<震える手で急いで走り書きされた紙片が書類の山の一番上にある> ブロンドルド 衛兵があなたについて聞きに来た。彼らは片っ端から剣の鞘を鳴らして、あらゆる人を脅していた。私は怖い。あなたの馬は森に隠した。街の外の馬屋の横にある納屋で待ってる。あと1日だけ。 <注釈付きの公文書らしき書類> 関税申告書 出国港: センチネル 入国港: ソリチュード 陸揚げ貨物: -オアシスの水 3樽 -スカヴィンの家庭用品 4箱 -ソースタッドの陶器 5箱 -センチネルの水筒 1箱 ――ある船員が波止場にある木枠箱のいくつかに、こっそり印をつけているのを見た。何か隠されているのか? 中を見ることはできなかった。 <書類の間に挟み込まれた、固く小さく折りたたまれたメモ> 驚くものを残した。指示に従ってほしい。 寂しい港の南にある、石が立つ場所 避難所の影の中 生きている木が見張る場所
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