物語内容
デッドウォーター村の掟
マークマイアの北西にあるデッドウォーター村に近づくと、部族の会話が聞こえます。
まったく、恥を知りなさい!
キシの命はくだらない伝統より重いのよ!
キシは我々を救うことを選んだ。
よそ者がいては状況が悪くなるだけだ。
来い、デパサ。
ビールは心に決めたぞ。
部族の者たちに話しかけましょう。
こんなに肌の乾いた者に近づいたことはなかった。
弱くて壊れやすそうだな。
お前の土地では植物がお前を食べようとする時、どうやって生き延びているんだ?
デッドウォーター族の土地に入っているぞ、オジェル。
長老はお前を歓迎しないだろう。
関わるべきではない。
伝統と、その臆病さに災いあれ!
デッドウォーター族は誇り高い。
自分たちのやり方は変えない。
でもそれは私たちが終わらせる。
愚かなよそ者でさえわかるでしょうに!
失礼。悪く言うつもりはなかったの。
何かできることがあるか?
昇格の試練の時、私たちは死にかけた。
キシが割って入って助けてくれなかったら、本当に死んでたわ。
それでデッドウォーター族、ナガ・クルの掟によって、キシは死刑を告げられた。
私たちを助けるべきじゃなかったの。
でも感謝してる。
友人は本当に、命を救ったことで殺されるのか?
長老たちは、たとえ部族が流砂に沈もうと伝統を譲らない。
木の番人かカディーリスが決めたものでなければ、どんな救済も受けることを拒むわ。
あなたならキシを助けられるかも知れない。
よそ者なら、掟に縛られることはないから。
キシを救ってみよう。
キシの父、ボーキを探して、あなたが助けたがっていることを伝えて。
この件でよそ者を活用する方法を知っているわ。
でもメワー・ジェズには注意して。
彼女が試練への干渉を理由にキシを捕えたのよ。
よそ者に対する反応を想像するだけで、背骨が震えるわ。
キシに命を救われたのなら、なぜそのために罰する?
百合の道は私たちの民にとって神聖なもの。
子供たちは道を歩むことによって戦士に昇格する。
部族を守り、沼の恐怖を生き延びる用意が整ったということでね。
失敗は死と、ヒストへの回帰を意味する。
キシはその運命に干渉したの。
部族は二度目の機会を与えるよりも、死んだ方が良いと考えるのか?
分かりやすく説明するわ。
メワー・ジェズが教えるように、沼は二度目の機会を与えない。
だから私たちも同じ。
戦士が自分の力で成功できないのなら、私たち全員を危険にさらす。
でも、生きてこの話を説明できてよかった。
キシのおかげね。
メワー・ジェズとは何者だ?
メワー・ジェズは部族のカディーリス。戦闘師範よ。
彼女は見習いを訓練して百合の道を歩かせる。
彼女が仕事を引き継いで以来、デッドウォーターの戦士は強くなった。
少なくとも、生き残った者はね。
生き残った者は?
百合の道はかつてないほど多くの命を奪っている。
キシたちは、死ぬどころか怪我もなく試練を完了した最後の見習いだった。
今は見習い全員が途中で力尽きることのほうが多いの。
その死は試練が変更されたことによるものか?
全ては変化する。
道も、カディーリスも。訓練も変わるわ。期待されることもね。
今や見習いは新しい卵が孵るよりも早く死んでいく。
遠からず、デッドウォーター族は文字通りの死の部族になる。
だからキシはメワー・ジェズを嫌いなんだと思うわ。
だからキシは介入して助けたのか?
これは推測よ。
キシは見習いが訓練不足で死ぬ姿を見たくないのかもしれない。
あるいはメワー・ジェズを嫌い過ぎただけかもしれない。
一時的に正気を失ったのかもね。
いずれにせよ、彼は私たちを救った。
それには感謝してるわ。
ボーキとはどこに行けば会える?
