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書籍

骨の園調査記録5

発掘チームの1つが巨大な頭蓋骨を掘りあてた。地上にあるものと違い、実際にマジカで光る。掘りあてた深さと場所から、これこそが紡ぎ手の言うガーディアンであると確信した。

目覚めさせようとしているが、結界が邪魔していて難しい。見習いの何人かは急ぎ、木に大きな損傷を与えようとしている。

私の考えが正しければ、これで幾つか呪文が貫通できる程度に結界を弱められるだろう。この頭蓋骨が、この前ほど苛つかせないといいが。

コルマウントからの巡礼者が今日我々を発見した。我々は魔術師ギルドの遠征隊を装って、彼らの儀式を滞りなく行わせた。スケルトンの利用についていくつか質問された。巡礼者の一人はギルドの死霊術禁止について聞いたことがあったが、疑問は簡単に晴れた。

死霊術とボズマーについて論文を書かねばならない。彼らは歩き回って単調な仕事をする死んだ親戚を見ても、他の種族ほど動揺しない。実際、彼らはやる気のない祖先が建設的なことをしているのを見て、かなり喜んでいた。

肉の欠如が主因かもしれないが、むしろボズマーのユーモアセンスの問題ではないかと思う。

—エスルイン

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