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書籍

ウェアウルフへの対処

ヴェヌスティニウス・パーキティヌス著

あなたがカムローンの駐屯地に留まっているにせよ、スカイリムでノルドの愛想のなさに耐えているにせよ、帝国の者ならばライカンスロープという恐るべき病気の兆候について知っていなければならない。セイニーズ・ルピナスに感染した怪物の攻撃が増加している今、以下のことを学び適切に対処することはあなたの義務である。

大樽の中や市場の露店に大量のカニスの根があふれかえっていないだろうか? 地元住民がこの根を近所の木や垣根になすりつけているところを目撃したか? 奇妙な動物の足跡を追ったが、跡が途中で消えてしまったという経験はあるか? 村の聖堂が抱えている物乞いが生々しい悪夢を見ていたり、顔や体に深い爪の傷を受けていたりするか? 狼の遠吠えが聞こえるのに、1匹も見つからないということがあるか? もしそうであれば、ウェアウルフ(あるいはもっとたちの悪いウェアベア)が君の管轄区域で活動しているかもしれない。

ウェアウルフは頑健な混血種で、強力な顎と両手足に爪を持つ。身長はオークよりも手幅3つ分高く、激しい血の渇きを見せる。遭遇した場合、あなたが自分の武器と鎧に絶対の自信を持っているのでない限り、何をおいてもまず逃走を試みることである。可能な場合は、狼の行く手に現地住民を突き出せば、それで飢えを満たしている間にあなたは物陰に隠れ、馬に乗れるだろう。

ウェアウルフと戦わなければならない場合は、何でもよいので銀の武器を装備しよう。これは非常に有効であることが証明されている。しかし、深い切り傷と感染してしまう可能性を覚悟しなければならない。感染が起こった場合は、アーケイの最期の儀式と即刻の処刑を準備するため、上司に報告しよう。

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