ボーキの家はヒストの西、村の壁の内側よ。
急いで。
メワー・ジェズは夜が明ける前にキシを連れ去った。
仮にキシがまだ沼の獣に飲み込まれていないとしても、長くは持たない。
ボーキを訪ねる
キシの卵の父ボーキの家を訪ねましょう。
ボーキの家に行くと誰も居ませんが、1枚の手紙が残されていました。
手紙に書かれてる詩を手掛かりにして、ボーキを探しましょう。
探索をすると、ヒストの空洞の下でボーキを見つけます。
別の場所を探すんだな、オジェル。
当たり前のことを言う。
お前はオジェルで、我々の部族ではない。
ここに来たのはとても勇敢か、もしくはとても愚かだからだ。
だが私には関係ない。
警告の牙を見えよう。
では、考えさせてくれ。
若いアルゴニアンに探すよう頼まれた。
息子のキシが問題に巻き込まれたようだ。
キシはいつも問題を起こすが、これほど泥が高く盛り上がったのは初めてだ。
キシが昇格の儀式に干渉した時、あいつは伝統と部族の掟、私からの直接の命令に背いた。
今、ラジカールは我が卵の子に死を宣告した。
何かできることがあるはずだ。
怒りに牙を噛み締めている。
ラジカール、つまり戦士長と話そうとしたが、彼は耳を貸そうともしない。
デッドウォーターは力と死にしか関心がないんだ。
彼らは最後まであの道を行くつもりだろう。
キシの手紙は、古い訓練の手引きについて言及していた。
あの本はずっと前に破り捨てておくべきだったな。
キシがここに隠したんだ。
あいつは私が何者だったのかを忘れてほしくないんだろうが、私はもうカディーリスではない。
部族はキシに死の宣告を下した。
私は息子の側に立って、あいつと共に死ぬ。
代わりにキシを助けよう。
部族の法が適用されないからな。
見知らぬ者のために、手足や命を犠牲にするつもりか?
キシはよそ者が本質的に悪いわけではないと信じている。
だから私はその意見を受け入れ、お前の助力に感謝しよう。
キシは村の北端の遺跡に連れて行かれた。
彼を救い出してほしい。
村の北側が廃墟なのか?
私は後悔の背骨を立てる。
昔はデッドウォーター族が嵐の中の魚のように大勢いたんだ。
送り出された多くの若者が百合の道で亡くなっている。
私の鱗は丸くなる。
廃墟を見ると、豊かだった季節を思い出すな。
なぜキシは廃墟に連れていかれた?
あの廃墟は人を殺すのにちょうど良い場所だ。
ここに留まって質問を続けるつもりなら、その間にキシは殺される。
もし本気で手を貸したいなら、卵の息子を救い、村を去って二度と戻って来るなと伝えてほしい。
キシを救って、彼を連れ出して欲しいのか?
村に死刑を宣告された者に居場所はない。
キシが遠くへ逃げていかなければ、戦士たちは彼を殺すしかない。
私は息子の言ったことについて考え、昔の訓練の指導書を使ってすべきことを決める。
昔の訓練の指導書は、何が特徴だ?
私は以前、部族の戦闘師範だった。
古い本には私の考えた訓練方法や技が書かれていて、役に立っていたんだ。
だが私に代わって師範となったメワー・ジェズがすべてを変えてしまい、見習いたちが死ぬようになった。
しかし、なぜお前が気にするんだ?
- 助けたい。誰も命を助けたことで殺されるべきではない。
- こういう冒険には向いている。何が起きるのか見てみたい。
- 息子を助けたいが、全て終わったらそれなりの報酬を期待している。
助けたい。誰も命を助けたことで殺されるべきではない。を選択した場合
我々の伝統の霧を通しても、オジェルには真実が見えるのか。
デッドウォーターの法は曲がることを拒否するが、強い風の中で高く強靭な木は、嵐に耐えられなければバラバラになってしまう。
手を貸してくれれば、部族は柔軟に曲がることを覚えるだろう。
こういう冒険には向いている。何が起きるのか見てみたい。を選択した場合
よそ者の尊大さにはイライラする。
我々の命はお前の物語の余興ではない。
卵の息子は他の者の命を救うために、自分を犠牲にした。
同じ覚悟ができているといいんだがな。
危険を冒してでも、息子を救ってほしい。
息子を助けたいが、全て終わったらそれなりの報酬を期待している。を選択した場合
感謝しよう。
こんな誠実なよそ者と取引することはめったにない。
我々とは価値観が違うかもしれないが、キシを救ってくれるなら、それなりの報酬を渡そう。
キシを救出する
デッドウォーター村の北にある廃墟に行くと、拘束されたキシと野生の獣を発見します。
さあ来るがいい、獣め!
