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書籍

別れの書簡

〈キャラクター名〉、

このメッセージがお前に届くことがあれば、私ができなかったことをお前がやって、妻を止めたと見なさざるを得ないということだ。遺跡までついて行かなくて申し訳ない。私の手はすでに家族の血で汚れていて、もう1度あの辛い体験をするのは耐えられなかった。

私が10年前にしなければならなかった、すべてのことが失敗だったかもしれない、すべては無駄だったかもしれないと思うと、我慢できなかった! 同時に、私は彼らの命を絶つことはできなかった。もう2度と。それをお前に任せた。それについては申し訳なく思う。

お前が私に会うことはないだろう。私の時代は終わった。スカルド王の側で、戦いにおいて名誉の死を遂げたいと願っていた。代わりに、臆病者として死を遂げる。カイネよ、私を許したまえ。

小さなお礼を残した。このテントの後ろにある私の宝箱の中だ。私の日記もその中にある。それには、私が強いられた内容が書いてある。

お前にカイネの加護を。友よ。カイネは我々皆を見守ってくれる。

— ハッドマル

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