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書籍

姿を変える象徴的な存在の「死」

ライザンディウス博士著

私の画期的な著作「混沌のクリエイシア」では、デイドラとして知られているあの生き物たちが、どうやって定命者の次元に現れるのかが記されている。この方法のせいで、デイドラを本当に殺すことが不可能になっている。単にオブリビオンの次元に戻って、もう一度自分たちをムンダスに作り変えるからだ。結果として彼らの次元と我々の次元の間につながりが生まれ、これからも消えないことになる。

しかし、ここで疑問が生まれる。もしオブリビオンの次元でデイドラを殺したら、滅ぼすことができるのではないだろうか? もしデイドラを、存在するエドラの次元のいずれかで殺したらどうなるのか? 幸運なことに、この件に関してデイドラと何度も話す機会に恵まれたので、彼らが協力的ではないことは自信を持って断言する。

主に私の提案に対する彼らの反応を観察することで得たのは、デイドラがエドラの影響下で存在する次元に行くことは滅多になく、関心もないということだ。様々なエセリウス(主な例としては、ソブンガルデ)のような領域は、デイドラの生き物たちが移動するには適さないようだ。

この情報、そして他の情報源からの情報を元に、仮説を立てたいと思う。それぞれの次元、そしてムンダスとつながっているデイドラの次元が持つようなエネルギーのつながりは、エドラの次元にない。したがって、エドラの次元で殺されたデイドラの残骸は元の次元に戻れない。つまり死んだままになるか、あるいは永遠にとどまることになるかもしれない。もしこれが真実と証明されたら、デイドラはエセリウスに入ってからでないと本当に殺すことはできない。この皮肉からは逃れられない。

(ああ、実に楽しい。もちろん、全部純粋な推測だ。だが、ここでは時間がゆっくりと進む。本当に進んでいる。時間はずっと忙しいはずだ!)

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