我が鱗でその歯を砕いてやる。
野生の獣を退治して、キシの拘束を解きましょう。
よそ者がここに?まあいい。
オジェル、私を開放してくれ。
ありがとう。感謝している。
そこで話をしよう。
キシと会話しましょう。
この季節は奇妙だ。
まず、私は命を救うために部族の法を破った。
そしてよそ者がどこからともなく現れて、私を死から救った。
お前には感謝と敬意を表したい。
お前が報酬を期待しているのでなければだが。
もしそうなら、敬意は持てない。
ボーキから助けるよう依頼された。
ここを脱出して、二度と部族には戻ってほしくないそうだ。
我が卵の父が?それは意外だ。
最後に話し合った時、父はカディーリスに逆らうなと言っていた。
だが私は、デッドウォーターが記憶の中だけの存在になることを拒んだ。
ボーキと違い、私は勇気の川から水を飲み、自分の部族に背を向けることを拒否したのだ。
なぜカディーリスと激しく対決する?
戦闘師範メワー・ジェズは我々の見習いを教えている。
百合の道を歩むよう彼らを訓練するのだ。
しかし彼女のやり方は…強くするのではなく、死へ導くだけだ。
本当のことだ。
あの儀式を無傷で乗り越えられたのは、私の教え子が最後だ。
これがボーキや通過儀礼と何の関係がある?
ボーキはある失敗により名誉を汚されるまで、我々の戦闘師範だった。
今はメワー・ジェズが見習いを訓練している。
彼女は六つの季節でその道を歩んだ教え子全員を失い、彼らの弱さを非難しているのだ。
このまま続けば、部族は生き残れないだろう。
お前が私を助けたと、ボーキに伝えてくれ。
私は部族を救う方法を見つける。
戦闘師範メワー・ジェズ
ボーキの家に行くと、戦闘師範メワー・ジェズとボーキが会話しています。
言いたいことを言え、メワー・ジェズ。
そして、私を放っておいてくれ。
ボーキ、キシが我々の法を拒否したのは、あなたの古臭い考えのせいだ。
これはあなたの卵の息子の死によって終わらせよう。
老人よ、悲嘆に暮れるなら好きにするといい。
でも、私に勝てると思わないことだ。
戦っても勝ち目はない。
ビール・ラヌはボーキの家から立ち去ります。
ボーキと会話しましょう。
よそ者が戻った。
沼から立ちのぼる霧のように、私に付きまとう不名誉を知ったようだな。
だが私の卵の息子はどうなった?
キシはまだ生きているのか?
キシは助け出した。
彼は部族を救う道を探すと言っている。
キシが生きていることをヒストに感謝しよう。
だが彼は我々の伝統の流れに逆らうために、全てを危険にさらした。
私も卵の息子と同じように勇気を見出し、正しいことをしなければならない。
でなければ、部族はゆっくりと消滅していくだろう。
どういうことだ?
我々ナガ・クルは戦士だ。
お前たちの言葉ではデッドウォーターと言うのだったな。
死は我々の一部なんだ。
かつて、子供たちは成長して見習いとなり、道を歩んで戦士となった。
死ぬことはあったが、若者全員がそうなることはなかった。
今まではな。
なぜ変わった?
ある戦闘師範が別の者に代わった。
技が変わり、異なる徳が強調されるようになった。
メワー・ジェズの指導の下、見習いは何度も試練に失敗する。
彼女は見習いを一つの偏った方向に押しやった挙句、部族がゆっくりと死滅しつつあるのは、彼らのせいだと言うのだ。
手伝えることはあるか?
キシを探せ。
彼は見習いを訓練するより良い方法があることを、我々の戦士長に示すつもりだ。
裏の部屋から、火の石を持っていけ。
それを使って、沼で私の卵の息子の隠されたキャンプを探すんだ。
そして彼の計画を手伝ってくれ。
火の石を使って、どうやってキシを探せばいい?
説明しよう。
沼地に入って、馴らされた蔓の舌を探すんだ。
他の攻撃的なものとは、見た目が違う。
火の石を蔓に投げれば、キシの隠しキャンプにたどり着ける。
見習いが死に続けるなら、なぜメワー・ジェズは戦闘師範を続けられる?
メワー・ジェズは、自分の訓練は間違っていないと主張している。
見習いたちは弱すぎたから失敗したのだと。
戦闘師範は、すべての挑戦に力さえあれば打ち勝てると宣言しているんだ。
強く打て、すばやく殺せ、考えずに動け、とな。
それは何がまずい?
