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書籍

ドロヴォスの研究メモ1

職務経歴に大きな傷がついた後で、就くべき天職を見つけたようだ。よりによって、クワマーの品種改良家だが。それでも、この未開の分野には可能性が溢れている。この分野の科学的研究は貧弱であり、良く言って遅れている。悪く言えば役立たずだ。私のクワマー品種はより強く、健康で、長寿でなければならない。この知性を用いて、事実上まったく新しい種を生みだせるよう努力する。ヴァーデンフェルがこれまでに見たことのない種であり、クワマーの上位種となるものを。

ケチなフラール家が所有するマタス・エイキン卵鉱山で研究を開始した。彼らは収入を保証する提案なら何でも受け入れる。私は富にほとんど興味がない。金は簡単に手に入るが、私が築きたいのは後世に残るものだ。研究が完了すれば、あらゆる者が私の名を憶え、崇めるだろう。

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