートのことは子供の頃から知っていた。
ずっと好きだったけど、彼の好意を持ってくれていたかどうかはわからない。
今は彼の意思で結ばれる季節を待つばかりよ。

なぜ自分の感情を認めない?

私たちの部族では、伝統的に女性からそのような関係が始まる。
今ではこんな姿だけど、古い習慣はなかなか忘れられない。
でも、少なくとも私たちは一緒にいる。
太陽の祝福を受けてね。
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