力は、戦士が持つ武器の一部に過ぎないからだ。
他を無視すれば、悲劇が待っている。
我々の見習いが何度も体験したようにな。
キシの干渉がなければ、最後のグループも死んでいただろう。
そのために、彼は名誉を汚された。
では、村にメワー・ジェズが真の問題だと理解している者はいないのか?
デッドウォーター族は戦いを学んでいる。
我々には命令を疑い、伝統を無視する経験がほぼない。
それがキシの最大の力で、同時に最も明白な弱点だ。
彼はすべてに疑問を持つ。
息子を助けてくれれば、我が部族の助けにもなるんだ。
なぜ戦士長は見習いの死を気にしない?
ラジカール・シーランは、死を常に身近なものとして捉えている。
まるで部族の一員のように。
戦士長はハジ・モタが滝に浮かんでいるのを見たが、その運命もまた自然の秩序の一部だと見なしたんだ。
では、戦士長は部族を死に絶えさせるつもりか?
戦士長は、メワー・ジェズのやり方でさらに強く、もっと力のある戦士が生まれると信じている。いずれな。
やがて彼は、ハジ・モタや部族の仲間よりも、伝統の力に逆らえなくなる。
だからキシが成功しなくてはならない。
キシの隠しキャンプに行く為に、ボーキの家にある火の石を取りましょう。
ボーキ!
出てきて、キシの居場所を教えるんだ!
私は不可避なため息をつく。
キシを見つけてくれ。
その間に私は、メワー・ジェズに無駄骨を折らせる。
ボーキの家から出ると、ボーキは戦士たちに捕らえられます。
ボーキ、戦士長がキシに死刑を宣告した。
あなたの卵の息子には、名誉ある死を選ぶ分別もなかった。
何たる侮辱!
我が牙を見よ!
好きなだけ怒るといい。
キシがあなたに会いに来たら、鎖で縛ってやる!
メワー・ジェズと会話しましょう。
消えなさい、オジェル!
ナガ・クルの事情に口を挟まないで。
私が戦士を差し向ける前に、ここから出て行きなさい!
なぜボーキを捕らえた?
何もしていないはずだ。
彼の最愛の卵の息子が、戦士長によって課された正当な罰から逃れたの。
ボーキが逃亡を助けたどうかはともかく、この状況はあのナガの影響を感じる。
今は彼を利用して、キシをここにおびき寄せるつもりよ。
全てはキシが伝統を破って、見習いの戦士を助けたために起きたのか?
あなたの無知には驚愕するわ!
私たちの伝統と、神聖なる儀式を何も知らないのね。
ゴミ穴を飛び回る昆虫と変わらないわ。
この件には関わらないことね。
でないと、キシと同じ運命を辿ることになる。
ボーキと会話しましょう。
クロコダイルに食われるのを待つ病気のグアルのように、時間を無為に過ごすな。
急いで言われたようにするんだ。
キシの隠しキャンプ
沼地の〈飼い馴らされた蔓の舌〉に火の石を使って、キシの隠しキャンプに行きましょう。
見事だ。
デッドウォーターの真の戦士のように、沼を旅するのだな。
キシ、そう言わなかった?
このよそ者には特別な何かがあるのよ。
ビール・ラヌと会話しましょう。
感謝の背骨を立てるわ。
あなたが来たことと、キシを救うことに同意してくれたことを、ヒストに感謝する。
飢えた動物に彼がむさぼり食われていたら、沼はもっと暗い場所になったでしょう。
キシと会話しましょう。
ボーキの火の石?
私のキャンプを見つける方法を、彼が話したのだな?
驚きで目を丸くするよ。
だが、お前の助力には感謝している。
よそ者がここにいる理由を聞かねばなるまい。
メワー・ジェズはボーキを捕らえた。
彼を使って村におびきよせようとしているらしい。
メワー・ジェズは我らの部族を襲う疫病だ!
ボーキの訓練技術は効果的なだけでなく、デッドウォーターを救う最良の方法だ。
何とかして戦士長を説得しなければならない。
そのために、お前の力を借りたいのだが。
何をすればいい?
