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書籍

信者への呼びかけ

プルデンティア・ブレスス著

タムリエルは、軍隊に顔を踏みにじられ痛みに悶えている。キナレスの神聖な風は矢によって切り裂かれ、神々は命令を太鼓にかき消されて俯く。ああ神よ、我らを取り囲む異教徒たちは冒涜と嘘を振りまき、レマンの遺産を踏みにじり、神々に唾を吐こうとしている。それら全てを永遠に沈めるか、もしくは嘘で包み隠そうとしている。

このような血迷った冒涜者たちに勝ち目はないことを、真の神々の使いである我らは知っている。我らが忠誠を示せば、永遠なる無敵のアカトシュは我らを見放さない。多くの者が殺されていく中で立ち上がることができれば。偽善者たちとその卑劣なる主に立ち向かうことができれば。兄弟たちよ、今こそ我らを取り囲む異教徒どもとデイドラの奴隷たちを黙らせる時だ。我らはアカトシュの叫びによって呼び起こされ、黄金の丘が怒りで震えている今、じっとしているわけにはいかないのだ。

我らが羽織っているのは素朴なローブだけだが、ステンダールに守られている。彼は光で、ゆるぎないエドラの栄光で我らを包んでくれる。冒涜者の刃を退け、我らの永久の勝利を宣言してくれる。我らの武器は言葉だけだが、ジュリアノスが鋭く研ぎ澄ましてくれる。彼は我らの精神力を武器に変え、聖なる言葉で満たしてくれる。臆病な気持ちもあるかもしれないが、それでもアカトシュの声が前に進むように言っている。我らが英雄となり、彼の指揮で帝国を取り戻すのだ。

愛する帝国を再生するためには、怯みも動揺も許されない。我らの家を破壊する軍に怖気づいてはいけない。今こそ、彼の偉大な血で作られた我らが取引を尊重する時だ。我らは見放されたわけではない。打ち寄せてくる悪の波に立ち向かい、ゆるぎない忠誠を示す機会を与えられたのだ。戦いの装備をせよ。神々が我らの盾であり、光り輝く鎧であり、美しき剣である。彼らが我らを引っ張り、敵を追い出し、タムリエルに秩序と平和を取り戻してくれる。

あなたにも聞こえるだろう。魂の中で鳴り響く呼び声が。ためらうな。自信をもって、神々の指令に従うのだ

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