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書籍

ファミア・メルシウスの日記、3ページ

ようやく、書く時間ができたわ!
呑まれた林への旅以来、沢山のことが起こった。
どこから始めればいいのか分からないくらいよ。

ズカスとジャクシク・オルンの夢浸りの儀式は、彼らが話した幻想的な伝説にふさわしかった。
強力な錬金術の煙を吸い込んだ後、新しい友は過去の鮮明な幻視に入り込んで、名残が実は失われたアルゴニアン部族の作ったものだと知った。
昔、バルサエビク・アイレイドの一団がその部族の村を襲撃し、そこに住んでいたアルゴニアンを皆殺しにして、しかもその魂を使い尽くそうとしたの!
幸運なことに、アルゴニアンの長老は部族の魂を保管して守る器を作ることができた。
それがアルゴンの名残よ。

私たちがそのことを知ってすぐ、カサンドラは私たちを裏切った!
彼女は儀式の最中に現れた魔法の杖を奪い取り、逃げ去ったの(私を引きずってよ!)

その後の数時間は本当に怖かった。
彼女の不気味な手下ウィップテイルは、思ってた以上にひどい奴だった。
私をシシスに捧げようとしたんだから!
新しい友がすんでのところで現れて、あのブラックガードの暴漢から助け出してくれてよかった。

いくつもの予期せぬ展開と、長い追跡の後、友と私はカサンドラに追いついた。
でも残念ながら、彼女を救うには手遅れだった。
カサンドラは名残に触れ、巨大なマイアゴーントと結合してしまったの。
彼女は一時的に怪物を支配したけど、我らが英雄は撃破に成功したわ。
私はこの出来事にまだ悩んでいる。
カサンドラを止めることは明らかに必要だった。
でもどうしても彼女を救えなかったかと考えてしまう。
彼女の狂気にもっと早く気づいていたら、カサンドラは今も生きていたかもしれない。
悲しいわ。

とにかくカサンドラが倒れた後、私は名残を手に取ってズカスとジャクシク・オルン、そして我らが英雄に頼んで、中に入ってもらった。
本当は、ほとんど覚えていないの。
ヒストの中の何かが私を包んだ。
苦痛ではなかったけど、快適でもなかった。
私があんなものを長時間持ってちゃいけなかったのよ!

名残の中で起きたことにはあまり詳しくないけど、友達を1人失ったことには今でも動揺している。
でも、犠牲が無駄ではなかったと知って気持ちが晴れたわ。
ルートウィスパーのヒストは完全に開花し、枝の下に新しい部族が集った。
新しい始まりよ。私にとってもね。
カサンドラの支えとリーダーシップがなくなった今、シロディール・コレクションはかつてのままじゃいられない。
でも色々なことを見て経験した後では、これまでよりさらに素晴らしいものにできる自信があるわ。
次の冒険が待ちきれない!

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