古い道が最良だと戦士長に示す手助けをしてほしい。
ボーキがかつて見習いを訓練するために使っていた方法だ。
機知と戦略を用いるボーキのやり方は、単純な力に頼るよりも効果的なのだ。
それを示す生きた証拠が、この私だ。
ボーキは考えがあると言っていた。
そう、大胆な計画だ!
私がお前の師範となり、ボーキのやり方を使って百合の道を導く。
デッドウォーターの見習いが失敗したのによそ者が成功したとなれば、メワー・ジェズが間違っている証拠になる。
引き受けてもらえるだろうか?
ボーキのやり方を示す助けになろう。
村に戻って、戦士長のテントに行かなければならない。
ラジカール・シーランだけだ、よそ者に百合の道を歩く許可を与えられる。
言葉の選び方には気をつけろ。
戦士長の自尊心は傷つきやすく、怒りっぽいからな。
メワー・ジェズがボーキに代わって戦闘師範になった理由がわからない。
7つほど前の季節に、私の卵の父は地位を捨てた。
通過儀礼に伴って起きた、不幸な出来事の後でな。
ボーキの教え子の1人に、チュカラという若いナガがいた。
自分は他の者より優れていて、訓練は必要ないと考えていたのだ。
チュカラはどうした?
チュカラはボーキの考えを無視して、孵化場のワマスのように百合の道へ突っ込んでいった。
戦士は力さえあれば勝てる、知的な技や注意深い作戦はいらない。
彼はそう過信していた。
そして残念なことに、彼は成功した。
それがボーキの恥になったのか?
いや。だがチュカラはボーキに戦いを挑んだのだ。
ボーキは戦士を教えるには弱すぎる、と言い出してな。
彼らは戦い、その混乱は道でうろつく獣たちの興味を引いた。
その結果、チュカラと見習いたちは殺され、ボーキは負傷した。
彼はそれを恥じて辞職したのだ。
そして、メワー・ジェズが後を継いだのか?
彼女は、戦士長から地位を譲られることを望んだ。
チュカラは彼女の兄弟だったのだ。
チュカラが信じていたことを見習いたちに教えることで、彼の思い出を敬いたいと思ったのだろう。
私が介入する前に、その教えのせいで多くの見習いが死んだ。
戦士長がよそ者に百合の道を歩かせると思うか?
ラジカール・シーランは、賢くて慎重だ。
伝統や礼節に手を縛られ、動きを制限されていても、見据えるべき問題はわかっている。
明確で見込みのある選択肢を与えられれば、彼は飛びついてくるだろう。
だからと言って、部族の一員でないことには変わりないが。
ああ、そうだな。
ただ考えを提案しただけでは、戦士を差し向けられて殺される可能性もある。
だが、戦士長はボーキを尊敬している。
チャンスがあると信じるしかない。
ボーキのためか、部族の幸福のために。
ビール・ラヌと会話しましょう。
驚きに目を見張るわ。
部族がよそ者について教えてくれたことを、あなたはことごとく否定している!
戦士長があなたに通過儀礼を受けさせてくれますように。
そして最後まで道を進めますように。
私たち全員のためにね。
ラジカール・シーランと面会
デッドウォーター村にいるラジカール・シーランと面会しましょう。
よそ者が、この聖なる道に近付くつもりか?
シーラン
カディーリス、背骨を下げろ。
ナガ・クルに近寄るとは、珍しいよそ者もいたものだ。
私がよそ者を導く!
我々に百合の道を歩かせてほしい!
冒涜だ!
奴らを皆殺しにしろ!
シーラン
待つのだ!
キシとそのよそ者の意見を聞いてみようではないか。
ラジカール・シーランと会話する前に、周囲にいる者たちと会話しましょう。
キシの話を聞いて、彼の言う通りにするんだ。
ラジカールを怒らせないようにな。
言葉の選び方には気をつけろ、オジェル。
戦士長を怒らせても、我々にいいことはない。
ずいぶんと大胆ね、オジェル。
ラジカール・シーランと会話しましょう。
シーラン
ボーキはナガ・クルが破滅の運命にあるという。
キシは我々の戦闘師範のせいだと言う。
どう思う、よそ者よ?
お前はなぜデッドウォーターの村にやって来た?
キシを師範にして、百合の道を歩きたい。
シーラン
全く、信じがたいな。
ボーキとその卵の息子に関することは何もかも、法を破り伝統を捨てる臭いがする。
我々の若き戦士たちの中で最高の者たちが失敗した。
お前は本当に成功できると思うのか?
成功したら、キシが正しいことの証明にならないか?
シーラン
何らかの証明にはなるだろう。
それには同意する。
よかろう。道を歩むがいい。
キシはお前の師範として同行する。
聖なる百合を持って戻れば、キシの請願を聞こう。
もしお前が失敗して死ねば、ボーキは処刑され我々の伝統が残る。
聖なる百合を取って戻ろう。
ラジカール・シーランから、百合の道を歩く許可を得ました。
シーラン
メワー・ジェズ、道を準備しろ。
このよそ者は、我々の見習いと同じ儀式を受ける。
待て、よすんだ、戦士長!
キシに大切な慣習を侮辱させてはならない!
シーラン
指示に従うのだ!
オジェルが一体どれだけやれるか、見てみたい。
ボーキ、上手くいきそうだ。すぐにわかる。
百合の道に向かう前に、周囲にいる者たちと会話しましょう。
百合の道には知力と腕力のどちらも必要だ。
キシの話を聞け。
我々の民に、もっと良い方法があることを示してくれ。
準備はいいか、よそ者の友よ。
我々は師弟として道を歩くことになるだろう!
そして我々は、メワー・ジェズの誤りを証明する!
古い道が私の卵の兄を殺した。
そしてあなたも殺すでしょう、オジェル。
道があなたを食いつくすのが楽しみね。
シーラン
秘密を打ち明けよう。
私が伝統を破って道を歩く許可をお前に与える理由はただ一つ。
ボーキと卵の息子が正しいことを知っているからだ。
私の部族は死にかけている。
キシの話を聞いて、民により良い方法があることを示してくれ。
さあ、行くがいい。
百合の道
百合の道の入口に行くと、キシとメワー・ジェズが待っています。
メワー・ジェズ、部族の命運がかかっているのだ。
弱さとごまかしで?
あなたは我が部族と卵の兄の思い出を侮辱するんだな!
まあ、どうでもいい。
私の見習い達が失敗する試練に、あなたのよそ者が成功できるはずもない。
絶対にな。
メワー・ジェズと会話しましょう。
あなたの師と話しなさい、オジェル。
早く道に足を踏み入れれば、それだけ早く死ぬことになる。
キシと会話しましょう。
メワー・ジェズの見習いたちは、通過儀礼を終えるために力に頼り、失敗した。
私の言葉を聞けば、彼らが躓いたところでも成功するだろう。
私がお前を信じるように、お前も私を信じろ。
何をすればいい?
道の序盤には移動の試練がある。
マークマイア全土で最大かつ最深の流砂を越え、進む方法を見つけなければならない。
蔓の舌を覚えているか?
あの植物が、この試練を越えるための鍵だ。
火の石を全て使った。
ボーキは見習いに同行した。だから私もそうする。
だが、お前の試練に私が介入することはできない。
助言を与えるだけだ。私を道具として使うといい。
指示をくれれば、少し手助けしてやれるだろう。
例えば、蔓の舌を引き寄せるには私の矢が使える。
では、蔓の舌を使って流砂を突破することが最初の目標か?
そうだ。最終的には信号トーテムに点火し、お前が最初の試練を完了したと示すことが目標だ。
この矢を持っていけ。
私の弓を使ってほしいときはいつでも指し示すといい。
準備はいいか?
準備はできた。
始める準備ができたら、いつでも百合の道に入るがいい。
流砂を越えて、信号トーテムを点灯させて、第1の試練を突破しましょう。
私が与えた矢で狙え。後は片付ける。
よそ者の友よ、気をつけろ!
お前を流砂から助け出すことは、道の掟を破ることになる。
信号トーテムを点灯させました。
キシと会話しましょう。
今のところ問題はない。
では、道の次の区間について教えよう。
お前は見事に流砂を抜けた。よくやった!
次の区間には、危険な植物と人食い獣が蔓延っている。
一歩進むごとに、奴らはお前の挑戦を終わらせてやろうと襲い掛かってくるだろう。
次の道へ進む前に、助言はあるか?
私のことは武器庫にある武器だと思え。
渡した矢を使い、お前が正しいと思ったやり方で危険な植物を指し示してほしい。
この区間には、点火できる信号トーテムが2つある。
メワー・ジェズはこのように見習いを助けたのか?
いや。メワー・ジェズは、ボーキのやり方は時代遅れで、見習いを助ける戦闘師範は弱い兵士を生むだけだと考えている。
彼女は遠くから指示を出し、攻撃が成功するかしないかは全て見習い次第だというわけだ。
気をつけろ、友よ。
有毒な植物を越えて、信号トーテムを点灯させて、第2の試練を突破しましょう。
二つ目の試練が終わったようだな。
では安全なところで話そう。
ここがよさそうだな。
では話そう。
信号トーテムを点灯させました。
キシと会話しましょう。
お前はうまくやっている、よそ者の友よ!
成功し、聖なる百合の元へ辿り着ける希望が見えてきた!
だが過剰な自信は最強の戦士の命さえも奪う。
最後の挑戦が待っているぞ。
警戒を緩めるな。
最後の試練では何が起こる?
デロー・ザーが聖なる百合を守っている。
奴は強大で、倒すのは難しいが、無敵ではない。
ほら。この火の石の袋を受け取れ。
これを使い機転を利かせれば、きっと生き残れるはずだ。
お前ならできる。信じているぞ。
デロー・ザーとは誰、もしくは何だ?
デロー・ザーはアルゴニアンのベヒーモスだ。
聖なる百合を守り、見習い戦士たちの力を試すためにヒストが作り出した。
あの獣が多くの見習いの血を味わってきたことを忘れるな。
残念ながら、そう簡単には倒せない。
デロー・ザーを倒して、最後の試練を突破しましょう。
腕力と同様に頭も使え。
火の石を思い出せ!
蔓の舌を使え!
デロー・ザーを倒しました。
そうして我々は百合の道を歩く!
ボーキのやり方が役に立つことはわかっていた。
私にはわかっていたのだ!
だが注意してくれ。
聖なる百合を取るのだ。
そうすれば我々は通過儀礼を終わらせることができる。
聖なる百合の花を取りましょう。
それを使って、最後の信号トーテムに火をつけよう。
最後の信号トーテムを点灯させました。
さあ、村に戻って聖なる百合を戦士長に渡そう。
よそ者の友よ、本当によくやってくれた!
お前は百合の道を歩いた最初のよそ者だ。
しかも、ボーキが戦闘師範としての地位を引退して以来、初めて成功し生きて戻ることができた見習いだ。
この功績に感謝する、よそ者の友よ。
また村で会おう。
新たな戦闘師範
戦士長ラジカール・シーランの所に戻って、百合の花を渡しましょう。
キシ、よそ者はどこだ?
流砂に飲み込まれたのか?
さあ、よそ者が聖なる百合を持ってやってくるぞ。
メワー・ジェズ、あの百合を見なくなってずいぶん経つんじゃないか。
シーラン
こちらに来い、よそ者よ!
そんなことは不可能だ!
我がよそ者の友が説明してくれるだろう。
私はボーキを家に連れて行く。
理解できない。
よそ者が道を歩くことができたなんて。
しかもボーキの古臭い技を使って。
ペテンよ。ペテンに違いないわ。
ラジカール・シーランと会話しましょう。
シーラン
聖なる百合…それはナガ・クル、デッドウォーターの希望と夢を表す。
最後の者が私の前に現れてから、あまりにも多くの季節が過ぎた。
よそ者を含めてもな。
キシに言われた通り百合の道を歩いて、花を持ち帰った。
シーラン
よそ者は信用しないが、力には敬意を払う。
キシはお前をよく教え、我々の新米たちの多くが失敗したばかりのことに、成功した。
忌々しいが、背骨を立てて敬意を表する。
見習いの訓練に関して、キシの要望を尊重してくれるか?
シーラン
ボーキの辞意を受け入れるべきではなかった。
あの過ちがナガ・クルに大きな代償を強いた。
キシは我々のの戦闘師範になるべきだ。
よそ者を訓練して道を歩ませられるなら、我々の見習いたちがどうなるか考えてみろ!
メワー・ジェズに何が起こる?
シーラン
メワー・ジェズは私に依頼されて見習いを訓練した。
彼女の失敗は私の失敗でもある。
私はキシを助け、彼から学べとメワー・ジェズに伝えよう。
彼らの協力で、我々もより強くなることを願う。
さあ、私が言ったことをキシに伝えてこい。
キシに報せを伝えよう。
シーラン
キシはすぐに、次の季節の見習いの訓練を始めなければならない。
強く若い戦士が百合の道から出て、デッドウォーター族でしかるべき地位を占めてから、長い時間が経っている。
キシとメワー・ジェズの監督の下で、我々は繁栄するだろう!
これでデッドウォーター族は救われるのか?
シーラン
その質問の答えは考えたくない。
これだけ多くの見習いを失ったことで、ナガ・クルは終わるかもしれないとボーキに警告された。
お前はより良い道を見せてくれた。
キシがうまくやってくれて、次の季節の若者たちが生き残れば、今のところは十分だ。
ラジカール、ここで起こったことを考える必要がある。
ボーキの家に行きましょう。
卵の父よ、あなたのやり方はいつも正しかった。
よそ者が聖なる百合を手に入れた。
キシ、お前の言葉を聞いて、背骨が誇りで張り裂けそうだ。
ボーキと会話しましょう。
聖なる百合を取った気分はどうだった、オジェル?
鱗は震え、お前の背骨は畏敬と不思議に震えたか?
私の卵の息子を助けてくれて感謝している。
生き延びて私の正しさを証明してくれたことにも。
キシと会話しましょう。
ボーキほど長く生きるナガはほとんどいない。
戦士の多くは早死にするが、私の卵の父は違った!
彼は機転と力で、あらゆる難題を克服したのだ。
私が百合の道を歩いた時、彼の教えが導いてくれた。
戦士長は部族の新しい戦闘師範になってほしいそうだ。
私の計画がうまくいって光栄だ。感謝しているよ。
これからは若者たちの自信を取り戻さなければ。
そして次の季節の子供たちに、道を歩む準備をさせよう。
デッドウォーターは常に敵と対峙している。
私は彼らに生き延びる手段を与えたい。
戦士長は、メワー・ジェズに師範の支援をさせたいそうだ。
戦士長は賢明だ。
カディーリスが二人いれば、より多くの知恵を与えられる。
メワー・ジェズが協力に同意してくれればの話だが。
そうでなければ、私たちはボーキとチュカラのように衝突するだろう。
様子を見るしかない。
幸運を祈る、キシ。
ありがとう、よそ者の友よ。
オジェルでありながら、立派なナガ・クルの戦士になってくれた。
感謝の印としてこれを受け取ってくれ。
私と部族のため、素晴らしいことをしてくれた。
クエストを完了する。
キシとの話を終えると、メワー・ジェズがボーキの家にやって来ます。
キシ…我々と話をしよう。
謝るつもりはないぞ、メワー・ジェズ。
必要ない。
あなたは私にできないことをやった。
あなたの見習いは生き延び、道を歩いた。
メワー・ジェズ、何の話をしている?
あなたを指示するということだ。
教えてほしい…私は学びたい。
ならば力を合わせ、デッドウォーターを今まで以上に強くしよう。
立ち去る前に別れの挨拶をしましょう。
お前には借りができたな、よそ者の友よ。
デッドウォーター族はいつでもお前の力になろう。
少なくとも、私がカディーリスとして仕えている限りは。
自分の名がもう汚されなくなるとは考えていなかった。
キシが我々の若者と部族が生き延びられるよう教えてくれる。
よそ者…彼らは今も私の鱗をぞっとさせる。
でもあなたは百合の道を歩いた。
強さと名誉の両方を示した。
私も同じことをして、できる限りキシを助けるわ。
後日談
指導風景
デッドウォーター村の訓練場で、キシとメワー・ジェズによる指導風景が見れます。
見習いは、泥ナメクジが水を浴びるように新しい訓練を受けている!
機転の利かせ方や武器の使いこなしは見事なものだ。
道のりは長いが、デッドウォーターの将来には希望がもてる!
私は新しく理解している。
キシの導きで、我々の戦士は力と憤怒だけではなく、あらゆる技術を使う訓練を受ける。
私はキシから多くを学んでいる。
我々全員が。
デッドウォーター村の住民たちは、新しい指導者に興味を示しています。
私の心は高鳴っている、オジェル。
お前の功績に、そしてお前がデッドウォーター族のためにしてくれたことに。
お前の道に尊敬の背骨を立てよう。
たとえ奇妙で相容れない道であっても。
早くキシの弟子たちが百合の道を進む姿を見たい。
彼らが訓練をこなす様子を見ただけで、とても進歩しているのが分かった。
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